ビジネスシーンでも役に立つテザリング。
外出先でパソコンなどの機器をインターネット接続させるために便利な機能でGalaxyを使いこなすのであれば使い方を知っておきたい。
この記事では、Galaxyのテザリング使用方法と詳細な設定を解説する。
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テザリングとは?

テザリングとは、スマートフォンのネットワークを使ってインターネット接続をおこなうこと。
Wi-Fi・Bluetoothを使った無線接続によるテザリングとUSBケーブルを使った有線接続によるテザリングがある。
GalaxyでのWi-Fiテザリング使用方法
例として設定した端末はGalaxy Note10となる。
テザリングでの接続台数は10台までとなっている。
テザリングメニューを表示する
「設定」→「接続」をタップ

「テザリング」をタップ

「Wi-Fiテザリング」のスイッチを有効にする

赤枠エリアをタップし、設定を表示させる

SSID(接続先名称)とパスワードを確認
ここでは例として以下のようにSSIDとパスワードを設定。
- SSID : galaxynote10
- パスワード : 12345678
この通り設定するとセキュリティのリスクが発生するので使用時はもう少し複雑なパスワードを設定してほしい。

Windowsパソコンから接続する
▼画面右下のタスクバーに表示されている地球儀のようなアイコンをクリックし、SSID「galaxynote10」をクリック。

▼再びこのSSIDをWindowsパソコンが確認した時に自動的に接続するようにするなら「自動的に接続」にチェックを入れて「接続」をクリック。

▼パスワードを入力して「次へ」をクリック。ここでは「12345678」

▼ほかのPCも「galaxynote10」に接続して、ファイルを共有したりするなら「はい」しないなら「いいえ」をクリック。後からでも変更できる。

以上でGalaxyのテザリングにてインターネット接続が可能になる。
iPhone / iPad / AndroidとQRコードで接続
一部を除くGalaxyではQRコードの表示が可能で、簡単にテザリングに接続させられる。
iPhone/iPadは標準のカメラアプリ、Androidスマホは標準のカメラアプリかQRコードリーダーでGalaxyのQRコードを読み取り、テザリングに接続できる。
GalaxyのQRコードを表示させる
Wi-Fiテザリングの設定でQRコードのアイコンをタップすると接続用QRコードが表示される。

カメラアプリで読み取る
カメラアプリで読み取ると接続するか尋ねられる。iPhoneやiPadでは以下の画像のように通知が現れ、タップすると接続できる。

AndroidでもQRコードの読み取り機能が備わっている機種はiPhoneと同じように接続できるが、できない機種はQRコードリーダーアプリが必要だ。

上記のアプリでGalaxyのQRコードを読み取ると「Wi-Fiネットワークに接続」と表示される。タップすれば設定完了となる。
QRコードを読み取れない場合は以下の方法で接続する。
iPhone / iPadから接続
設定アプリから「Wi-Fi」をタップ

SSIDを選択

パスワードを入力

以上でGalaxyのテザリングに接続できる。
Androidスマホからの接続
設定から「接続」や「Wi-Fi」を探す

SSIDをタップ

パスワードを入力し接続をタップ

接続の切断方法と簡単にテザリングをオンにする方法
先ほどの「Wi-Fiテザリングの設定を表示」からスイッチを無効にすることで切断できるが、面倒なので「通知パネル」からアクセスすると簡単。

通知パネル内にある「Wi-Fiテザリング」をタップしてグレーになればWi-Fiテザリングはオフになる。
反対に、グレーの状態のアイコンをタップすれば簡単にテザリングを有効にすることができる。
GalaxyのWi-Fiテザリング設定を変更する
SSID(接続先名称)とパスワードを変更する
これまで「galaxynote10」と表示されていたSSIDとパスワード「12345678」を別のものに変更してみよう。
Wi-Fiテザリングの設定で三点リーダーをタップ

Wi-Fiテザリングを設定をタップ

▼ネットワーク名(SSID)とパスワードを好きなものに変更して、保存をタップ。パスワードは8文字以上で入力する。

上記の例では「WiFiテザリング」という名称で他のデバイスから検出されるようになる。
接続するデバイスを制限する
セキュリティを強化したい場合は許可したデバイスのみ接続するよう設定できる。
▼Wi-Fi設定の三点リーダーをタップしメニューを表示させ「許可デバイス」をタップする。

▼追加をタップする。

▼デバイス名称とMACアドレスを入力し「追加をタップ」する。

▼「許可デバイスのみ」のスイッチを有効にし、Wi-Fiテザリングの再起動をおこなうと許可したデバイスのみ接続できるようになる。

簡単にデバイスを登録する
もっと簡単に機器を登録するにはWi-Fiテザリングの設定画面で下にスクロールして接続した機器を表示させ、許可したいデバイスの「+」をタップ。

▼追加をタップすればデバイス名称やMACアドレスを調べずに許可デバイスに追加できる。

Wi-Fiテザリングの自動終了時間を設定する
Wi-Fiテザリングはバッテリーの消耗が激しいので使用しないときはオフにしておきたい。
または、自動でオフにならないように設定の変更が可能だ。
▼Wi-Fi設定の三点リーダーをタップしメニューを表示させ「タイムアウト設定」をタップする。

▼デフォルトでは「20分」となっており何も接続されていない場合は20分後にテザリングがオフになる。

好みの時間を選ぶか「タイムアウトなし」をタップすると設定される。
Galaxyを経由して他のデバイスをWi-Fiに接続させる
外出先などで接続できる機器の台数が限られていたり、一時的な使用なのに複数台のデバイスにWi-Fiの設定をする手間を省いたりできる機能。
GalaxyをWi-Fiルーターのように使用することができる。
▼Wi-Fi設定の三点リーダーをタップしメニューを表示させ「Wi-Fi共有」をタップする。

▼スイッチをオンにするとWi-Fi共有が有効になり、Galaxyで接続したWi-Fiをほかのデバイスと共有することができる。

おわりに : Galaxyのテザリングを使いこなそう!

使い方を一度覚えてしまえば、簡単に便利な機能を使うことができる。
大容量のSIMカードがあればどこでもノートパソコンなどの手持ち機器をインターネット接続させることができ便利に使用可能だ。
使い放題SIM

ぜひテザリング機能を使いこなしGalaxyライフを満喫してほしい!













デザリングをONにした途端すぐ自動的にOFFになってしまいます。
解決方法はありますか?
まみさんコメントありがとうございます。
情報が少ないのでなんとも言えませんが、再起動後にテザリングを有効にしてみたり、APNタイプにdunの追加などを試してみてはいかがでしょうか。
昔のdocomoスマホでもそのような症状があったように思います。