Galaxyシリーズでは設定で簡単にナビゲーションバーを非表示にでき、画面領域を大きく使うことができる。ナビゲーションバーによる操作のかわりにジェスチャー操作や「One Hand Operation +」を使うとナビゲーションバーがなくても快適に操作できる。
ナビゲーションバーを隠すと発生する問題
ナビゲーションバーを隠すメリットはあるが、デメリットも存在する。ナビゲーションバーじゃないと操作しにくい時があったり、カスタマイズアプリ「NavStar」でせっかくカスタマイズしたナビゲーションバーも使うことができない。
他にも問題がある。
ホームボタンスワイプによるアプリ切替不可
ホームボタンを右にスワイプしていくとアプリケーションの切替をすることができるが、ナビゲーションバーをオフにした状態では機能しない。

「ん」を入力するとホームに戻る
ナビゲーションバーを消すとキーボードが画面下にくっつき「ん」の入力時にホーム画面になってしまうことが多々ある。

これらの問題を回避するには?
これらの問題を回避するにはナビゲーションバーを表示させるということになるのだが、わざわざ設定にアクセスしたり、通知バーを引き出すのも面倒だ。
まずは簡単にナビゲーションバーの表示と非表示を切替する方法を考えてみた。
One Hand Operation +で切り替え!
私が設定でしっくりきたのは「One Hand Operation +」での機能割り当て。
「長くスワイプ」を有効にし、「斜め下」に「ナビゲーションバーを表示/非表示」を設定した。

この設定をして操作に慣れれば、スワイプ操作だけでナビゲーションバーのオンオフ切り替えができるようになる。ナビゲーションバーを使いたい時はすぐに有効にでき、鬱陶しい場面では簡単に無効にできる。
手に持たず、デスクに置いた状態でもOK。
「ん」は片手モードとフローティングで対処
私が普段使用しているGoogleの「Gboard」は片手モードとフローティングキーボードに対応しており、その機能を使えば画面下部より浮かせることができた。
Gboardは印のアイコンをタップすれば片手モードに切り替えできる。サイズ調整も可能だ。

フローティングでは自在にキーボードの場所を移動できるので、自分の使いやすい場所に配置できる。もちろん「ん」も問題なし。

他にもこのような機能を持つ「ATOK」などのアプリが存在するので自分に合ったものを選択するといいだろう。
ちなみにGalaxy Note10 (SM-N9700)に標準搭載されている「Samsungキーボード」はナビゲーションバーを消しても最下部にくっつかないようになっていた。

また、片手モードやフローティングも使用することができた。


おわりに
この設定をすることで必要に応じてナビゲーションバーの切り替えができるようになった。ナビゲーションバー常時オフだと時々使いづらいときがあるが、One Hand Operation +に設定を割り当てすることで簡単に切り替えができる。
これで状況に応じてナビゲーションバーを使うことが容易くなった。また、キーボードも無料の「Gboard」で対処。デザインも悪くなく気に入っている。
また一つGalaxyが便利に使えるようになった。












