「Galaxy Labs」ツールのひとつ「File Guardian」は削除したファイルを一定期間保存してくれる。「うっかり削除」したファイルや「削除したファイルをやっぱり戻したい」というときに役に立つ。
この記事では「File Guardian」の使い方について紹介する。
File Guardianの使用方法
Galaxy LabsとFile Guardianの導入
File Guardianの使用には「Galaxy Labs」が必要となる。まずは下記リンクより「File Guardian」と「Galaxy Labs」を導入しよう。
File Guardianの起動と監視
まずは「Galaxy Labs」から「File Guardian」を起動しよう。

起動すると「File Guardian」からアクセス許可を求められる。許可を与えるとFile Guardianのファイル監視が始まり、監視状態であることを通知で確認できる。

この状態で「ファイル」アプリなどからデータを削除すると「File Guardian」が一定期間保存してくれる。
File Guardianでファイルを復元する
削除したファイルはメインメニューから戻すことができる。
- Deleted files : 削除されたファイルを示す
- Categories : 削除されたファイルの種類
- Internal storrage : 内蔵ストレージで削除されたファイルを表示
- SD Card : SDカードで削除されたファイルを表示

⬇️「Restore」をタップするとファイルは元あったフォルダに復元される。「Monitoring folder」はこのファイルがあったフォルダを監視対象とするかどうか。フォルダの設定は「Folder filter」にも記した。

File Guardianの設定
設定ではファイルの保存期間や監視対象フォルダの設定を変更することができる。トップ画面の右上にある「⋮」をタップして「Settings」を開く。

File Guardianで設定できる項目
Settingsでは以下の設定が可能だ。
- AutoDelete : ファイルを保持する期間
- Type Filter : 保持するファイルの種類
- Folder Filter : 監視対象のフォルダ
- Notifications : File Guardianの通知設定

AutoDelete
AutoDeleteファイルを保持する期間を以下より選択できる。選択した期間が経過すると保持したファイルは消去される。あまり長期間残すとストレージを圧迫してしまうので注意。
- 1week
- 2week
- 4week
- off

Type Filter
⬇️Type Filterでは画像やビデオファイルなどを監視対象にするかどうかを決めることができる。

⬇️「Images」をタップしたところ。保持する画像のタイプを表示してくれる。
「Videos」「Audios」など他の項目も拡張子を表示することができる。残念ながら個別に保持する拡張子を選択することはできない。

Folder Filter
端末内やSDカードに保存されているフォルダを、監視対象とするか決めることができる。「Internal storage」が端末の内蔵ストレージとなる。

⬇️Internal storageを開いた様子。各フォルダのスイッチを無効にすると監視対象から外すことができる。

Notifications
通知に関する設定。通常は常にFile Guardianが通知内に常駐するが、非表示にすることもできる。

おわりに
Galaxy LabsのFile Guardianはなかなか有用なツールで、うっかりミス防止に役立ってくれそうだ。Galaxyには「Galaxy Labs」や「Good Lock」のような便利なツールが用意されているのが嬉しい。
日本でも普通にダウンロードできればいいのだが、地域を限るのは理由があるのだろう。日本ではAPKファイルをダウンロードしてありがたく使わせてもらおう。