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mineo「マイそく・スタンダードプラン 」をレビュー:使い放題で990円は強い。昼制限は他社SIMで回避

2022年3月7日「mineo」が「低価格で使い放題」の新プラン「マイそく」を提供開始!

これまでも筆者は「mineo」の「マイピタ」というプランを愛用していた。

「マイピタ」プランもかなり低価格。

なんと「1,265円」から使い放題で通信を利用できるのだ。

しかしそこに「さらなる低価格プラン」がスタート。

新プランの「マイそく」はなんとなんと、

「990円」から「データ使い放題」が使える!

というのだ。

あまりの安さにつられて「マイそく」をさっそく契約してしまった…。

そんな「マイそく」を実際に使うと「すごくイイ」感じ。

筆者は「マイそく」を「メイン回線」として愛用することとなった。

しかし、確かに安くて快適だが、

誰にでもおすすめか?と聞かれるとそうでもない。

なぜなら「マイそく」には低価格ゆえの注意すべきポイントがあるからだ。

ということで「マイそく」について以下を中心にレビューしたい。

  1. 「マイそく」とはどんなプラン?
  2. 「マイそく」が安いワケは?
  3. お昼の制限はどんな具合?
  4. 制限を乗り切るには?
  5. どんな人におすすめ?

「マイそくを使ってみようかな?」と迷っている人の後押しになれば幸いだ!

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6月3日から割引キャンペーンも開始!

激安の「マイそく」が更に安くなりもはや無敵状態に…!

mineoの新プラン「マイそく」とはなんぞや?

「マイそく」は、990円からという価格でありながら「データ通信が使い放題」というのがかなり魅力。

従来の「マイピタ」は、

「マイピタ1GBプラン(シングル)」と「パケット放題プラス」を合わせて「1,265円」が最低金額だった。

通信速度はやや遅いが使い放題でめちゃ安い!

マイそくの料金(税込)

Image : mineo

mineoの新プラン「マイそく」の料金は2種類。

  • スタンダード(最大1.5Mbps):990円
  • プレミアム(最大3Mbps):2,200円

上の2タイプで、通信速度によって金額が異なる。

またさらに2022年8月からは、

マイそくライト(300Kbps):660円

も登場する。

速度は「最大1.5Mbps」と「最大3Mbps」(と300Kbps)。

1.5Mbpsのほうは「マイピタ」のオプション「パケット放題プラス」と同様の通信速度となる。

「1.5Mbps」は「さすがに遅いんじゃないの?」と思うかもしれない。

しかし1.5Mbpsという速度は、

「ブラウジング」や「音楽のストリーミング」、高画質に設定しなければ十分に「動画」も楽しめる

という速度だ。

また通信に使う回線は、

  • docomo
  • au
  • SoftBank

から選択でき、手持ちのスマホに合わせて選べる。

3Mbpsのプレミアムは高いが他社よりは割安

倍の速度である3Mbpsであれば「テザリング」なども快適になる。

1.5Mbpsはテザリングがやや遅めだ。

だが料金は倍以上になってしまうのがネック。

1.5Mbpsの990円と比べるとやや魅力に欠けるかな?と感じる。

ただ、3Mbpsプランを他社と比較すると…。

例えば「donedone ベーシックUプラン」比較してみよう。

ベーシックUプランは、

  • 月間容量50GB
  • 月額2,728円

となっている。

mineoなら「月間での制限」はなく「2,200円」だ。

「使える容量」も「料金の面」でもmineoが魅力的だと思う。

「テザリングをよく使う」人や「快適性を上げたい」人は「プレミアム」プランも要検討だ。

こちらは後から変更できるのでご安心あれ。

なんと「音声付き」でも同じ値段

「マイそく」の料金は「音声付き」でも安い。

なんと、

「音声SIM」を選択した場合でも同様

なのは見逃せないポイントだ。

従来のプラン「マイピタ」では音声付きにすると金額が上がる。

「マイピタ」は「音声SIM」を選択すると

「418円(1GBプラン)」から「253円(20GBプラン)」の増額

となるのだ。

「マイピタ」の料金表をみてみよう。

マイピタの料金プラン

Image : mineo

このような具合に「データ通信」のSIMと「音声つき」のSIMでは価格が違う。

さらに使い放題にするには「パケット放題プラス」の「385円」を追加する必要もある。

ちなみに「10GB」以上を選択すると「パケット放題プラス」は自動付与となる。

しかし、

10GB以上のプランとなると料金も高く「パケット放題プラス」があれば「そんなにいらないのでは」

と感じる。

「マイピタ」は「音声付き」にすると料金があがるため、

「データSIM」としては優秀だが音声付き回線としては「少し微妙」なプランであった。

そのため通話用には「b-mobile」など「月額料金の安い音声SIM」を別途用意するといった人もいる。

「b-mobile」は「月額290円」で「音声」と「1GBのデータつき」なのだ。

》b-mobile公式ページ

だが「マイそく」の登場で選択の幅が拡がった。

mineoでは「音声付きかつ低料金」という選択も可能となったのだ。

》 mineo公式ページ

「3日 / 10GB制限」と「お昼の制限」あり「ゆずるね」がない

こんな激安で使えるSIMなのだが、もちろん安いのには「ワケ」がある。

マイそくが安いワケ
  • お昼は超低速の32Kbps
  • 3日 / 10GBの制限
  • ゆずるねはなし

安い理由の最たるものは「12時~13時」の時間帯が思いっきり低速になること。

お昼の通信速度は、

「32Kbps」という速度に制限
※土日は除く。月から金は祝日でも規制対象。

されてしまう。

通話は規制対象外で問題なくできる。

しかしネットは「ほぼ遮断」クラスの速度まで制限が掛かる。

使い放題の制限はパケット放題プラス同様、

「3日 / 10GB」制限

になる。

「3日間で合計10GB」使うと「まる1日間32Kbps」の低速制限がかかってしまうのだ。

パケット放題プラスと違うのは「128Kbps」ではなく「32Kbps」というところ。

また従来プラン「マイピタ」には「ゆずるね」という仕組みがある。

「ゆずるね」にて、

「12時から13時の通信を控える」ことに「10回」成功すると23時から7時まで完全使い放題になる「夜間フリー」が獲得できる。

この「ゆずるね」は「マイそく」には適用されない。

「マイそく」では需要が最も高まる「お昼」に「強制ゆずるね」をさせられるのだ。

そのためmineoは回線の混雑を解消できてコストダウンとなる。

よってユーザーは低料金で利用できるというわけだ。

お昼は「ほぼ遮断」となるのだが救済措置も用意されている。

お昼にどうしても通信したい場合、

アプリから「24時間使い放題」オプションを330円で購入できる。

どうしても「ヤバい」ときは「これでどうにか対処してね」ということだ。

マイそく申し込みはWEBにてエントリーコードでお得に

WEBにて申し込み5日ほどで到着

新プラン「マイそく」の申し込みはWEBでおこなった。

2022年3月10日にマイそくのSIMカードのみ申し込み、3月15日に到着。

土日を挟んで5日ほどで手元に届いた。

WEB契約時には下記のものもあわせて申し込み。

契約時に選択したもの
  • 音声付きSIMを選択
  • mineoでんわ

今回は「3Gによる通話」を試したかったので「ソフトバンク回線」の「音声付き」を選択。

ドコモ回線でも5Gオプションを抜けば3G通話はまだ使える。

海外版Xperiaや一部の中華スマホなど「VoLTEが使えない機種」で有効だ。

さて、通話料金についてもみてみよう。

「マイそく」の通話料金は30秒22円。

だが「mineoでんわ(月額無料)」に申し込み、

「mineoでんわアプリ」を使うと通話料は「30秒10円」になる。

通話をあまりしない私にはとってはこれでも十分おトク。

そして申し込み時にも「おトク」になるものがある。

それは「エントリーパッケージ」というもの。

「エントリーパッケージ」を使えば手数料を節約して契約できる。

エントリーコードを使って手数料を無料に!

通常、申し込みの際には以下の手数料が掛かってしまう。

マイそく申し込みの手数料(税込)
  • 契約事務手数料:3,300円
  • SIMカード発行料:440円

しかし上記のうち、

Amazonで「350円」の「エントリーパッケージ」を使うと「契約事務手数料」支払いを回避できる。

3,300円が0円になるのはデカい。

Image : mineoエントリーパッケージ

「エントリーパッケージ」を買うと「Amazon」からメールで「エントリーコード」が送られてくる。

メールに記載されたコードを申し込み時に入力するだけで「手数料無料」となる。

そのため「エントリーパッケージ」は必ず買っておきたい。

》mineo「エントリーパッケージ」をAmazonでみる

ほかにも申し込み時の注意点がある。

mineoの支払いは例外を除きクレジットカードが必要なのだ。

なので支払い用クレジットカードを用意しておく必要がある。

ちなみに筆者は「楽天カード」をmineoや普段の支払いに利用している。

なぜなら、

楽天カードなら支払いに1%のポイントが付与されポイントは投資にも使える

ためだ。

楽天カード利用で得られる「楽天ポイント」。

「楽天ポイント」は、

  • 楽天市場での利用
  • 投資信託での運用
  • カードの支払いに利用
  • ラクマでの支払いに利用
  • 楽天Payでの支払いに利用

など、多岐にわたる楽天サービスに使えるため「ポイントの価値が高い」。

ポイントがつくだけならいろいろなカードがある。

その中から「付与されるポイントの価値が高い」クレジットカードを選択しよう。

どうせ支払うなら少しでもおトクなほうがいい。

》年会費永年無料の楽天カード

mineoの契約は近くに実店舗があれば直接契約可能だ。

だが、店舗にて契約する場合は1,100円の手数料が別途掛かる(おそらくコード使ってこの金額)。

人件費や店舗運営費なども当然必要なので仕方がないことだ。

また土日などは混雑でかなり待つことも予想される。

店舗に行くための交通費や移動時間も当然発生するだろう。

なのでWEBにて申し込みするのが安くてラクだ。

》 mineo公式ページ

マイそくSIMのAPN設定 iPhoneは要プロファイル

mineoを使うには

  • Androidスマホなら「APN設定」
  • iPhoneは「プロファイルのインストール」

をおこなう。

あらかじめ「SIMロック解除」もしておこう。

AndroidスマホにAPNを設定

▼mineoから届いたもの一覧。

封筒の中には親切な「ご利用ガイド」も同梱される。

「ご利用ガイド」には契約プラン(A, D, S)に応じたAPN(アクセスポイントネーム)の設定方法などが記載されている。

「ご利用ガイド」はとてもやさしく丁寧。

設定に迷ったらこの冊子を読めばOKだ。

冊子の指示に従い、SIMカードをスマホにセットしてAPN設定に進んだ。

▼今回契約したSoftBankのnano SIMカードはこんな感じ。

▼SoftBankのnano SIMには「SIMカードアダプター」がない。

「標準サイズ」や「micro SIMサイズ」を使う場合は別途「SIMアダプター」が必要だ。

ちなみにdocomoやau回線を選択すると「マルチSIM」となり、SIMアダプターは不要。

▼スマホに設定するAPNの内容はこんな感じ。

▼APNの設定内容を入力したら「︙」から「保存」して選択状態「◉」する。

AndroidスマホはこれでしばらくするとLTE接続される。

iPhoneは「プロファイル」をインストール

iPhoneの場合は上記の「APN設定」がパックになった「プロファイル」というものをダウンロード。

そして「プロファイル」をインストールすればネットに接続できる。

下記のリンクからmineoのサイトに飛ぼう。

上記でプラン別(A, D, S)に設定されたQRコードからプロファイルのダウンロードが可能だ。

インストールされた「プロファイル」は「設定アプリ」から使用可能。

プロファイルの「削除方法」も確認しておくと不要になったときやネットワークのトラブル時(原因の切り分けなど)に対処できる。

mineoアプリやmineoでんわアプリをインストールする

「マイそく」のSIMを端末にセットしてAPN設定が完了!

これで通信や通話が使えるようになった。

続いて

  • mineoアプリ
  • mineoでんわアプリ

をインストールする。

「mineoアプリ」では「オプション購入」や「通信量確認」などができる。

「mineoでんわアプリ」を使えば通話料が「30秒10円」になるのでおトクだ。

mineoアプリ

‎mineoアプリ
‎mineoアプリ
Developer: OPTAGE Inc.
Price: Free

mineoアプリ
mineoアプリ
Developer: OPTAGE
Price: To be announced

「mineoアプリ」は「App Store」または「Google Playストア」からインストール。

画像はAndroidスマホ

▼mineoアプリでは通信量の確認ができる。

これで「3日/10GB」への対処が可能だ。

アプリを開くと大きく「24時間使い放題」のオプション購入ボタンも表示されている。

オプション購入は「アカウント設定の課金ロック解除」で使えるようになる。

▼「過去の利用履歴」を確認すると、こんな感じになっていた。

直近3日間の合計が10GBに近づくと危険信号!

動画の垂れ流しや大容量ファイルのダウンロードなどは気をつけよう。

また、上記の利用履歴はブラウザから確認することもできる。

マイページ」にログインして「データ容量詳細」をクリックすることでも確認可能だ。

ちなみに「24時間使い放題」では「お昼の制限」のほか「3日10GB制限の解除」も可能だ。

問い合わせにて確認した

だが、これを使うとマイそくの「うまみ」が半減する。

なので「24時間使い放題」での制限回避は最終手段にしたい。

「計画的な大容量ファイルのダウンロードやアップデート」などに「月1回程度」利用するならありかも。

それ以上使うなら「マイピタ」で「ゆずるね」を達成して「夜間フリー」を使った方がよさそうだ。

mineoでんわアプリ

「mineoでんわアプリ」も「App Store」や「GooglePlay Store」入手する。

ここで通話オプションの種類にも少し触れておこうと思う。

通話オプションには「mineoでんわ」のほか「かけ放題」も2タイプ存在する。

mineoの通話オプション(税込)
  • 時間無制限かけ放題:1,210円/月
  • 10分かけ放題:550円/月
  • mineoでんわ:無料/月

上記の通り「mineoでんわ」は「月額料金無料」で使えるオプション。

オプションを契約しておけば、

「30秒22円」の通話料が「30秒/10円」になる(3桁や4桁の特番を除く)。

そのため通話が少なければ「mineoでんわ」でも十分という感じ。

ただし「mineoでんわアプリ」を使って通話する必要がある。

なので必ず「mineoでんわアプリ」をインストールしておこう。

マイそく 1.5Mbps SIM でスピードテスト

ここでは私が契約した「マイそく 1.5Mbps」の回線速度を計測してみたいと思う。

また「1.5Mbps」で「YouTube動画」を「どれくらい快適に再生可能か」も探ってみた。

「初速バースト」で快適性が高い

mineoの通信は「バースト転送」に対応。

「バースト転送」とは、

「最初の間だけ通信スピードが速い」

というもの。

そのため「1.5Mbps」プランでもWEBページの読み込みなどが早いのだ。

▼Googleの「スピードテスト」にて計測してみるとこんな感じになった。

通信が始まってしばらくはアップ・ダウンとも1.5Mbpsを超えた速度に。

通信開始後しばらくすると回線速度は落ち着いてくる。

最終的には上の画像のとおり1.5Mbps付近となった。

だが「初速バースト」のおかげで快適に利用できている。

また、

画像の多いInstagramなども特に不満は感じず。

SNSも快適に利用可能だ。

WebやSNSは快適だがさすがにアプリのダウンロードでは待たされる。

しかし「数メガ程度」なら慣れれば大抵の人は我慢できるレベルだと思う。

「容量の大きなアプリなどをダウンロード」したり「OSアップデート」などの利用はやっぱりきびしい。

「3日/10GB制限」もあるので「大容量の通信」はWi-Fiを利用したい。

YouTubeは480pまでは普通に観れる

動画の内容によって大きく異なるが、一般的な動画は480pまでなら快適だ。

360pにすると2倍速でも視聴できるといった具合。

動画によっては1080pまで上げられた。

しかし、内容やシーンにかなり左右される。

画質と快適性を考えると「480pがバランスがいい」という感じだ。

高画質動画が見たい場合は「プレミアム 3Mbps」を試してみるのもアリ。

お昼は速度計測すらできず…これはヤバい

「マイそく」のお昼は「お仕置きタイム」で最大「32Kbps」となる。

mineoアプリで確認するとお昼は「32Kbps」と表示される

この状態で回線速度を計測する「スピードテスト」をするとどうなるのか?

実際に試してみた。

Googleのスピードテスト。
平日のお昼は計測不可

結果は上の画僧の通り…。

遅すぎて「計測不可」となってしまった。

32Kbpsではスピードテストすら許されないのだ。

ちなみにお昼の速度制限は以下のように、

  • 土日はお昼も問題なく使える
  • 土日でも祝日はダメ
  • 月から金は祝日でもダメ

というルールがある。

土日はお昼も快適

では平日のお昼はなにができるのか?

昼寝するしかないのか?

「お昼の制限できること」をチェックしてみた。

マイそくの12~13時はなにができる?どう乗り切る?

お昼の制限中は何ができる?

お昼の制限中にはどんなことができるだろうか。

  • Webは使えるか?
  • 動画は観れるのか?
  • LINEはできるのか?
  • QRコード決済はできるのか?

といったことを実際にチェックしてみた。

WEBページの読み込みに恐ろしく時間が掛かる

試しに当ブログのトップページを開いてみた。

すると読み込みに5分もかかってしまった!

一部はタイムアウトしたのか読み込みに失敗した箇所もあった。

恐ろしく時間が掛かったうえ、ヘッダーのロゴは読み込みに失敗

予想通りの結果であったが、

「32Kbpsではまともにブラウジングできない」

と考えておいたほうがいい。

かなり軽い「Google検索結果」でもギリギリという感じだ。

LINEのメッセージは送れるが通話はちょっと厳しい

日本人のほとんどが使うであろう「LINE」もテストした。

まずはLINEの「メッセージ」。

メッセージについては少し待たされることもあるがやりとりできた。

続いて画像を送ってみた。

画像についてはやや待たされて「厳しい雰囲気」。

だがなんとか送ることができた。

もしかして動画もいけるか?

と、思い短い動画を送ってみると…。

表示がおかしいが送信できることを確認した。

ただし、

「5秒程度の短いものでも送信に数分かかる」

というレベル。

動画の送受信は現実的ではなく「画像の送信でも少しストレス」という感じだ。

さらに「LINE通話」についてもテストしてみた。

LINE通話は「音声が途切れ途切れ」になったり「やや遅延がある」が「一応できる」といった感じ。

1分以上テスト通話をしてみたが切断されることはなかった。

32Kbpsだとさすがに聞き取りにくいシーンがあったりして、

「会話するのはややきつい」

といった印象だ。

32Kbpsで通話するときは相手を選ばないといけない。

QRコード決済アプリは使用不可

お昼の休憩時間に「QRコード決済で昼飯を買う」という人も多いと思う。

ということで厳しいかなと思いつつ、QRコード決済アプリの「d払い」を試してみた。

すると、

予想通り「接続失敗」となってしまった

もちろんコンビニやファミレスなど「フリーWi-Fiが整備されている場所」なら特に問題なし。

YouTubeは144pでも再生不可

32Kbpsでは「LINEはギリギリ」といった感じだった。

そんな状態なので、

お昼の動画タイムは…普通に無理。

試しに画質を目いっぱい下げて「144p」とかも試してみた。

が、かなり待って数秒再生されて止まって…。

また止まって…。

という具合。

動画タイムは諦めて寝てください。

しかしそれではあまりに殺生。

ということで対策を考えてみた。

対策はどうする?

マイそくにはオプションの「24時間使い放題」が用意されている。

救済措置として利用することができるが「330円 / 回」の料金がかかってしまう。

オプションを乱用すると金額のメリットはなくなってしまう。

何度も使うと料金がかさみ、

最初から高いプランにしたほうがよかった

なんてことになりかねない。

そうならないよう、なるべくオプションなしで切り抜ける方法を考えてみた。

Wi-Fiで乗り切る

自宅はもちろん、オフィスや店舗など「Wi-Fiが使える場所」をあらかじめ確認しておこう。

お昼の間はWi-Fiに接続できれば全く問題なし。

また「モバイルWi-Fi」があればもちろんOK。

お昼のために「モバイルWi-Fiを契約」では本末転倒だがPCや仕事で使うならアリだろう。

モバイルWi-Fiを持っていない人は「公共Wi-Fi」を探してみよう。

「タウンWiFi」という無料アプリを使うと公共Wi-Fiにかんたんにログインできて便利だ。

通信を使わないアプリで暇をつぶす

どうしてもスマホを使いたい場合、

「通信がなくても利用できるアプリ」

を利用するのもいいと思う。

例えば「Amazon Prime Videoアプリ」はあらかじめ動画をダウンロードしておける。

そして後からオフラインでも楽しむことができる。

電子書籍も有効だ。

KindleやKoboアプリで書籍をダウンロードしておくと、オフラインで本が読める。

読書は長い時間楽しむことができ、知識も手に入って一石二鳥!

ちなみに、

「Amazonプライム会員」だと無料で本も映画もアニメもいっぱい楽しめる。

》Amazonプライム 30日無料体験

もし「まだ使ってない」なんて人は人生の半分くらい損をしているレベル。

まずは無料体験してみよう。

デュアルSIMで切り抜ける!

Wi-Fiが利用できる場所がなく「追加の月額費用なども支払いたくない」という場合はデュアルSIMスマホを検討してみよう。

近年はデュアルSIMが使える機種が徐々に増えている。

iPhoneなら「XR」や「XS」以降は「eSIM」と「nano SIM」でのデュアルSIMができる。

デュアルSIMスマホなら、

「mineoが制限中に別のSIMでデータ通信をする」

ということもカンタンにできてしまう。

「別のSIMの維持費がいるやんけ!」という人は落ち着いてほしい。

povo 2.0」なら月額の維持費は「0円」だ。

povo 2.0はeSIMも使えるので「サブ回線」としてかなり優秀だ。

通常povo 2.0は「トッピング」に課金して「ギガ」を使う。

しかし「トッピングなし」でも32Kbpsの4倍である「128Kbps」で通信可能だ。

そして「128Kbpsじゃ遅い!」という場合には「ギガ活」も使える。

ギガ活では「ローソン」など指定店舗で「au PAY」決済すると「ギガ」をもらうことができるのだ。

このパケットをお昼に使ってもいい。

povo 2.0をサブ回線として用意し、データ通信に使うSIMを切り替えればお昼も使いやすくなる。

iPhoneのSIM切り替え方法

AndroidのSIM切り替え方法

デュアルSIM端末がなければサブ端末もアリ

「デュアルSIM端末なんて持ってないしSIMの切り替えとか面倒」という場合は「サブ端末」もいいと思う。

小型で「おサイフケータイ」も使える「Jelly 2」はなかなかサブ端末として優秀だ。

ちなみにJelly 2は「デュアルSIM」も使えてしまう。

サブ端末としてこれほど優れた端末はなかなかないと思う。

Unihertz Jelly 2 レビュー:おサイフ対応!超小型スマホ

ほかにも、有料化された「Googleフォト」が無料で使える「Pixelシリーズ」もGood。

Google PixelでGoogleフォト 無料&無制限バックアップ!他社スマホとの同期方法などを紹介

「Pixel」にサブ用途とバックアップ用途の2役を任せるのもあり。

私は安価な「Pixel 3」中古を買って写真や動画のバックアップに用いている。

》アウトレットと中古パソコンの「イオシス」

》[伊藤忠グループ] 中古スマホ販売サイト にこスマ

マイそくと他社のプランを比べるとどんな感じ?

「マイそく」とほかのサービスとも比較してみよう。

データ通信は圧倒的に「マイそく」が安い

比較対象には同価格帯のものを用意してみた。

比較するのはソフトバンクが運営する「LINEMO 3GBプラン」と、auが運営する「povo 2.0 3GBトッピング」だ。

マイそくLINEMOpovo 2.0
料金990円
(スタンダード)
990円
(3GBプラン)
990円
(3GBトッピング)
データ量使い放題3GB3GB
1日データ
使い放題
330円非対応330円
速度制限3日10GB
12~13時は32Kbps
通常時1.5Mbps
データ超過時
300Kbps
データ残量0MB時
128Kbps
回線docomo
au
SoftBank
SoftBankau
通話料22円30秒(通常)
10円30秒(mineoでんわ)
22円30秒22円30秒
通話し放題
オプション
10分かけ放題:550円
完全かけ放題:1,210円
5分かけ放題:550円
完全かけ放題:1,650円
5分かけ放題:550円
完全かけ放題:1,650円
eSIM対応
5G対応

比較してみると「データ量」は「マイそく」が圧倒的。

「お昼の制限」や「1.5Mbps」を踏まえてみてもコスパはかなりイイ。

お昼の制限は「他社SIMを使う」ことである程度回避できる。

回線についてもマイそくは大手3社から選択可能。

「地域の電波状況」や「手持ち端末の対応バンド」に応じて選択できるメリットがある。

通話オプションも高コスパ

通話オプションでも「mineoでんわ」によって料金を低く抑えられる。

「mineoでんわ」を使えば通話料は「30秒22円」から「30秒10円」になる。

そして人気の「10分かけ放題」もコスパが高い。

他社と同一の「550円」で「10分」という「倍の通話時間」だ。

さらに「完全かけ放題」も他社をうわまわる。

「完全かけ放題」においては400円ほど安い金額で利用できる。

あまり通話しない人は「mineoでんわ」でおトク。

よく電話する人にもかなりおトクだ。

まとめ:マイそくを避けるべき人とおすすめの人

最後に「マイそく」が「おすすめじゃない人」と「おすすめな人」をまとめてみた。

おすすめできない人

  • 工夫するのが苦手な人
  • 固定費の節約に関心がない人
  • 高画質で動画を楽しみたい人
  • 3日で10GB制限が肌に合わない人
  • お昼にLINEやSIPなどで通話したい人
  • ファイルやアプリをいつでも高速ダウンロードしたい人

mineoの新プラン「マイそく」をおすすめできない人はこんな感じ。

いろいろ考えるのが面倒な人は別プランでお昼も使える「マイピタ」のほうがいい。

こちらも十分に低料金で使うことができる。

また月1回はプラン変更も可能なので「マイそく」を試すことも可能だ。

「マイそく」が合わなければ一般的なプランの「マイピタ」に変更するというのもアリだと思う。

mineoなら自分に合ったプランを柔軟にチョイスできる。

検討して節約につなげてもらえればいいと思う。

おすすめできる人

  • お昼は電話だけできればOKの人
  • デュアルSIMスマホを持っている人
  • 動画や音楽をたくさん楽しみたい人
  • 節約重視で多少の制限は我慢か回避できる人
  • 夜勤のなどでお昼のデータ通信を重視しない人
  • データはたくさん使うが高速じゃなくてもいい人
  • お昼のデータ通信はテキストメッセージ程度でOKな人
  • お昼の通信をWi-Fiや他社SIMに逃がせる工夫ができる人
  • PCやタブレット、モバイルルーター用SIMを検討している人

私が思う「マイそく」がおすすめな人はこんな感じ。

動画や音楽のストリーミングなどを存分に楽しみたいという人におすすめ。

なのだが、お昼はほぼ回線が使えないという制限がある。

制限を乗り切る工夫するか、1時間我慢ができる人じゃないと使うのは難しい。

いろんなことを試して楽しく節約できる人が「マイそく」に向いている。

「我こそは!」と感じた人は「マイそく」にトライしてみてはいかがだろうか。

》 mineo公式ページ

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