
Galaxy Note10やS10では標準で搭載されるようになった便利機能「Bixby Routines」。様々な条件に応じて指定した動作を実行してくれるという優れもの。
私は、Galaxy Note10のテザリングでPCなどのインターネット接続もしているので、自宅ではWi-Fiテザリングを有効にしているのだが毎度自宅に帰るたびにテザリングを有効にするのは煩わしい。そこで「Bixby Routines」でどうにかできないか試してみた。
設定の結果、思い通りのことができた。以下は設定方法となる。
もくじ
Bixby Routinesを開く
Bixby Routinesは「設定」→「高度な機能」の中にある。

おすすめとマイルーチン
Bixby Routinesには二つのメニューがある。「おすすめ」では下の画像にあるような、ある程度決められた条件の中から動作を選択できるようになっている。

例えば「起床時」を選択すると「条件」に自動で検出された起床時間、「実行内容」に実行する設定内容が登録されている。実行したい内容は自分で調整できるので設定が済んだら一番下にある「ルーチンを保存」で「マイルーチン」に保存される。

「マイルーチン」を選ぶと、保存された実行内容が表示される。ここにあるものの条件に合致した時「実行内容」が動作する。

Wi-Fiテザリングの自動実行
やりたいことは「自宅」にいるときに「Wi-Fiテザリング」を実行。これを実現できる設定を探してみた。「おすすめ」には「自宅」という項目もあるが、余計な項目が入っているので自分で新たにルーチンを作成した。
ルーチンの新規作成
ルーチンの新規作成は画面右上にある「+」マークから。

ルーチンの名称は適当につけて、中央にある「+」で条件を追加する。

検出する条件は以下の中から選択することができた。自宅を指定するには「自宅」か「場所」で設定できそうだ。

「自宅」をタップすると自動で検出された自宅の場所が出てくる。これで良ければ右下の「次へ」をタップし、修正する場合は表示されている住所をタップ。

自宅を修正してみるとなぜかホーム画面に戻った。再度「Bixby Routines」のアプリに戻れば続きの設定が可能。

続いて「実行内容」を決める。中心にある「+」をタップする。

「実行内容」でも事細かな設定ができる。すぐに二番目にあった「Wi-Fiテザリング」を発見できた。

「実行内容」に「Wi-Fiテザリング」が入った。右下にある「完了」をタップすると保存される。

動作確認
保存するとすぐさま動作し、Wi-Fiテザリングは有効となった。動作の編集や停止もここから可能。通知内にも表示され、そこから停止させることもできた。削除は右上の「︙」か、長押しからできる。

おわりに
上記のほか条件や実行内容は複数選べるようで、さらに「充電状態」を追加したりすることも可能だった。「自宅に帰り、充電すると自動でテザリングが有効になる」といったことができて面白い。
さらには指定したバッテリー残量を下回るとテザリングOFFにするルーチンと組み合わせることもできた。
ワイヤレス充電器と組み合わせればさらにお手軽に動作させることもできるだろう。Wi-Fiテザリング意外にも、組み合わせですごいことができそうな気がするが、これには発想力が必要となりそうだ。
このような機能が標準で備わっているGalaxyはやはり面白い。