Galaxy S21 5G レビュー:実機で分かった良いところ・いまいちなところ

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コンパクトで軽量なハイエンドスマホ「Galaxy S21」をレビュー!

この記事ではシリーズ中、末っ子で最も小さな「Galaxy S21 5G(香港版 SM-G9910)」をレビューしたい。

Galaxy S21 5Gはとてもコンパクトで扱いやすく愛着も沸く端末となっている!

Galaxy S21 5Gをさがそう!
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Galaxy S21 5G のスペックや対応バンドをチェック!

基本スペック(旧モデルと比較)

スペック表には旧モデルの「Galaxy S20」を比較として用いている。

どの部分がパワーアップしているのか参考になれば幸いだ。

S20S21
OS(初期状態)One UI 2.0
(Android 10)
One UI 3.1
(Android 11)
SoCExynos 990
Snapdragon865
Exynos 2100
Snapdragon 888
RAM8GB8GB
ストレージ容量128GB128GB
256GB
重さ163g169g
高さ151.7 mm151.7 mm
69.1 mm 71.2 mm
厚み7.9 mm 7.9 mm
画面6.2インチ
AMOLED
エッジディスプレイ
6.2インチ
AMOLED
フラットディスプレイ
リフレッシュレート120Hz120Hz
解像度1,440 x 3,2001,080×2,400
画面密度525ppi394ppi
バッテリー容量4,000mAh4,000mAh
充電能力有線 25W
無線 15W
有線 25W
無線 15W
リバース充電
Wi-Fi802.11a, b, g, n, r, ac, ax802.11a, b, g, n, r, ac, ax
Bluetooth5.05.0
防水
SIMnanoSIM × 2
SIM 2排他利用
nanoSIM × 2
eSIM○(一部モデルのみ)○(一部モデルのみ)
FeliCa○(国内モデル)
SDカードスロット
フルセグ/ワンセグ×/××/×
イヤホンジャック
セキュリティ画面内指紋認証
画面内顔認証
画面内指紋認証
画面内顔認証
カラーコズミックグレー
クラウドブルー
クラウドピンク
クラウドホワイト
オーラレッド
ファントムグレー
ファントムホワイト
ファントムバイオレット
ファントムピンク

カメラスペック

カメラの仕様においてはS21 Ultraと違い従来機と変更はないが、UIは進化して使い勝手のいいものになっている。

S20S21
超広角有効画素数:12MP
F値:2.2
センサーサイズ:1/2.55″
焦点距離:13mm
有効画素数:12MP
F値:2.2
センサーサイズ:1/2.55″
焦点距離:13mm
広角有効画素数:12MP
F値:1.8
センサーサイズ:1/1.76″
焦点距離:26mm
手ぶれ補正:光学式
有効画素数:12MP
F値:1.8
センサーサイズ:1/1.76″
焦点距離:26mm
手ぶれ補正:光学式
望遠有効画素数:64MP
F値:2.0
センサーサイズ:1/1.72″
焦点距離:29mm
手ぶれ補正:光学式
有効画素数:64MP
F値:2.0
センサーサイズ:1/1.72″
焦点距離:29mm
手ぶれ補正:光学式
ズームハイブリッド光学3倍
デジタル30倍
プロモード10倍(広角のみ使用可)
動画時12倍
ハイブリッド光学3倍
デジタル30倍
プロモード2倍(超広角)、10倍(広角)
動画時12倍
フロントカメラ有効画素数:10MP
F値:2.2
センサーサイズ:1/3.24″
焦点距離:26mm
有効画素数:10MP
F値:2.2
センサーサイズ:1/3.24″
焦点距離:26mm
動画撮影(背面カメラ)8K 24fps
4K 30/60fps
1080p 30/60fps
720p 30fps
8K 24fps
4K 30/60fps
1080p Auto/30/60fps
720p 30fps
動画撮影(プロ動画)8K 24fps
4K 24/30/60fps
1080p 24/30/60/120fps
720p 30fps
8K 24fps
4K 24/30/60fps
1080p 24/30/60/120fps
720p 30fps
動画撮影(フロントカメラ)4K 30/60fps
1080p 30/60fps
720p 30fps
4K 30/60fps
1080p Auto/30/60fps
720p 30fps

4G / 5G 対応バンド

ここでは今回のレビュー機である香港版「SM-G9910」とグローバルモデルの「SM-G991B」の対応バンドを掲載している。

その他モデルの対応バンドは下記をご参照願いたい。

Galaxy S21, S21+ (Plus), S21 Ultra モデル(国)別対応バンド表

4G LTEの対応バンド

対応バンドについて

対応バンドは情報元を参考に日本で必要なものをまとめている。入念にチェックしているが、漏れや誤記、情報元の誤記や更新もあるので、取り扱いには注意いただきたい。

表記
  • D(docomo)
  • A(au)
  • S(SoftBank)
  • R(Rakuten)
SM-G991BSM-G9910
BAND 1
(2100)
(D・A・S)
BAND 3
(1800)
(D・S・R)
BAND 8
(900)
(S)
BAND 18
(800)
(A・R)
BAND 19
(800)
(D)
BAND 21
(1500)
(D)
BAND 26
(A)
BAND 28
(700)
(D・A・S)
BAND 41
(2500)
(A・S)
BAND 42
(3500)
(D・A・S)

国内キャリア別LTEバンド重要度

バンド重要度
  • ◎ : 重要
  • ○ : できれば欲しい
  • △ : あればいいがなくてもOK
docomoauSoftBankRakuten
Band 1
(2.0GHz)
Band 3
(1800MHz)
Band 8
(900MHz)
Band 18/26
(800MHz)
Band 19
(800MHz)
Band 21
(1.5GHz)
Band 28
(700MHz)
Band 41
(2.5GHz)
Band 42
(3.5GHz)

5Gの対応バンド

SM-G991BSM-G9910
n77
(D・A・S・R)
n78
(D・A)
n79
(D)
n257
(D・A・S・R)

対応バンド(SM-G9910 全て)

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Galaxy S21 5G の処理性能やバッテリー駆動時間をレビュー

AnTuTuベンチマークを実行!

購入したGalaxy S21のモデルは香港版となる「SM-G9910」で、搭載されているSoCは「Snapdragon 888」となる。総合性能、CPU性能、ストレージ性能、バッテリー性能の順に紹介する。

AnTuTuベンチマークで総合性能をチェック!

まずはスマホのベンチマークといえばこのアプリと言える「AnTuTuベンチマーク」で総合性能をチェック。比較には「Snapdragon 865」を搭載したGalaxy S20 FEのスコアを用いた。

▼Galaxy S21 Snapdragon 888搭載モデルのベンチマークスコアは約70万点。

Galaxy S21は70万点というハイスコアとなり、Snapdragon 865から大きく処理能力が向上していることがわかる。

GeekbenchでCPU性能をチェック!

次はこちらも定番のベンチマークアプリである「Geekbench」にてCPUの性能をチェックした。Geekbenchでもシングルコア、マルチコア共に、スコアは大きくあがっている。

Androbenchでストレージ速度をチェック!

「Androbench」では、データの読み書き速度を計測。Galaxy S20 FEのストレージもかなり高速だが、それを上回る高性能となっている。

スマホは一体どこまで高性能になっていくのだろうか。

Galaxy S21にはSDカードは搭載されていないが高速なストレージで容量も大きいため、個人的にはSDカードの必要性は薄いと感じる。

ただしゲームアプリをたくさんインストールしたり動画をたくさん取る人には物足りないかもしれない。

不要なアプリはこまめにアンインストールしたり、必要ない写真や動画にファイルの削除などで容量を確保しよう。

Google PixelでGoogleフォト 無料&無制限バックアップ!他社スマホとの同期方法などを紹介♪

PCMARK Work 2.0 battery lifeでバッテリー駆動時間をチェック!

バッテリー駆動時間の計測には「PCMARK」を用い、100%から20%になるまでの時間を測定。

画面輝度は50%で明るさ自動調節はオフ。

バッテリー容量が800mAh多いGalaxy S21+ものも比較用に掲載している。

比較した結果としてはS21+が800mAh容量が大きいだけあって小一時間ほど駆動時間が長かった。

Galaxy S21の実際のバッテリー使用感としては、SNSやブラウジング程度であれば1日通して問題なく快適に使えると言う感じなのだが使い方で全く印象が異なる。

ゲームをしたり長時間カメラを使ったり、ディスプレイ輝度が上がる屋外で使ったりといった使い方をすると、やはり極端にバッテリー駆動時間は短くなった。

また、使い始めの1週間〜1ヶ月程度はインストールしたアプリを省電力化させたりといった調整が入るため、しばらくはバッテリー駆動時間が短いと感じた。

だが一定期間を過ぎるとシステムが安定し体感でも良くなったと感じる。

減ってからの充電は「最大25W」での充電に対応しているため早いのがありがたい。

ただ「PPS対応」の充電器じゃないとフルパワーで充電できないのと、ケーブルも「3A(アンペア)」以上の電流に対応している必要があり、PPSや3Aの対応外製品では充電スピードがやや遅くなる。

ケーブルについては付属のUSBケーブルが3A対応しているので問題なかったが、別途購入の際は対応電流に気をつけたい。

ワイヤレス充電についても対応していて置くだけで充電できて便利なのだが、USB充電に比べると出力も低いためやはり遅いと感じることや、高温が気になるところ。

もちろん何度もメーカーがテストしていると思うので「ワイヤレス充電の高温でバッテリー寿命が短くなる」なんてことは気にしなくていいとは思うが。

Galaxy S21 5G のバッテリー容量と駆動時間

仕様
  • SoC:Snapdragon 888
  • バッテリー容量:4000mAh

▼バッテリー容量が4000mAhとなるため、S21 UltraやS21+よりやや短めの駆動時間となる。

ディスプレイのリフレッシュレートを「動きの滑らかさ」から「標準」にすると、60Hzになりバッテリー駆動時間は大きく伸びる。しかし「最適化」に設定して120Hzになった時の滑らかな動きの快適性も捨てがたい。

Galaxy S21+ 5G のバッテリー容量と駆動時間

▼バッテリー容量が大きいS21+では、120Hzと60Hzの両方で駆動時間が長い。

仕様
  • SoC:Snapdragon 888
  • バッテリー容量:4800mAh

ベンチマークでは120Hzと60Hzで大きな差があるが、S21シリーズのディスプレイでは常時120Hzではなく、10Hzから120Hzの可変リフレッシュレートを採用して負荷を減らすようになっている。

そのため、ベンチマークと実際の使用では駆動時間が異なってくるので使ってみて許容できそうなら120Hz、バッテリーの駆動時間を伸ばす方が快適だと感じるなら60Hzに設定しよう。

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Galaxy S21 5G の外観をレビュー!

同梱品チェック

▼S21 Ultra、S21+、そしてS21もケースと充電器の付属なし

同梱品
  • SIMピン
  • Type-Cケーブル
  • クイックマニュアル

Galaxy S21シリーズの購入を検討している人は、充電器とケースを前もって用意しておくのが吉。

▼私のお気に入りは「memumi」の薄型ケース。保護能力は高くないが、本来の大きさや薄さを損なわず価格も手頃。

充電器は「PPS対応」かしっかりチェックして購入してほしい。

デザイン・外観・ボタンと役割をチェック!

ディスプレイ

▼ディスプレイはS21、S21+がフラットディスプレイとなったのが大きな変更点。

120Hz対応有機ELディスプレイ

▼ディスプレイサイズはS20と同じ6.2インチ。

発色がよく鮮やかな表示

S20と違い解像度はFHD+までの対応とはなってしまうが、フラットディスプレイでYouTubeなどの動画を再生してみると、全体をひずみなくスッキリした表示で楽しむことができた。

フロントカメラ

▼10MPのフロントカメラは画面内に埋め込まれるが、小型で使用時には気にならない。

小型で目立たないフロントカメラ

フロントカメラの上部には極細のスリットがあり、この奥に内蔵されるスピーカーは通話と音楽・動画などに使用する。

念の為、YouTubeにあるスピーカー確認用テスト動画で左右スピーカーの動作確認をおこなったところ、左・右のステレオ2chであることが確認できた。

スピーカーの音質については「悪くはないんだけど…」と言う感じで、音の設定にある「イコライザー」での調整をしないと好みの音にならなかった。

背面パネル

▼上位2機種と違いGalaxy S21 5Gの背面パネルは樹脂だが質感は良好だ。

カラーは「ファントムグレー」を購入

Galaxy S21 Ultraは「ファントム・ブラック」、S21+は「ファントム・シルバー」、S21は「ファントム・グレー」を選択。

既にレビュー済みの2機種はとても上質なカラーと質感だったが、本機の「樹脂パネルが気になるかな…」と思っていた。

しかし、S21の背面パネルは樹脂製でありながらチープさを感じることはなく、質感には満足することができた。

▼デスクに置いてみてもGood!

▼サイズ感も抜群に良い感じでSNSにカメラなど、さっと出してすぐ使える取り回しがかなり良好!

やっぱりこのサイズが最高!

▼なんとなくカッコ良さそうということでこのカラーを選んでみたが、かなりGood!

背面メインカメラ

▼背面カメラ形状はS20と大きく異なっている。

カメラは上から13mm相当(超広角)、26mm相当(広角)、29mm相当(望遠)の仕様。

29mm相当の望遠カメラは64MPの高画素を使い、ロスレス3倍望遠や64MPモードでの撮影、8K24fpsの動画撮影に用いられる。

カメラの仕様はS21+も同じだ。

上部・下部

▼本体上位部にはマイクが2つ。

▼下部は左からスピーカー、USB Type-Cポート、マイク、SIMトレー。

右側面・左側面

▼右側はボリュームと電源ボタン(サイドキー)。

電源ボタンにはデフォルト状態では2回連続で押すとカメラアプリの起動、長押しにはBixby Voiceというアシスタントアプリが割り当てられる。

海外版のGalaxyでは、Bixby Voiceを使うことはできないので設定の「サイドキー」から電源OFFメニューに変更してしまった方がいいだろう。

▼左側面にボタン類はなく、フラット。

ちなみにS10やNote10はこちら側にボリュームボタンやBixbyボタンがあった。

SIMトレー

▼海外版のデュアルSIM対応モデルは、SIMトレーの表と裏にSIMをセットできる。

S20ではSIM2(SIM2は海外版のみ)かmicroSDカードを挿入するか選ぶことができたが、残念ながらmicroSDカードは利用できなくなっている。

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Galaxy S21 5G のカメラをレビュー

カメラモードのモードをチェック!

機能説明
AR手書きカメラに映った空間に手書きできる。顔を認識し追従することも可能
シングルテイク3~10秒の動画を撮影し、貴重な瞬間をAIが切り出してくれる
プロ露出やシャッタースピード、ピントなどを自分で調節して撮影できる
パノラマ画像を合成して広い範囲を撮影できる
食事食事に適した色合いに調整したり、周囲をぼかしてクローズアップできるモード
ナイト夜景を綺麗に撮影できるモード
ポートレート被写体の背景をぼかし、クローズアップさせる
ポートレート動画被写体の背景をぼかし、クローズアップさせた動画を撮影
プロ動画露出やシャッタースピード、ピントやマイク選択、音量調節などができる動画モード
スーパースローモーションスーパースローで動体の瞬間を捉える
スローモーションスローモーションによる動画撮影
ハイパーラプス長い時間の流れを凝縮した動画を撮影できるモード
ディレクターズビューフロント・リア同時に録画できる機能。フロント、超広角、広角、望遠カメラが利用可能

新機能として「ディレクターズビュー」が追加。

この機能はフロントカメラで自分を撮影しながら、リアカメラでも動画撮影ができる機能で、動画配信者向けの機能になっている。

超広角・広角・望遠の画角を順にチェック!

Galaxy 21は3つのカメラ全てで鮮やかな仕上がりの写真を見せてくれた。S21+と比較すると、なぜかデジタルズームの仕上がりが異なっていた。

ひょっとするとアップデートで仕様変更があったのかもしれないがどちらが新しいソフトウェアだったのか分からず。おそらくS21+を先にアップデートしたように思うのだが。。

Galaxy S21 5G

Galaxy S21+ 5G

超広角は35mm換算で13mmと、とても広い画角。メインは26mmの広角でスマホの標準的な画角となる。

望遠は29mmの64MPカメラを使って、3倍相当までロスレスで撮影できるとしたもの。写真撮影の解像度を64MPに変更することで、29mm相当のカメラとして利用可能という仕様だ。

Galaxy S21 5G で撮影した写真をチェック!

13mm(超広角)で撮影

▼公園にあった東屋の天井を見上げて撮影。太陽光によるゴーストが発生してワンポイントになった。

26mm(広角)で撮影

▼菜の花をローアングルから撮影し、被写体の菜の花を際立たせてみた。バックには電線のアクセント。Galaxyは影になる部分もしっかりと描写してくれる。

▼屋根の鋭い先端に注目して広角で撮影。こちらも強い光が当たったが、屋根の裏をしっかりと撮影できた。

29mm(望遠3x)で撮影

Galaxy 21と21+の望遠カメラは29mmの64MPカメラを使ったロスレス3x。構図は思ったようにできるが、使ってみるとやっぱり粗い。

モノクロやソフトフィルターを使って目立たないようにするか、64MPモードの専用カメラとして使い、望遠は使わない方が良いかもしれない。

▼鉄塔の細部や碍子などの部品に注目するため、望遠で寄ってみた。ロスレスだが、ちょっと粗さがある。

▼うるさい背景を切り取るため望遠でクローズアップ。構図は気に入っているのだが、やはり望遠にすると解像感が欠ける。

29mm(64MP)で撮影

29mmを3x望遠として使うと粗さが目立ったが、64MPモードで使うと1/1.72センサーと29mmという若干狭い画角で26mmの標準カメラより被写体をクローズアップできる。

最短撮影距離も0.15mほどで、寄りの撮影にも良い感じの印象を受けた。Galaxy S21とS21+では64MPモードを積極的に使っていきたい。

▼蒲公英を俯瞰撮影。細部まで描写され、背景も綺麗にボケた。

ポートレートモードで撮影

ポートレートモードでは簡単にパッとみて雰囲気の良い写真が撮影可能だった。しかし、本物のボケとは違い、処理によるボケなので失敗する箇所もある。

だが、一眼がなくても一気に雰囲気が上昇する楽しい写真を撮影できる機能だ。

▼よくみると髪の毛の先端は処理に失敗しているが、簡単な構図なら一眼のように雰囲気のある写真を作ることはできる。

▼何度か処理に失敗したが、何度かトライするとそれなりに良い感じに仕上がったものができた。

夜景撮影

工場夜景では当初「ナイトモード」を使用したが思うような成果が得られず。プロモードでシャッタースピードを調節したり、64MPモードを使うと好みの写真が撮影できた。

▼プロモードでシャッタースピードを調整。ISO感度は高いままだと明るすぎる写真が出来上がったので、低めに設定。

▼ナイトモードでは感度が高すぎるのかノイズがかなりのった写真になったので、64MPでそのまま撮影。

▼こちらも64MPモードで撮影。AIの働きも良好のようだった。

▼かなり暗い場所だったのがここもプロモードで調節。Galaxyならオートはもちろん、マニュアルでも楽しめる。

私の腕前がまだまだなので、魅力を存分にお伝えできないのが残念だが、少しでもGalaxyの良さが伝われば幸いだ。

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Galaxy S21 5G で通信をテスト!

楽天モバイルのSIMをテスト!

楽天モバイルのSIMカードは挿入するだけでAPNが設定され、すぐに使用することができた。

ネットワークは自社回線、パートナー回線共に問題なく使用可能で、5Gはバンドが合わないので非対応となる。

もちろん、通信のほか、通話もおこなうことができた。

ドコモ 5G SIMをテスト!

ドコモSIMでは4Gネットワークや通話はもちろん問題なく5G接続も確認できた。

ドコモではバンド「n78」と「n79」が広く5Gに使われているのだが、特に「n79」対応が非常に大きなポイント。

私の住む南大阪エリアでもn79が対応であれば5Gに接続できるエリアが拡大しており、対応していれば高速通信を使える機会がそこそこあるのでn79対応の重要性は高めだ。

n78だけ対応の機種なども出回っているのだがn78だけだと5Gに接続できる範囲はかなり狭いので、ドコモで5Gを満喫したいならn79対応は必須となる。

▼実際にエリア内に足を運び、サービスモード(*#0011#ダイヤル)でSM-G9910が「n79」に接続できることを確認!

NR BAND n79にて接続!

▼通信速度を計測してみると、700Mbpsという高速な通信をおこなえた。

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Galaxy S21 5G のレビューまとめ。

Galaxy S21 5G のいいところ!

ここがGood!
  • サイズ感抜群!
  • 処理能力が向上!
  • フラットディスプレイ!
  • 思ったよりチープじゃない!

サイズ感抜群!

Galaxy S21の最大の魅力は高機能でありながら小型であること。

握り込みやすく片手で扱いやすいボディはSNSやカメラをガシガシ使うのに最適なサイズ。

文字入力しやすくポケットへの出し入れが容易で手の小さい人にも向いているし、ズボンのポケットにスマホを入れる人にもGood!

小型のスマホではAppleの「iPhone 12 mini」もあり、133gとスペック上では36g Galaxy S21より軽量。

しかし、Galaxy S21はバッテリーが約1800mAh大きく、望遠カメラを備え、120Hzディスプレイを搭載しているというアドバンテージがある。

ほかにもカスタマイズ性の高い「OneUI」が使える(GoodLockが使えることも大きい)ことや、AndroidなのでAPKで好きなアプリを入れられるなどのメリットもある。

処理能力が向上!

ほとんどの動作では現時点だと私は「Snapdragon 765G」や「Snapdragon 855」程度の処理能力があれば、遅いと感じない。

しかしGalaxy S21シリーズに搭載される「Snapdragon 888」や「Exynos 2100」はこれらを遥かに上回る処理能力を持っている。

Snapdragon 855のS10シリーズではAnTuTuベンチマークスコアがおよそ45万点、865のS20シリーズがが57万点、そして、S21シリーズの888では70万点。スマホの進化は止まらない。

フラットディスプレイ!

これまでの「エッジディスプレイ」も悪くはなく、S20シリーズではカーブが小さくなったので扱いやすくなっていた。しかし、わずかながら写真のプレビューや動画視聴で、端が僅かに変形してスッキリしなかったり、フィルム貼り付けの難度が高かったりと困ることもいくつかあった。

「Galaxy Harajuku」などにいつでも行けるようならフィルム貼り付けサービスを受けることができるが、多くの人は自分でどうにかしないといけない。

エッジディスプレイへのフィルム貼り付けは何度もやったが、端が浮いてきたり、UV硬化型はイヤースピーカーにレジン液が流れ込んだり…。しかし、もうそのような悩みとは無縁となりそうだ。

思ったよりチープじゃない!

Galaxy S21のバックパネルはS21 UltraやS21+とは違い、安価なプラスチック製で、安っぽさを感じるとの声もチラホラあり心配になっていた。だが、実際に触れてみて、S21 UltraやS21+と比べてみても大きく劣るような感じはなかった。

「樹脂パネルで安っぽい」という先入観や選択するカラーによっては安っぽく感じるのかもしれない。私は「ファントムグレー」のGalaxy S21から「チープだな」という印象は受けなかった。

Galaxy S21 5G のココがイマイチ…

ここがBad…
  • microSD非対応
  • 解像度がFHD+まで
  • 充電器とケースなし
  • カメラのアップグレードなし
  • バッテリーの容量アップなし

microSD非対応

S21 UltraとS21+のレビューでも述べたが、microSDには非対応なものの、高速大容量なストレージを搭載しているのでほとんどの人に影響はないと思われる。

解像度がFHD+まで

S20ではWQHD+を選択可能であったが、本機はFHD+までの対応となる。しかし、S20でもFHD+ & 120Hzで使っていたので、残念でありながらも個人的には何も問題ないかな…と感じる。

充電器とケースなし

充電器はこれまでも付属のものは未使用のまま保管しているだけだったので特に問題はなかった。しかし、ケースだけは付属して欲しかった。

次からはケースがないことを前提で購入しようと思う。

カメラのアップグレードなし

S21とS21+はカメラのアップグレードがなくS20と同等のスペック。

カメラのアップグレードは毎年楽しみにしているので、ちょっと残念な部分だ。

しかし、本機ではデザインの大幅改良とフラットディスプレイ、高性能SoCを楽しむことができた。

バッテリーの容量アップなし

S21+は300mAh容量アップとなったが、S21は4000mAhのまま据え置きとなった。

S21の小型ボディにはスペースに余裕がないのだろう。

バッテリーのために大型化するのは違うし…今のままがベストな選択か。

おわりに:Galaxy S21 5G は「サクサク使えるGalaxy!」

S21 Ultra、S21+、S21と順に使ってみて、どれも個性がありとてもいい端末だった。

その中で「Galaxy S21」は、小型軽量で飛び抜けて扱いやすいと感じる。

ポケットに出し入れもしやすく、服の形を崩しにくいところや片手でのスクロール、文字入力などの快適性も小型ならでは。

Galaxyなら「One Hand Operation +」があるので大画面でも扱いやすいが、小型ならもちろんもっと扱いやすくなる。

小型である分、画面サイズは小さくなってしまうのでゲームの迫力は落ちるが、高性能SoCでGalaxy S21でも3Dゲームをサクサク楽しめる。

ゲームプレイもサクサク、小型で文字入力もサクサク、取り回しの良さでカメラでの撮影もサクサク!

Galaxy S21は何をやってもサクサク使えるスマートフォンだ。

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2 COMMENTS

ともうさぎ

S21シリーズ、Note20Ultra、S20シリーズのフォトエディターに新機能「AI消しゴム」がアップデートで追加されてますよ。

ギャラリー⇒フォトエディター(えんぴつマーク)⇒右上の「…マーク」に「ラボ」が追加され、そこから「オブジェクト消去」っていう機能が追加されてますのでONにしてエディターに戻る。

あとは実際に試してみてください。

アガりますよ。

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