Samsugが販売する「おりたたみスマートフォン」である「Galaxy Z Fold2 5G (香港モデル SM-F9160)」を購入!
本記事では、大画面スマホの使い勝手をじっくり紹介したい。
Galaxy Z Fold2はauからも「SCG05」として、2020年11月4日に発売されたスマホ。

発売から少し年月が経ったが、Galaxy Z Fold2の魅力はまだまだ衰えていない。
Android13ベースのOneUI 5.1にも更新可能で、高い処理能力は健在だ。
発売時は約25万円と、超高額スマホであったが、2023年現在の中古相場はアンダー10万円!
お値打ち感たっぷりのハイエンドスマホとなっているので、チェックしてみてほしい!
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Galaxy Z Fold2 5G のスペック

Galaxy Z Fold2のSoC(システムオンチップ)は発売時点で最高性能となる「Snapdragon 865+」となっており動作軽快で、3Dゲームなども快適プレイが可能だ。
GalaxyシリーズのSoCといえば、販売国によってクアルコムの「Snapdragon」と、自社製の「Exynos」の場合があるのが定番だが、Galaxy Z Fold2では「Snapdragon」で統一される。
メモリ (RAM) は12GB、ストレージは256GB / 512GBで、PC並のスペックであり、メモリの多さと高速なストレージは常に快適性を提供してくれる。
SoCやメモリ、ストレージは最高のものが提供されるが、microSDや防水・防塵、物理デュアルSIMには非対応であることに注意したい。
基本スペック
OS | Android10 OneUI2.5 |
SoC | Snapdragon865+ |
RAM | 12GB |
ストレージ容量 | 256GB 512GB |
重さ | 282g |
高さ | 159.2 mm |
幅 | 68 mm 128.2 mm (展開) |
厚み | 16.8 mm 6.9 mm (展開) |
画面 | カバー 6.2インチ メイン 7.6インチ |
リフレッシュレート | 60Hz (カバー / メイン) 120Hz (メイン) |
解像度 | カバー 816×2260 メイン 1768×2208 |
画面密度 | カバー 386ppi メイン 373ppi |
バッテリー容量 | 4,500mAh |
充電能力 | 有線 25W 無線 11W |
Wi-Fi | 802.11a, b, g, n, r, ac, ax |
Bluetooth | 5.1 |
防水 | – |
デュアルSIM | ○ (モデルによる, eSIMとのハイブリッド) |
eSIM | ○ |
FeliCa | – |
SDカードスロット | – |
フルセグ/ワンセグ | ×/× |
イヤホンジャック | – |
セキュリティ | 本体横指紋認証 顔認証 |
カラー | ミスティックブラック ミスティックブロンズ トムブラウンエディション |
カメラスペック
カメラはすべて12MPで望遠は光学2倍。
Galaxy S20 UltraやNote20 Ultraの108MPカメラやペリスコープレンズによる望遠カメラを試した後では、やや物足りないスペックに思える。
しかしもちろん、十分な性能を備えていて、多くを求めなければ満足できる写真が撮れる。
逆に、S20 UltraやNote20 Ultraの巨大センサーによる、浅い被写界深度の接写ボケすぎ問題も起こらず、扱いやすいカメラと言えるかもしれない。
また、使いやすく優れたカメラUIは「さすがGalaxy」といったところ!
超広角 | 12MP ƒ/2.2 123° 12mm |
広角 | 12MP ƒ/1.8 1/1.76″ 光学手ぶれ補正 |
望遠 | 12MP ƒ/2.4 1/3.6″ 光学手ぶれ補正 |
ズーム性能 | 光学2倍 デジタル10倍 |
フロントカメラ(カバー側) | 10MP ƒ/2.2 26mm |
フロントカメラ(メイン側) | 10MP ƒ/2.2 26mm |
参考
Galaxy Z Fold2 5G の対応バンド

対応しているバンドは参考サイトをチェックしながら日本で使えるものを掲載している。
Galaxy Z Fold2 の4G LTE対応バンド
SCG05 au | SM-F916B ヨーロッパ | SM-F9160 香港 | SM-F916N 韓国 | |
---|---|---|---|---|
BAND 1 (2100) (D・A・S) | ○ | ○ | ○ | ○ |
BAND 3 (1800) (D・S・R) | ○ | ○ | ○ | ○ |
BAND 8 (900) (S) | – | ○ | ○ | ○ |
BAND 18/26 (800) (A・R) | ○ | ○ | ○ | ○ |
BAND 19 (800) (D) | – | ○ | ○ | ○ |
BAND 21 (1500) (D) | – | – | – | – |
BAND 28 (700) (D・A・S) | ○ | ○ | ○ | ○ |
BAND 41 (2500) (A・S) | ○ | ○ | ○ | ○ |
BAND 42 (3500) (D・A・S) | ○ | – | – | – |
Galaxy Z Fold2 の5G対応バンド
SCG05 au | SM-F916B ヨーロッパ | SM-F9160 香港 | SM-F916N 韓国 | |
---|---|---|---|---|
n77 (D・A・S・R) | ○ | ○ | – | – |
n78 (D・A) | ○ | ○ | ○ | ○ |
n79 (D・A) | – | – | ○ | – |
n257 (D・A・S・R) | – | – | – | – |
※11/12 SM-F916Nのバンドを公式のものに更新。
参考サイト
Galaxy Z Fold2 5G のベンチマーク
Galaxy Z Fold2はSoCにハイエンドの「Snapdragon 865+」を採用!
ベンチマークではハイスコアを示すことから、数値でも高性能な端末であることがわかる。
なお、掲載スコアは、スコアが上昇しやすい高精細モードは利用せず、普段の使用に適した最適化モードにて計測したものを掲載している。
性能の比較には、前世代のハイエンドSoCである「Snapdragon 855」を搭載した「Galaxy Note10」のものを用いた。
AnTuTu Ver 8
▼定番ベンチマークアプリ「AnTuTu」では、約60万点のハイスコア!

Snapdragon 855

Snapdragon 865+
Snapdragon 855を大きく引き離し、CPU / GPU共に処理能力が大幅に向上していることがわかる。
また、温度が上昇が控えめで、ゲームプレイなどでも本体の熱による不快感を感じにくくなっている。
Geekbench 5
▼GeekbenchでのCPU能力計測結果。

Snapdragon 855

Snapdragon 865+
Geekbenchでの測定結果でもシングルコア、マルチコア共にSD855からガツンと処理性能が向上!
AndroBench
▼ストレージのアクセススピードも読み込み、書き込み共に性能が向上。


結構強力な処理能力を持つSD855を大きく上回り、ストレージ速度も軽く旧世代をチギるGalaxy Z Fold2!
スンバラシイ結果に、ニンマリの筆者であった♪
Galaxy Z Fold2 5G の外観と解説
パッケージ 〜 付属品
▼パッケージ正面には大きく「Z」の文字が描かれ、中央部はくり抜かれて内箱の一部が見える。

▼内箱は観音開きで特別感を演出。とてもワクワクさせてくれるパッケージングだ。

▼付属品一覧。Galaxyにはケースが付属するものが多いが、本機には付属しないので、別途用意が必要。

- SIMピン
- 25W充電器
- Type-Cイヤホン
- Type-C to Cケーブル
- クイックマニュアルなど
充電器を別途用意する場合は「PPS」に対応したものを選択しよう。
カバーディスプレイ
▼先代モデルから特に大きな進化となっているのがこの「カバーディスプレイ」だ。

カバーディスプレイの右端は傾斜がついた「エッジディスプレイ」だ。
サードパーティ製保護フィルムを貼るときは、エッジを避けて左寄りに貼ることとなる。
▼上から下まですべてディスプレイとなり、一気に現代のスマホらしいイメージとなった。もちろん実用度も高く、このディスプレイでTwitterやLINEなどもこなせる。

細長い形状は「片手操作」に有利だ。
LINEの返信や決済アプリの操作なんかもしやすいため、外出先ではサッと操作できるカバーディスプレイが活躍する。
▼画面上部には「パンチホール型」のフロントカメラが備わる。小さく表示の邪魔になりにくい。

縦長ディスプレイは、使いやすいとまではいかないまでも、「使いにくいということはない」というカンジ。
さすがに細いとQwerrtyキーボードでの文字入力とかはキツイが、逆にフリック入力ならしっかり握れて、スイスイ入力できる。
筆者は英語入力もフリックでできるように練習してみたところ、カバーディスプレイは、より使い勝手が良好に♪
メインディスプレイ
▼メインディスプレイもサブディスプレイに劣らず大きな進化!

リフレッシュレートは120Hzに対応し、「大画面で滑らかなスクロールによる情報の閲覧」は驚くほど快適♪
これは「ワンクラス上の体験」だ。
難点は保護フィルムで、自分で貼り替えするのは難しい。
国内版ならGalaxy Harajukuなどに持ち込めば貼り替えしてくれるが、海外版は断られるかも。
筆者は遠くて行けないし、海外版ユーザーなので、貼り替え時は自分でやるしかない。
自分で貼り替えするのに自信がない人は、国内版を買ってGalaxy Harajukuでやってもらうか、キャリアで有償対応を受けるかということになる。
標準フィルムの耐久性は悪くなく数年経っても使えているが、当然小キズはある。
だが、扱いによって折り目から浮いたりもしてくる。
筆者のFold2は折り目からフィルムが浮いて、そこからゴミが侵入してしまった。
しかし、浮いたフィルムにテープを滑り込ませてゴミを除去し、再接着に成功w
さて、ディスプレイ点灯状態をチェックしてみよう!
▼ディスプレイサイズは7.3インチから7.6インチへ大型化。写真や本の表示に向いた5:4の画面比率だ。

▼大画面スマホであるGalaxy Note20 Ultraと比較しても、ご覧の通りの大画面。

この大画面で楽しめることを想像するとワクワクしてたまらない♪
後述するが、動画、マンガ、ゲームはこれまでにない体験となっていた。
もちろん、「スマホひとつで仕事したい!」という人にもとても良い端末。
PDFやパワポ、エクセルなどの資料も、当然フツーのスマホよりおっきく表示可能♪
電車とかカフェ、公園なんかで、チャチャッと編集もOK。
大画面はビジネスでも活きる!
ただ、残念ながらFold2はSペンには非対応。
手書きメモを使いたいならFold3以降がおすすめだ。
▼先代のメインディスプレイには「ノッチ」と呼ばれる大きな切り欠きがあったが、パンチホールカメラによりほぼ「フルディスプレイ」化!

ノッチがなくなったことでフロントカメラを除く全てがディスプレイ領域に♪
ナローベゼルも手伝ってデザイン性も向上。
全画面ディスプレイとナローベゼルによって、迫力や没入感、実用度も大きな進化!。
さらに後継モデルのGalaxy Z Fold3では、「アンダーディスプレイ」になって、カメラ部にも映像が表示できるように。
そしてさらに、後継のFold4では、カメラ部のディスプレイ画素数が向上して、さらにカメラが目立たなくなっている。
背面
▼背面のガラスパネルは磨りガラスになっており、手触りヨシ♪

Galaxy Note20 Ultraと同様、ミスティックブラックは磨りガラス、ミスティックブラックはツルツルのガラスパネルだ。
▼展開状態。この状態ではヒンジパーツは完全に隠れるようになっている。

▼メインカメラはそれぞれ12MP。超広角 / 広角 / 望遠 2倍の構成。

背面のパネルをざっとみただけで、クオリティの高さと美しさに溜め息が。。
背面パネルの仕上がりや手触り、カメラを囲むリングに至るまで上質な質感に溢れており、持つものの満足感を高めてくれる。
側面 (閉じた状態)
上部
▼本体上部にはスピーカーとマイクが備わる。

折りたたむとちょっとスキマができる。
完全には折り畳めないので、ヒンジに向かってやや太くなり、やや分厚さを感じる。
ポケットに入れたときもちょっと膨らんで普通のスマホより違和感はあるし、重さも感じる。
でも個人的には慣れたし、許容範囲。
「厚くて無理だからフツーのスマホに戻したい!」とかは思わないかな。
反対に、「大画面でどこでもブログ編集できるし、エンタメも楽しめる端末はコレしかない!」と感じている。
いずれはGalaxyも、他社のように完全に折り畳めるようになって欲しい!
下部
▼下部にもスピーカーとマイク、そしてUSBポートが備わっている。

上部、下部をご覧いただいてわかるように、Galaxy Z Fold2はステレオスピーカーを搭載しているので、迫力あるサウンドを楽しむことができる。
右側
▼右側には電源ボタン一体型の指紋認証センサーやボリュームボタン、カバーディスプレイ側にはSIMトレーが見える。

指紋認証が画面内ではなく、「側面電源一体型指紋センサー」なのは喜ばしく、認識のしやすさや操作のしやすさに寄与する。
「認証に失敗してイライラ」なんてことは、画面内センサータイプよりかなり少ない♪
さらに指紋センサーには、「上下スライドによるジェスチャー操作」を割当てすることもでき、「通知パネル展開操作」を割り当て可能だ。
左側
▼ヒンジパーツはきらびやかな光沢仕上げで、息を呑む美しさにうっとりしてしまう。

ここまでくると、もはやハイブランドアクセサリのようで、気品や色気のようなものを感じる。
側面 (開いた状態)
▼開いた状態では薄く、持った感じもかなり違う。

▼畳んだ状態では重量が集中するので「重いスマホ」というイメージになるが、展開すると「軽いタブレット」といったイメージになった。

上下部、側部は、一周ぐるりとヘアライン加工されていて鈍い光沢を放つとともに、指紋が付着しにくい・傷が目立ちにくい・滑り止めなどのメリットがある。
中央部やヒンジは光沢、側面のよく手が当たる部分はヘアライン加工での仕上げと、デザインと機能をきっちりと考えて仕上げられている。
SIMトレー
▼香港モデルではnanoSIMのみ。グローバルモデルではeSIMとのデュアルになっているが、物理デュアルSIMモデルはなし。

また、国内モデル、韓国モデルに関してもシングルSIM。。
Fold4からは国内モデルや韓国モデルも「nanoSIM + eSIM」を利用できるようになった。
Galaxy Z Fold2 5G のカメラ

カメラ性能は全世代機のGalaxy Note10と比較して、さほど変わらないという印象。
ただ、Galaxy Z Fold2ならではの撮影方法や、大画面でも小画面でもプレビューできるなどの便利な使い方もできる。
撮影モードや機能
デュアルプレビュー
デュアルプレビューでは、メインカメラに写している映像をカバーディスプレイに表示できる。
そのため、撮られている方もどのように写っているのか、確認しながらの撮影が可能だ。
▼こちらは撮影者側からみた写真。

▼撮られている方はカバーディスプレイで写り具合を確認できる。

フレックスモード
Galaxy Z Fold2では、ディスプレイを折り曲げる途中で止めることができるようになり「フレックスモード」を利用可能になった。
写真撮影では、三脚なしでの撮影など、Galaxy Z Fold2ならではの撮影ができる。
▼通常撮影では大画面でプレビューでき、写り具合を確認しやすい。

▼フレックスモードだとプレビュー画面は小さくなってしまうが、三脚なしでの撮影が可能だ。

上の写真では外側のカメラを使用しているが、メインディスプレイ側のカメラも利用可能。
スタンドや三脚なしで自撮りができるのはもちろん、複数人の顔を認識すると自動的に広角アングルで広い範囲を撮影してくれるので、楽しいひとときを演出してくれるだろう。
みんなで写真を撮るときに立て掛けたスマホがひっくり返る…何てこともない。
他にも、鏡のような使い方も可能で、特に女性に喜ばれる機能ではないだろうか。
メイク直しの道具にサッと渡してもいいかもしれない。
Galaxy Z Fold2 で撮影した写真
フレックスモードによるカメラ撮影が大変優秀であるGalaxy Z Fold2で次は撮影能力をチェックしてみよう。
スマホカメラのチェックでは、山頂から空や木々の色合い、遠景撮影などの能力をチェックした。
撮影日は谷間が霧がかっており、このアングルでの望遠撮影はいまいちなものとなってしまっているので、望遠カメラの性能は次項の望遠カメラテストを参照いただきたい。
超広角

広角

望遠 2倍

望遠 4倍

望遠 10倍

広範囲を撮影する超広角カメラでは、青々とした美しい空の色や、木々の生き生きとした緑をしっかりと写し出し、壮大なイメージを演出する写真を残せた。
望遠カメラテスト
続いてアングルを変更して遠くにある鉄塔に向かってズームし、望遠カメラの性能をテストした。
Galaxy Z Fold2の望遠カメラでは、比較に用いた同じ光学2倍のスマホである「Galaxy Note10」より、やや明るく撮れるという印象だ。
さらに比較として用意した「ペリスコープカメラ」を搭載する「Galaxy Note20 Ultra」との比較では、さすがに大きな差をつけられてしまった。
等倍

望遠 2倍

望遠 4倍

望遠 10倍

望遠 10倍 (Galaxy Note10)

望遠 10倍 (Galaxy Note20 Ultra)

望遠カメラ比較
上記の写真を拡大しディティールも比較してみた。
拡大してみると、Galaxy Z Fold2の望遠カメラは明るいが、ややぼんやり、Note10が少し鮮明、Note20 Ultraはさすがのクオリティといった感じ。
望遠 10倍 Galaxy Note10と比較


望遠 10倍 Galaxy Note20 Ultraと比較


見比べてみるとやっぱり「ペリスコープ」の望遠カメラは強い!
これFoldにも搭載してくれないかな〜!?
望遠か大画面のどっちかしか選べないのなら、悩むけど、筆者は「大画面」を優先。
理由は、カメラも大事だけど、望遠カメラより大画面のほうがよく使うし、メリットが大きいと考えるから。
もちろん、望遠で写真撮るのは好きなので、ペリスコープ搭載のFoldが出たら絶対ほしい!
Galaxy Z Fold2 5G でやっておきたい設定

Galaxy Z Fold2は、初期設定のままでも快適♪
でも、「Kindle」など、一部アプリの表示で気になる部分が。。
しかし、設定を変更することで解決したので紹介しておこうと思う。
全画面アプリの指定
Galaxy Z Fold2では、大画面でアプリを快適に楽しむことができる。
しかし「Kindle」など一部のアプリでは、フロントカメラのあるディスプレイ最上部にコンテンツが表示されない!
また、その影響を受けて、左右もちょっと縮小されて表示されてしまう。
そのため、画面いっぱいにコンテンツを表示できず、「大画面をフルに使えない」というモヤモヤが…。
でも、設定をチョチョイと変更してやれば、フル画面の「キモチイ〜!」表示に!
では、やり方をご紹介♪
▼設定→ディスプレイ→「全画面アプリ」から、全画面表示させたいアプリのスイッチを有効にしておく。


また、アップデートで追加された「カメラ領域」の設定も変更!


この設定をやっておけばKindleアプリはフロントカメラの穴を無視して表示できるようになる。
どのように表示されるかは後述の「大画面で読書を楽しむ!」の章を参照いただきたい。
キーボードレイアウト変更
本機には画面サイズの小さな「カバーディスプレイ」と、サイズの大きな「メインディスプレイ」がある。
カバーディスプレイではQwertyキーボードだと小さすぎてて使いにくく、メインディスプレイではフリックキーボードは大きすぎて使いにくい。
そこで、それぞれのディスプレイに適したキーボードを使えるように設定する。
▼設定→一般→言語とキーボード→オンスクリーンキーボードから「Samsungキーボード(日本モデルはGalaxyキーボード)」に入り「スタイルとレイアウト」を選択。


▼続いて「モード」をタップし、メイン・カバーディスプレイで使用したいキーボードを選択すればよい。


▼上記の設定により、カバーディスプレイではフリックキーボード、メインディスプレイではスプリットキーボードが自動的に適用される。


私はQwertyによる入力に慣れているので上記が使いやすいが、メインディスプレイでもフリック入力したい人は「フローティング」を使ってみるといいだろう。
▼この状態であれば、片手でも文字入力可能だ。

できることなら変換の賢いGboardを使いたいところなのだが、Galaxy Z Fold2ではディスプレイの連動などが使えるSamsungキーボードが使い勝手において一枚上手だと感じる。
Galaxy Z Fold2は特殊なスマホなので、キーボードは特殊仕様に合わせて作られた標準のものに慣れるのがよさそうだ。
Samsungキーボードは使ってみてしばらく、変換とバックスペースキーを長押ししたときの高速な文字消去にイライラさせられたが、使い込むと慣れ、徐々に快適に文字入力できるようになった。
ちなみに、この記事はほぼGalaxy Z Fold2 × Samsungキーボードで作成している。
また、Googleからも、おりたたみスマホ「Pixel Fold」が発売されるためか、Gboardもスプリットレイアウトに対応するなど、大画面での使い勝手がかなり向上している(筆者はβ版のGboardを利用)。


標準搭載のキーボードに慣れない場合は、ぜひこちらも試してみてほしい。
Galaxy Z Fold2 5G 大画面で読書を楽しむ!

Galaxy Z Fold2での読書体験は素晴らしく「Kindle」アプリを先述の「全画面表示」にしてやれば、雑誌やコミックスを表示させ、快適に読書を楽しめる。
電車での移動中などでポケットからGalaxy Z Fold2をサッと取り出し、素早く快適に読書を楽しむといった使い方ができる、夢のようなマシンだ。
雑誌
▼ほぼ全画面で余白なく表示され、とても楽しく雑誌を読むことができた。

漫画
▼コミックスでは単ページでの表示、見開きともにすばらしい。


▼Galaxy Note20 Ultraとの比較では画面比率や大きさの違いを確認でき、マンガがいかに読みやすいかよくわかる。

この大画面を折りたたんでポケットに収納でき、必要になったらいつでも手軽に使うことができる。
Galaxy Z Fold2なら、大画面での読書がはかどること間違いなし!
移動中、休憩中などのスキマ時間を素晴らしいものに変えてくれる。
Galaxy Z Fold2 5G 大画面で動画やゲームを楽しむ!

Galaxy Z Fold2の大画面は動画やゲームにももちろん向いており、それはそれは素晴らしい体験を味わえる。
特にゲームでは、全画面で迫力のある映像を楽しめ、普通のスマホでは考えられないような体験をすることができた。
YouTubeで動画観賞テスト!
画面比率動の関係で動画は上下に余白が出てしまうが、それでもスマホでは味わえない迫力だ。
ステレオスピーカーの音質もよく、大画面と高音質で動画を楽しめる。
フレックスモードでの動画視聴もしやすく、スタンドなしで画面を立てられるのは非常に便利だと感じた。



大画面でゲームをプレイ!
ゲームはとにかく迫力がすごい!
試したゲームは全てフルスクリーンに対応しており、ナローベゼルでノッチもない大画面に没入できる。
▼Asphalt9のプレイ画面。これがスマホだなんて信じられない。

▼映像もサウンドも最高すぎる!

ゲームの迫力はこれまでスマホと比較して、異次元レベルの体験となった。
PUBGなんかの定番のゲームも大迫力 & 快適!



最新の人気ゲーム「原神」もご覧の通り全画面表示!



Galaxy Z Fold2はゲームをとても快適に大迫力で楽しめる。
高性能なSoCおかげで動作も快適であり、ベンチマーク項でも触れたように、発熱があまり気にならないのも大きなメリットだ。
Galaxy Z Fold2は動画もゲームも新たな段階へと誘う「スーパーエンタメマシン」と呼べるだろう。
ディスプレイが折り畳めることで、ポケットにいれて持ち歩くことができ、このような体験が「日常」となる日が来た…!
Galaxy Z Fold2 5G 大画面でマルチタスク!

大画面では一つのウインドウを大きく表示できるメリットのほか、複数ウインドウを表示できるメリットもある。
Galaxyシリーズの得意とするマルチタスクはGalaxy Z Fold2の大画面で大きく活きる。
もちろん作法を学ぶ必要はあるが、使いこなせば仕事に、遊びに活躍すること間違いナシ!
分割表示
▼通常のポップアップ表示はもちろん、きっちりと分割した表示に対応。

最大3つのウインドウを分割表示でき、それぞれ位置の入れ替えも境界線にある点をタップするとかんたんにできる。
ブラウザとメール、動画とTwitter、ゲームと攻略サイトなどなど、使い道はいろいろ。
動画とゲームの同時表示も便利
▼ゲームしながら小窓で動画表示も余裕でOK。

▼Galaxyなら「Sound Assistant」でアプリを指定すれば、個別にボリューム調節も可能だ。

▼ゲームの音量だけを下げるなどして調節してやれば、音の重なりを回避できる。

Galaxyなら、やりたい!と思ったことやこれできないの?と思ったことが、カスタマイズやアプリで大抵できてしまうのが素晴らしい。
「何も考えずに使いたい」のであればiPhoneをおすすめするが、自身でカスタマイズし、使い勝手を向上させたいならGalaxyを選択すれば、スマホライフは楽しいもとのなるだろう。
Galaxy Z Fold2 5G の大画面でペンを使いたい!

Galaxy Noteでは「Sペン」を使って快適にメモを書いたり絵を描いたりすることができるが、残念ながらGalaxy Z Fold2ではSペンを使うことはできない。
しかし、なんとかGalaxy Z Fold2の大画面を活かしてメモ取ったり絵を描いたりできないのかと思い、色々試してみた。
ペンは良さそうなものをピックアップし、100円ショップで販売されるものから、ワコムのペンやペンタブまでさまざまなペンの書き心地をテストした。
結果、Sペンには遠く及ばないものの、Galaxy Z Fold2にもっとも適したペンを見つけることができた。
アプリによっても書き心地が異なるが、試した中ではSamsung純正アプリの「Samsung Notes」アプリが優秀だった。
後に販売されたGalaxy Z Fold3以降の機種はSペンに標準対応している。
手書きメモをやりたい場合はFold3以降の機種を検討しよう。
100円ショップのペンを試す
最初に試したのは安価なタッチペンで、安くすんだら嬉しいなと思い試してみた。
▼「セリア」で売っていた先端がシリコンになっているタイプはタッチに向いているようで、書けないことはないが滑りが悪くいまいちだった。

▼先端がディスクになったタイプはシリコンタイプより滑りはだいぶマシだが、Galaxy Z Fold2に貼られているフィルムの滑りが悪く、書き味はイマイチ。

もしかすると、フィルムを滑りの良いものに交換すれば使いやすくなるのかもしれないが、標準のフィルムが駄目すぎた。
Wacomのペンを試す
100均のペンでだめならペンで有名な「WACOM」の製品ならどうか!?と思いテスト。
AndroidやiPhone / iPadで使える「BANBOO Tip」という製品をためしてみた。
▼BANBOO Tipは高額な製品であるため期待していたが、Galaxy Z Fold2では残念ながら使い物にならなかった。

書いてみると、硬質なペン先でフィルムを傷つけてしまいそうに感じられ、認識も悪く、最も使ってはいけないペンであることがわかった。
Wacomのペンタブレットを試す
画面に直接描くのがだめならペンタブならどうかと思い、Android対応製品である「Wacom Intuos CTL-4100WL/K0」という製品を試してみた。
▼USBケーブルでの接続、Bluetoothでの接続が可能。

▼Galaxyシリーズで使うとペンのカーソルが表示されないが「Medibang Paint」では、かんたんな設定でカーソル表示可能だ。

▼しかし、Galaxy Z Fold2で使用すると不具合があり、縦方向の描画が2倍となってしまう。画像では「正方形」を描こうとしたのだが「長方形」が描かれた。

アプリの問題かと思い他のアプリを試してみても、同様に長方形が描画されてしまったので、どうやらGalaxy Z Fold2に問題があるようだ。
ちなみに、他のGalaxyであるNoteシリーズ、Galaxy Tab S7+では問題なく描け、さらにSペン非対応のSシリーズでも使えてしまったのでFold2だけがおかしいのが大変残念。
今後アップデートでどうなるかわからないが、執筆時点においてはペンタブを使うことはできなかった。
エレコムの導電繊維ペン
最後に試したのがペンの先端に「導電繊維」を用いたもの。
ペン先がやや太くなるので避けていたが、とても滑りがよくこれが一番使いやすかった。
▼アルミボディがかっこいいエレコムの「AL.STYLUS」という製品を購入。

▼やや太いペン先で書くのに少しコツがいるが、滑り、感度共に良好。

導電繊維タイプのペンであれば、メモ書き程度には利用できそうだ。
また、使用するアプリでは「Samsung Notes」が良好に感じた。
「OneNote」だと他のデバイスからも参照しやすく使い勝手がいいが、書き心地は「Samsug Notes」が良好。
Galaxy Z Fold2 5G にキーボードを接続!

Galaxy Z Fold2をペンの他にビジネスでも活かした使い方ができないかと「タッチパッド付きワイヤレスキーボード」も2種類はど試してみた。
こちらは、ペンと違い、かなり実用的。UMPC(ウルトラモバイルパソコン)のような使い方ができる。
折り畳みキーボード
▼タッチパッド付き折り畳みキーボードで使用。ポケットに全部入るのが素晴らしい。

デスクが使える場所であることや、スタンドも必要になるなど使える場所に多少制約はあるが、可搬性は高い。
タッチパッド付き折り畳みキーボードがあれば、最低限の荷物でどこでも仕事ができ、今の時代に相応しい仕事のこなしかたができるだろう。
スタンド付きキーボード
▼やや古い製品だが、Lenovoの「ThinkPad Tablet 2 Bluetoothキーボード」も試してみた。こちらはスタンド付きで膝上でも使用可能。

こちらのキーボードでは、Androidだと中クリックを押しながらのスクロールが使用できないのがやや難であるが、スクロールはタッチパネルかカーソルキー、Page UP, Downですれば解決であり、光学式ポインターやキーボードの使い勝手は良好。
移動中や出先でOfficeアプリの使用や、ライティングなど、スマホだけである程度快適に仕事がこなせる。
ポケットには入らないのでバッグは必要になるが、しっかりとしたスタンドがあるのが素晴らしい。
スタンド付きであれば、電車や自動車の座席、公園のベンチなど、デスクがない場所でも使えるのがメリットだ。
ちなみに外付けキーボードを利用する際は、ハードウェアキーボードのキーレイアウトや、賢い変換などが優位な「Gboard」を使うと入力が快適になる。
Galaxy Z Fold2 5G をDeXでPC化!

Galaxy Z Fold2も、PCのように使える「DeXモード」を搭載。
モニターやPCに有線 / 無線で接続してPCさながらの操作をすることができる。
大画面でスプレッドシートやドキュメントの編集ができるのはもちろん、動画なども楽しめる。
▼モニター、マウス、キーボードを接続するとほぼPCの出来上がり!

▼PCのようにマルチウインドウで快適に作業ができる。

写真ではモニターにUSB Type-Cケーブルで接続しているが、Type-Cハブなどを使ってHDMIへの変換で接続したり、無線接続対応モニターへの接続、PCへのWindows, Macへの有線・無線接続が可能だ。
PCをモニターとして使うことができるため、使わなくなったPCの活用方法としてもおすすめできる。
無線接続では注意事項があり、操作に遅延があるため作業には向いていない。動画の視聴などは問題ないので、YouTube動画などを楽しむ用途などに向いている。
▼プロジェクターに接続したAmazon Fire TV Stick 4Kに無線接続してDeXを表示し、動画を楽しむといったこともできる。

DeXの使用中であっても、Galaxy Z Fold2は普通にそのまま使用可能なのがミラーリングと違って良いところ。
DeXでは動画、手元のスマホはSNSを表示といった使い方が可能だ。
DeXの操作方法は下記で解説しているので、興味がある人はチェックして欲しい。
Galaxy Z Fold2 5G のバッテリーテスト!

Galaxy Z Fold2のバッテリーもちはどう?
実際の使用ではカバーディスプレイを多用するが、テストではメインディスプレイのみで計測している点にご注意いただきたい。
- 画面輝度:50%
- Wi-Fi:ON
- 使用アプリ:PCMark
- 100%から20%になるまでを計測
▼大画面 × 120Hzでは消費電力が大きく、バッテリー駆動時間は短めで、60Hzにするとやや改善される結果となった。


メインディスプレイの120Hz駆動は、とてもバッテリーの消耗が激しいことがわかる。
バッテリーの消耗を抑えるには、60Hzのカバーディスプレイを多用したり、メインディスプレイでも60Hzでの運用をすると良さそうだ。
120Hzで大画面をガンガン使いたい!という人は、モバイルバッテリーでカバーするのも良い方法だろう。
Galaxy Z Fold2 5G の充電テスト

Galaxy Z Fold2の給電能力は25Wで、付属充電器のEP-TA800も25Wとなる。
付属する充電器で充電したところ、4500mAhのバッテリーを1時間24分でフル充電できた。
他機種にはもっと高速に充電できるものも存在するが、十分に早く充電できる。
経過時間 | 充電量 | 増加量 |
---|---|---|
10分 | 16% | 16% |
20分 | 32% | 16% |
30分 | 46% | 14% |
40分 | 61% | 15% |
50分 | 74% | 13% |
1時間 | 86% | 12% |
1時間10分 | 92% | 14% |
1時間20分 | 96% | 4% |
1時間24分 | 100% | 4% |
もし別途充電器を用意する場合は「PPS」に対応するものを選択しないと、低速での充電になってしまうので注意したい。
PPSに対応する充電器としては、持ち運びに優れたコンパクトモデルなら「Anker Nano II 30W」だろう。
複数の機器を充電したいならBaseusの多ポートモデルが割りと安価でおすすめ!
筆者はこの製品の旧モデルを愛用している。
Galaxy Z Fold2 5G でSIMの動作をテスト!

楽天モバイル
楽天モバイルのSIMは差し込んだだけで使用可能だ。
テザリングも何もせず利用可能で、以前のようにAPNタイプに「dun」を加えたりしなくても接続できた。
▼APNはSIMを差し込むと自動的に取得。


通信、通話共に問題なく利用可能。
ドコモ5G動作を確認
▼香港版SM-F9160にて5Gの超高速通信を確認!

発売当初、香港版では動作しないと報告されていたドコモ5Gだが、アップデートで対応となり、5G通信を確認できた。
Galaxy Z Fold2はケース選びが難しい
いくつか試したが…いまいちだった
▼最初に試したのはSamsung純正レザーケース。

1万円もする高価なもので、上質な質感やレザーの香りが楽しめる。しかし、片側のみの保護で厚さもそこそこあるため、とてもアンバランス。
開いた状態でテーブルなどの平な場所におくととても気になってしまい、外してしまった。
▼次に試したのが背面側とカバーディスプレイ側の両側が保護でき、スタンドがあるケース。

スタンドは非常に便利で大画面のGalaxy Z Fold2をかなり快適に使用できる。しかし、実物の質感が恐ろしいほどチープで、とてもGalaxy Z Fold2には相応しいと思えなかった。
▼さらに購入したのがSpigenのケース。

ケースといえばこのブランド。USアマゾンで4千円ほどで購入したが、価格の割にとても残念な質感。
ブラックではかなり良さそうに見えたが、ブロンズの現物はとてもチープ。裏返すと塗装されていない安っぽいプラの素地が見える。
厚さもかなりあり、持った感触は随分と変わってしまう。保護能力はありそうだが、薄型ケースが好みの私には受け入れられなかった。
しかも日本で発売後は半額以下というオチまで。。
やっぱりアラミドケースがいい感じ
Galaxy Note20 Ultraや、BlackBerre Key2などでもアラミドケースを装着し、かなり高い満足感を得たことから、Fold2にもアラミドケースを装着したいと考えていた。
しばらくはアラミドケースが販売されていない状態だった(純正はあったが片面のみ)が、AliExpressで発見し、即注文。
▼4つめに購入したのはこちらのアラミドケース。これがとてもいい感じだった。

▼薄いがとても硬質で、傷からしっかりと守ってくれそうだ。

▼カメラの段差もすりつけられ、かなり「出っ張り感」が緩和される。カメラ横のマイク穴もしっかりと空けられていた。

▼イヤースピーカーや上部スピーカー、マイクのくりぬきもきれい。

▼もちろん下部ポート類も問題なく、充電ケーブルの差し込みも私が試したものは問題なかった。

▼厚いケースでは指紋センサーが操作しにくくなるが、このケースでは全く問題なし。

▼ヒンジはさすがに保護出来ないが、本来の感触をほぼそのまま味わえるためかなり満足。

ただ、「やっぱりスタンドが欲しい!」となって、最終的に「スタンド付きアラミドケース」に変更!
上記のような背面だけのスタンド付きアラミドケースは純正でも販売されていたが、もはや入手困難。
そのため、似たような製品をAmazonにてチョイスした。
価格が安いため「偽アラミド」ではないかと心配したが、マトモな製品であった(スタンドはタダの樹脂っぽいけど)。
動画視聴時や、キーボードとマウスを接続してUMPCライクに使うときも、大活躍!
Galaxy Z Fold2のいいところ・いまいちなところ

最後にレビューを振り返ってGalaxy Z Fold2のいいところや、イマイチなところをおさらいしておこう。
いいところ
- 持ち歩ける大画面
- 質感・高級感・完成度が高い
- カバーディスプレイの実用性が向上
- 読書、動画、ゲームなどで異次元の体験ができる
いまいちなところ
- Sペン非対応
- microSD非対応
- たたむとやや重く感じる
おわりに:納得のクオリティ!

「Galaxy Z Fold2」に触れてみて、高い質感と完成度に驚き、大画面の折り畳みディスプレイに非常にワクワクさせられた。
特にキーボードとの組み合わせが素晴らしく、PCなしでも快適作業がスマホだけでできるというのが非常に気に入った。
ポケットからサッとスマホを取り出して作業できるなんてロマンがあり、それが十分に実用的なのが面白い。
カバーディスプレイはやや細いものの十分に実使用に耐え、LINE返信なども難なくおこなえる操作性を確保している。
大画面は作業や読書から動画・ゲームまで何をやっても快適で実用度はとても高く、スマホの進化系として完成されていると感じた。
普段はスマホ、いつでも必要な時にタブレット、キーボードと接続すればUMPCになり、モニターと接続すればDeXを使ってデスクトップPCにも変身する。
1台で何役もこなすGalaxy Z Fold2は、「とってもおトク」なスマホだ!

「イオシス」や「ゲオオンラインストア」なら、おトクな新品・中古Galaxyがみつかるかも!?安く買いたいならチェックしてみよう。













Android13までアップデートされて、現行機と遜色ない機能を使えるのが良いですね
コメントありがとうございます!
そうなんですよね。
Galaxyはアップデート期間が長くて、長期間、最新の機能やセキュリティ更新が使えるところが気に入っています。
ハード面は更新できませんがSD865にメモリ12GBと、私には十分すぎる処理能力があるので、まだまだ使えちゃうんですよね。
てなわけで、20万円オーバーのFold4は価格が下る前に売り払い、中古7.5万で買ったFold2がいいとなってしまっております。
SペンとデュアルSIM、バッテリー持ちの良さはほしいので、いずれはまたFold4にしたいですけどね。
次回は、Fold5発売以降にでも、Fold4が10万円前後になったくらいでメインスマホを交代しようかと考えたりしています。
というのも、私は固定費が増えるスマホ保険には入らないので、個人的に、万万万が一壊してもあきらめがつく価格の10万円前後くらいのスマホを常用したいとうい理由だったりです(10万でも壊したら大ダメージですがw)。
もしかしたらFold5も試すかもですが、たぶん急速な価格下落と、無保険で25万とかするスマホを持ち歩くのが嫌で、すぐ手放しちゃうと思われます。
良くも悪くもGalaxyは価格下落が早いので、ちょっと前の世代を、十分な能力と長期最新アップデートを安価に、ありがたく使わせてもらうってのがお得に感じてしまってます。