省電力でGalaxyのテザリングができるBluetoothテザリングの使用方法やメリット・デメリットについて解説する。
この記事ではBluetoothテザリングを有効にする方法やWindowsパソコンからの接続方法、iPhone / iPad、Androidスマホからの接続方法について記している。
※記事中のスクリーンショットはGalaxy Note10(SM-N9700) Android10のもの。
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Bluetoothテザリングのメリット・デメリット
メリット
- 親機 / 子機共に消費電力が少ない
- 常時有効にしておける
- 子機側から接続できる
デメリット
- 通信速度がかなり遅い
GalaxyのBluetoothテザリング使用方法
Bluetoothテザリング機能を有効にする
▼設定→接続→「テザリング」を開く


▼「Bluetoothテザリング」のスイッチをオンにすると機能が有効になる。

Windowsパソコンとの接続方法
WindowsとGalaxyをペアリング
▼Windowsは設定→デバイス→「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」と進む。

▼Galaxyでは設定→接続→Bluetoothを表示させておく。

▼Windowsで検出されたGalaxyをクリックする。 検出されない場合はGalaxyの「スキャン」をタップしてみよう。

▼WindowsとGalaxyのペアリング確認で「OK」を選択する。

▼画面下部のタスクバーからBluetoothアイコンを右クリックし「パーソナルエリアネットワークへの参加」をクリック。


▼デバイスとプリンターというウインドウが開く。中のアイコンを右クリックして「接続方法」から「アクセスポイント」をクリックする。


「アクセスポイント」が表示されず「直接接続」が表示されてしまう場合は、ペアリングを削除してやり直すとうまくいくかもしれない。
▼うまく接続できれば「接続しています…」と表示され、ネットワークに接続される。

iPhone / iPadと接続する
GalaxyとiPhone / iPadでBluetoothの設定を表示させ、GalaxyからiPhoneを選択するかiPhoneからGalaxyを選択する。


▼すると双方に「Bluetoothペアリングの要求」があらわれるので「OK / ペアリング」をタップすれば接続完了だ。


▼Galaxyにテザリングの許可を求められるので「許可」をタップする。

▼再接続するときはGalaxyのBluetoothテザリングを有効にした状態でiPhone側のBluetooth設定から接続する。

Androidスマホとの接続
GalaxyもAndroidスマホだがGalaxy以外のAndoridスマートフォンとして呼称する。
▼双方のBluetooth設定を呼び出し、お互いを検出する。


▼GalaxyとAndroidスマホで「OK / ペアリング」をタップすれば接続完了。


▼Galaxyにテザリングの許可を求められるので「許可」をタップする。

▼再度接続するときはGalaxyのBluetoothテザリングを有効にした状態でAndroidスマホのBluetooth設定から接続する。

うまく接続できないときに確認するポイント
▼Bluetoothテザリングが有効になっているか確認

▼iPhone / Android側から接続する

そのほか、何度か接続を試みたり一度ペアリングを双方から解除して再度ペアリングも試してみよう。
Bluetoothテザリングの接続は若干クセがあるので慣れるのに何度か接続と切断を試してみるといいだろう。
Wi-Fiテザリングと速度を比較
GalaxyとパソコンをBluetoothとWi-Fi接続でテザリングし速度を計測した。
▼左側がBluetoothでの接続で右側がWi-Fiでの接続で、状況にもよるが基本的にWi-Fi接続の方が速い。


ただしWi-Fiテザリングの場合はバッテリー消耗が速いのが難点。
おわりに : BTテザリングは速度は遅いがいつでも待ち受けできる
Bluetoothテザリングは通信速度がそこまで早くないのでちょっとしたブラウジングなどに適している。
そして、常時子機側から接続でき消費電力が少ないのがBluetoothテザリングのメリット。
接続方法やメリットを知っておけばBluetoothテザリングも便利に使うことができる。
BluetoothテザリングとWi-Fiテザリングの特長を覚えてうまく使いこなしていただきたい。











