Galaxyには高機能なカメラとアプリが搭載されているが、高機能なぶん複雑で操作を理解するのは難しい。
この記事では標準カメラアプリの「写真モード」時の操作についてみていこうと思う。
動画モード時の使い方や設定でできることなどは下記をご覧いただきたい。
※記事中のスクリーンショットは全てGalaxy Note10 (SM-N9700) Android 10 (One UI 2)のもの。
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カメラアプリの起動
写真や動画を撮影するためには「カメラアプリ」を起動する必要がある。
ここでは最も一般的なカメラアプリの起動方法を2つ紹介!
アプリ一覧からアイコンをタップして起動
まずは最もかんたんな「カメラアプリ」のアイコンをタップして起動するという方法。
▼アプリ一覧から「カメラ」をタップするとカメラが動作する。

電源ボタン(サイドキー)から起動
続いて紹介するのは「画面がオフ状態でもカメラアプリを起動する方法」だ。
この方法をマスターすれば、いちいち画面ロックを解除しなくてもカメラをすぐに使える。
そのため、シャッターチャンスに素早く反応できるように!
まずは、設定→高度な設定→「サイドキー」の設定から「電源ボタン2回押し」に「カメラアプリ起動」を割り当てよう。

そして、電源ボタンを「カチカチッ」と素早く2回押してみて欲しい。
カメラアプリが起動しただろうか?
この機能は、なにか別のアプリを使っているときにも使用可能だ。
またほかにも「ロック画面」にも、カメラアプリや電話アプリのショートカットが用意されていて、指を滑らせるスワイプ操作で起動できる。
使いやすいと感じる起動方法をマスターしよう。
カメラアプリの操作(写真モード)
それではカメラアプリの画面に並ぶ多数の機能を見ていこう!

- フロント / リアカメラ切り替え
- シャッター
- プレビュー
- シーン別に最適化
- 望遠 / 広角 / 超広角カメラの切り替え
- エフェクト切り替え(カラーフィルター, 美肌効果)
- モーションフォト
- 撮影比率切り替え
- タイマー設定
- フラッシュライト
- カメラ設定
上記のほか、画面内でピントを合わせたい被写体にタッチすればフォーカス(ピント)を固定できる。
もし、ピントが「そこじゃない!」という場所に合う場合は「ピントを合わせたい場所をタップ」しよう。
①フロント / リアカメラ切り替え
フロント / リアカメラの切り替えにより、自撮り撮影ができるボタン。
▼画面を指で払う「フリック操作」でも切り替え可能となっている。

左右にフリックすると写真から動画という具合に「カメラモード」が切り替わる。
▼画面を横向き状態では上下フリックではなく、左右フリックでカメラが切り替わる。

また、上下にフリックすると「カメラモード」が切り替わる。
②シャッター
タップすると写真を撮影できるボタン。
長押しすると「動画」を撮影でき、スワイプでは「連写」または設定で「GIFを作成」が可能だ。
また、設定で「フローティングシャッターボタン」を有効にすると、画面上の好きな場所にもシャッターボタンをもうひとつ配置できる。
使いこなせば様々な持ち方や撮影スタイルに対応可能だ。
▼シャッターボタンをスライドすると、好きな場所にシャッターボタンを配置可能なので操作しにくいときに使ってみよう。

消したい場合は元のシャッターボタンと重ねるか、長押しすれば消去の「ー」アイコンが出てきて消すこともできる。
ほかにも「音量キー」を「シャッターボタンとして利用(設定で変更可能)」することもできる。
物理ボタンで操作できるため、手袋をしているときになどに有効だ。
「電源ボタン2回押しでカメラアプリを起動」と併せて使えば、より効果的♪
③プレビュー
撮影した写真はすぐに確認したいもの。
写真の確認は、下の画像にある「赤◯」の位置をタップすることで、「ギャラリー」アプリにて確認できる。
▼ちなみに電源ボタン2回押しなどを使って「ロックを解除せずカメラを起動」した場合は、過去のプレビュー内容は表示されず、ギャラリーアプリのアイコンが出る。

④シーン別に最適化
「シーン別に最適化」は、風景の状況や被写体に応じて、色合いなどが自動調整される機能。
ユーザーがなにもしなくとも、カメラを向けるだけでGalaxyが自動判別して最適な設定にしてくれるというものだ。
そのため、素人でも、ある程度キレイな写真が撮れてしまうというスグレモノ。
もし必要ない場合は、設定から機能を止めることも可能だ。
判別できる被写体
食べ物 | ビーチ | 服 |
人物 | 日の出と日没 | 乗り物 |
花 | 水辺 | 靴 |
屋内 | 街路 | 犬 |
動物 | 夜景 | 顔 |
風景 | 滝 | 飲み物 |
草原 | 雪 | ステージ |
木 | 鳥 | 赤ちゃん |
空 | 逆光 | 人々 |
山 | 文字 | 猫 |
参考
⑤望遠 / 広角 / 超広角カメラの切り替え
複数のカメラを搭載するGalaxyでは、状況に応じて最適なカメラに切り替えできる。
- 望遠:遠くのものを大きく撮れるカメラ
- 広角:やや広範囲を撮影する一般的なカメラ
- 超広角:広範囲を一気に写せるカメラ
※超広角カメラはGalaxy S10やNote10から搭載されているが、望遠カメラはFlipシリーズなど非搭載機種もある。
▼それぞれタップすれば以下のように切り替わる。

▼倍率アイコンをスワイプ操作するとズームの調整ダイヤルがあらわれ、細かく調整可能。右側にあるアイコンで規定の倍率に切り替えすることもでき、一気に高倍率ズームにすることもできる。


ズームイン・アウトは、画像などを拡大する操作である、2本指での「ピンチイン・アウト」でもおこなえる。
⑥エフェクト切り替え(カラーフィルター, 美肌効果)
▼カラーフィルターでは、インスタグラムのアプリにあるようなフィルター効果を「写真撮影しながら」つけることができる。




フィルターの効果は10段階で細かく調整可能だ。
標準でいくつかのフィルターが用意されているが、「Galaxy Store」で追加もできる。
▼ビューティのボタンに切り替えると、肌のシミやシワを目立たなくする効果を付与してくれる。自動モードでは効果は3段階となっている。

▼画面右上のアイコンをタップすれば自分で細かい調整をできるモードに切り替わる。

ここでは、下記の4つを8段階に分けて調節ができる。
- 目の大きさ
- 下あごの輪郭
- トーン
- 滑らかさ
上にあるようなものがかんたんに編集できるというとても恐ろしい機能だ。
⑦モーションフォト
iPhoneの「Live Photo」に似た機能。シャッターボタンを押す直前の3秒間をミニ動画として保存して楽しむことができる。
音声は収録されない点や、Galaxyの「ギャラリー」のみで再生でき、Googleフォトなどでは写真のみの表示となる点に注意したい。
参考
⑧撮影比率切り替え
▼撮影比率は画面左端の4つから選択できる。

普通は「4:3」のままで問題ないが、例えば「Instagramに最適な正方形の写真を撮りたい」といった場合などに変更しよう。
普通に撮って後から正方形に切り抜いてもいいが、最初から正方形にしておくと、構図が確認しやすいといったメリットがある。
- 4:3 一般撮影に最適
- 16:9 スマホやTVの表示に最適
- 1:1 InstagramなどSNSに最適
- Full Galaxyでの表示に最適
▼参考 : 最適な写真サイズの考え方
⑨タイマー
▼タイマーは2秒, 5秒, 10秒を設定可能。

タイマーは、集合写真の撮影などで便利に使える。
ちなみに「Sペン」を搭載した一部の機種では、ペンについているボタンで「遠隔シャッター操作」が可能だ。
また、Galaxyのスマートウォッチである「Galaxy Watch」でも、カメラシャッターを操作できる。
⑩フラッシュライト
光源が少ない場所での撮影では、Galaxyに搭載されたライトを使って撮影してみよう。
▼オンとオートが選べるフラッシュライト。基本はオフで使用するのが無難だ。

できれば暗所撮影はフラッシュライトに頼らず「ナイトモード」を活用したほうがきれいに撮影できる。
また、フラッシュを「オート」にしたままだと、意図しないタイミングでフラッシュが点灯する。
そのため、普段は「発光禁止」のオフ状態にしておくほうがいいだろう。
参考 : スマホのフラッシュライトについて
⑪カメラの設定
▼ここでは機能の切り替えや撮影方法の変更ができる。動画の撮影サイズなども変更可能だ。

おわりに : 操作方法を覚えて慣れよう!
基本操作方法を覚えておけば、とっさのシャッターチャンスを逃さない。
操作方法をマスターして、スマートに思い通りの写真を撮影しよう!
おまけ:Galaxyのカメラを便利にするアイテム
スマホ三脚
三脚があれば撮影バリエーションもより豊富に。
「ハンドグリップ」機能があるものなら、手持ちでの動画撮影にも便利だ。
三脚で定評のある「Manfrotto」のミニ三脚はスマホにもピッタリ!
Galaxy Watch
Galaxy Watchがあれば、いつでも腕元でリモートシャッターが可能に♪
モバイルバッテリー
カメラ機能は非常にバッテリーを消耗する。
出先でカメラを使うなら、大容量のモバイルバッテリーがほしい!
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先日s10からs22に機種変更。
カメラのフィルターの鼻サイズを変えられる機能がなくなっていてショック!!!
女子には一大事