【Mini RCカー】「ミニッツバギー」を購入!オフロードを走らせてみた!

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不用品を処分しに立ち寄ったハードオフにて「500円」のラジコンバギーを発見して購入しまい、それからというもの息子氏と一緒にグラウンドで走らせまくっていた。

すると、おもちゃのラジコンでは物足りなくなり「もうちょっとちゃんと動くやつがほしい!」となってしまった。。

そして「値段が高すぎたり、サイズが大きいのはイヤ!」、「気軽に持ち運んで遊べるものがいい!」という条件で購入したのが「ミニッツバギー」という小さなラジコン。

この小さなラジコンはとても高性能で、細かな操作はできるし小さいので狭い部屋でも遊べる!

また、砂地で遊ぶとめちゃくちゃ楽しい(ひとにはオススメできないけど…)!

でも、ミニッツバギーは「屋内用のラジコン」で「防塵対策」が施されておらず外で遊ぶのには適していなかった。

家ではジャンプ台を飛び回り、外ではダートでドリフトしまくりで楽しいし、外出時は小さなショルダーバッグに入れて、気楽に持っていける。

だけど、外で遊ぶためには一苦労。

でも、走らせるのも、防塵対策に工夫を凝らすのもまた楽しく、ハマってしまった。

というわけで、カバンに入る「ガジェット的なラジコン」、「ミニッツバギー」について書いてみた!

【Mini RCカー】ミニッツバギーに装着 & 交換したオプションパーツなどのまとめ 【Mini RCカー】ミニッツバギーをオフロード走行させるためにやった防塵処理のアレコレ。

小型でフルコントロールができるラジコン「ミニッツ」!

トイラジでは思うように操作ができない

調べてみると、500円で買ったラジコンというのは「トイラジ」というもので、ハンドル操作やアクセルの「微調整ができない」もの。

これだと子供が遊ぶには十分だが、思ったとおりに操作するのは困難だった。

トイラジではアクセルの操作は「全開かオフ」、ステアリング操作は「右いっぱい・左いっぱい」しかできないので、ゆっくり進んだり、少し曲がったりができない。

これは「ホビーラジコン」というやつを買えば細かく調節できて解決なんだけど、大きくて場所を取るものが多いように感じた。

小さな本格ラジコンの存在を思い出す

そこで思い出したのが「ミニッツ」というラジコン。

以前職場で聞いたことがあり、「小さくて本格的なラジコン」があるというのは知っていた。

しかし、そのときはあまり興味がなく「そんなのあるんだ〜」というぐらいにしか思っていなかった。

だが「ミニッツなら小さくて場所も取らないし、本格的に遊ぶこともできて、カバンに入れてガジェット的に持ち運べるんじゃないか」と思い調べてみたのだった。

すると、ミニッツにはいくつか種類があり、

  • グリップ走行が得意な「RWD」
  • ドリフトが得意な「AWD」
  • ジャンプ走行ができる「バギー」
  • 障害物を乗り越える「4×4」

なんかがあることを知った(ほかにも安いけどおもちゃ寄りの性能の「ファースト」とかもあった)。

RWD

最もスタンダードなのは後輪駆動の「RWD(リアホイールドライブ)」で、サーキット走行でも人気。

小さいことにくわえて小回りがきくので、狭いスペースでも楽しめる。

前輪駆動の「FWD(フロントホイードライブ)」も存在し、ボディと実車の駆動方式を合わせて楽しむこともできる。

ミニッツといえば「RWD」という感じだろうか。

AWD

プラスチックのドリフトタイヤが装備された四輪駆動の「AWD(オールホイールドライブ)」。

グリップタイヤに交換すれば通常のグリップ走行も楽しめるようだがグリップさせるのは少数派のようだ。

でもドリフト走行も面白そう!

4×4

最も新しいシリーズの「4×4」も四輪駆動。

スピードは出ずゆっくりと走行するが、大きく柔らかいタイヤで障害物を乗り越える走行が楽しめる。

バギー

バギータイプは「RWD」や「AWD」にくらべて少し大きいが、四輪駆動で四本の「独立オイルダンパー」が装備された本格仕様。

グリップ走行にくわえてアクティブなジャンプ走行も可能!

しかし、シリーズ中で最も人気がなく、消えそうな存在だとかw

だが、中でも筆者が惹かれたのはトイラジでも遊んだ「バギー」タイプ。

後で間違っていることに気づくが「バギーなら外でも家でも思いっきり遊べるハズ!」と思ってしまったのだ(シリーズ中、外でも割と普通に遊べるのは「4×4」だった…)。

「バギーは砂の上を走るもの」と認識していた筆者は、息子氏のトイラジ同様に砂の上をガンガン走れると思ってしまった。

ミニッツシリーズから「ミニッツバギー」を購入!

購入前に少し調べて、外でミニッツバギーを走らせるには「防塵対策が必要」という情報を発見。

ミニッツバギーは「非防塵仕様」だったのだ。

だが楽天的な筆者は「バギーっていうくらいだし、まぁなんとかなるやろ〜!」と適当にかんがえて、ラジコン専門店を訪れたw

大阪日本橋の「スーパーラジコン」へGo!

ラジコンを見にいってみたのは「スーパーラジコン」というお店。

「大阪日本橋のラジコン店なら品揃えが良さそう!」という理由w

日本橋店なんだけど、オタロードとかからかなり離れた場所にあり、「ここ日本橋なの?」というところにあった。

店内に入ると、なんかすごそうなラジコンやミニ四駆たちが、ショーケースの中にズラリ!

入って少し進んだところには、お目当ての「ミニッツ」たちが大量!

とりあえず「レディセットというやつを買えばすぐに遊べる(単4電池は別売りで本体・送信機に4本ずつ)」ということと、ミニッツバギーは「レディセットで売ってる(後にバギーもプロポなしのVE 2.0というのがあることはあとから知ったw)」という情報だけ持っていた筆者。

ボディやプロポ(送信機)が別売りの商品だと、どれが合うかワカラン。。

怖すぎるので「全部入りのレディセット」はとても安心。

そして見つけた「ミニッツバギー」の「レディセット」!

バッケージに「シャシーとプロポのイメージ」がプリントされているので、「プロポ付き」に間違いない。

お店にはレーシーなスタイルの「インファーノ」と、クラシカルなバギースタイルの「オプティマ」が置いてあった。

どっちも良さげに見えたが「小さなホイール」がかわいくて「スパイクタイヤ」で砂地もめっちゃ走れそうな「オプティマ」が気になる!

店員さんによるとオプティマ「最近入荷してきた」とのことで、あとで調べてみると2023年6月に再販(購入時は再販とか知らない)されたモデルであった。

一応、店員さんに「これって外でも遊べますか?」なんて聞いてみると、「いやぁ、ちょっとなら・・」みたいな感じであった。

まぁイケるっしょ!ってことで、この中から見た目が完全に「オフロード」な「オプティマ」をGET!

ホントは「インファーノ」の「グリーン」が欲しかったのだが、在庫がなく、スパイクタイヤを試したかったこと、ボディは別で買えばいつでも交換できるということから、今回はオプティマをチョイス!

あとでAmazonをチェックしてみると、普通にインファーノのグリーンもあったwまぁいいかw

またこれもあとからわかったのだが、執筆時点ではオプティマのボディやタイヤは単体入手がむずかしく、インファーノなら単体購入可能。

そのため、やはり「オプティマ」を買っておいて正解だったかもしれない。

上のフロアにはサーキットも

店員さんによると「サーキットもあり、見学自由です」とのことで、ついでにサーキットも見てみた。

ただ、残念ながらミニッツバギーは「フェンスを乗り越えて他のマシンに迷惑をかけるおそれがある」とのことで走行はNGだった。

サーキットで最初に出てきたのは「ミニ四駆」のコース!

ミニ四駆コースは盛況で、大人から子供までたくさんの人が楽しんでいた。

続いて「ミニッツ」のコース!

凄まじい速度に目が追いつかない!!

あまりの速さに「なんでコレ操作できるん!?」と思ってしまったw

大きいラジコンのコースも有り、こちらも凄まじいスピード!!

楽しそうだけど、他の人の邪魔にならないように走らせるには結構な技量が必要になりそう。。

見学を十分に楽しみ、帰路についた。

ミニッツバギー オプティマのレディセットを開封!

家に持ち帰った「ミニッツバギー」。

息子氏と遊んでいたトイラジと比べると、かなり小さいサイズ!

ちなみにこのボディが「オプティマ」という名前だということは、帰ってきてから知ったw

ミニッツバギーには本格的な4本の「オイルダンパー」や、摺動部には「ボールベアリング」が搭載される。

オプションには走行を安定させる「ジャイロユニット」や、電飾のLEDなんかも用意されている。

反対側には「レディセット」のキット内容が。

付属のギアに交換すると、ギア比を変更して「加速寄りセッティング」から「高速寄りセッティング」なんてこともできる。

ただし、加熱による保護での停止が起こりやすくなるなど、使い所は難しい。

ほかにも、小さなパイロンもついているので、箱から出してすぐに練習走行も可能だ。

箱の裏面にはシャシーやプロポの解説のほか、オプションパーツについても記されている。

このオプションパーツはかなり重要で、ミニッツバギーの弱点を補うことができる。

特にシャシー割れから守ってくれる「アンダーガード」は、ステアリングへの砂の噛み込みも起こりにくくなるスグレモノであった。

それでは、いざ、開封!!

手のひらサイズなのにフルコントロールができて、4本の本格的な独立オイルダンパーに興奮しまくり!!

さっそく走行させたいが、走行する前の準備として「オイルダンパーへのオイル注入」と「電池のセット」が必要だ。

まずはボディの引掛けをつまんで、ポリカでできたボディを外す。

中はこんな感じ。

付属するシリコンオイルは「#400」という粘度で、やわらかめ。

ダンパーをひねって取り外しするが、壊してしまわないか緊張w

無事外せたダンパー。

ダンパーはフロント用とリア用があり、金属シャフト下部の付け根部分が盛り上がっているのがリア。

外す前にチェックしておくのがいいかも。

上部のキャップをひねって開け、オイルを注入する。

オイルを注いだらゆっくりとダンパーを上下させ、気泡を抜く。

蓋を締めたらすこしゆるめてピストンを押し込み、その状態で蓋を閉める。

溢れたオイルを拭き取ったら完成だ!

100円ショップで購入した単4充電式電池をセットし、準備万端。

自宅近くに100円ショップ「セリア」があってたまたま選んだんだけど、この電池はラジコン用として優秀なんだとか。

プロポの方はとりあえずアルカリの単4電池をセット!

こちらもたくさん練習するなら充電式にしたい。

ちなみに充電式電池は、ミニッツのメーカーである「京商」から販売されていて、値段もお手頃となっている。

純正を使いたい場合はこちらをチョイスしたい。

また、同じく京商からUSB式の充電器も京商から販売されていて、この充電器は大体1時間位で充電できるそうだ。

筆者の手持ちであるパナソニックのものは1.5時間くらいかかるので、なかなか早い!

ほかにもさらに強力な充電器が以下!

Type-Cで充電でき、PD(パワーデリバリー)やQC3.0(クイックチャージ)対応充電器などを接続することで最大1600mAhの充電電流を設定できる。

さらに上位モデルはスマホ操作対応で、ナント最大2200mAhで充電できるトカ。。

筆者手持ちのパナソニックの充電器は550mAhだったので、かなり早い速度で充電できそうだ。

さてさて、脱線してしまったが、フロントノーズも忘れずセット。

電源スイッチはシャシー裏面の極小スイッチ。

めっちゃ操作しにくいw

電源が入ると赤いランプが点灯し、ボディから透けて見える。

プロポの電源を入れ、プロポと車体がつながれば走行可能!

さっそく部屋の中を走らせてみると、狭い室内では慣れないとノーマルモーターでも操作が追いつかないくらい速い!!

でも楽しくて永久に遊んでられるw

楽しすぎるけど、これが「屋内用ラジコン」だなんてもったいない。。

ミニッツのプロポ(送信機)KT-531Pの各部の役割と操作方法は?

それでは実際に操作する前に、コントローラーである「プロポ」の使い方をチェックしておこうかと思う。

①スロットル

スロットルは前進や後進を制御できる。

手前に握るとマシンは前進し、反対に奥へ押しやると後進する。

トイラジコンとは異なり少し握るとゆっくり進み、握った量に応じてスピードが上がる。

そのため、リアルな動作と微調整が可能で、より楽しめるのだ。

また、前進中にスロットルを後進方向へ押しやるとブレーキとなる。

一度ブレーキを解除してもう一度後進方向へスロットルを押しやるとマシンが後退する。

後退中は逆に前進がブレーキになり、スロットルを握りなおすとマシンが前進する。

②ステアリングホイール

ステアリングホイールは右に回すとホイールが右に向き右に曲がれる。

反対に左に回すと左にホイールが向き、左に曲がれる。

ステアリング操作もスロットル操作同様に操作量に応じて微調整でき、小回りをきかせたり、大きく曲がったりすることが可能。

自分の思い通りに操作できる。

③ステアリングトリム

ステアリングトリムはマシンがまっすぐ進まないときに操作する。

ステアリングホイールを操作していないのにマシンが左に曲がる(巻くというらしい)ときはツマミを右に回して少し走らせて確認。

反対に右に曲がってしまう場合は、ツマミを左に回して調節する。

ステアリングトリムの前に、ホイールの回転に異常がないかもチェック。

たとえば、左に巻く場合は左側のタイヤが外れかかっていたり、ベアリングなどに異常が発生しているかもしれない。

各部がスムーズに動作するか確認する。

ときどき車体側をホイールをまっすぐにした状態で、車体のペアリングボタンを長押ししてセンターをリセットするといい。

このとき、プロポのステアリングトリムはセンターに戻し、プロポの電源を切って車体のみ電源が入った状態でおこなう。

④CH4トリム

別売りのLEDライトの点滅スピードを調節できる。

右いっぱいに回すとゆっくり点滅し、左に回すにつれて点滅スピードが早くなる。

左に目いっぱい回すと点灯状態となる。

⑤ステアリングデュアルレート

ステアリングの「切れ角」を制限できる。

通常は右いっぱいに回した状態でハンドルが全開に切れるようにして操作する。

慣れないうちなどは切れ角を少し小さくすると練習しやすくなる。

⑥スロットルトリム

スロットルトリガーの前進・後進位置を調節できる。

中立位置は真上ではなく、少し左側に寄っているので注意する。

トレーニングモードとノーマルモード

プロポの初回起動時はスピードがゆっくりの「トレーニングモード」となっている。

トレーニングモード時は動作LEDが点滅してトレーニングモードであることが確認できる(電池が少ないときも点滅して知らせてくれる)。

トレーニングモードでは最高速度が制限されるため、操作が初めてだったり久しぶりにラジコンを操作する場合などに最適だ。

感覚をつかんで慣れてきたらノーマルモードに。

プロポの電源を切って、スロットルを全開に握ったまま電源を入れるとノーマルモードに変更可能。

これで速度制限が解除され、全開で走行できるようになる。

逆にスロットルをバックにして電源を入れると、再びトレーニングモードに変更できる。

ミニッツバギー・大地に立つ!オフロード走行をテスト!!

ダートを思いっきり走れそうなポテンシャルを秘めているのに、屋内だけで遊ぶのは面白くない。

というわけで、京商のメーカーサイトからダウンロードできる「テクニカルガイド」に書かれた「防塵対策」を施し、ダートを走らせるとどうなるか試してみた!

さて、公園に持っていくためにつかったのはショルダーバッグのみ。

お気軽に持っていけるのはミニッツバギーのすごいところ!

普通のラジコンだとこうはいかないんじゃなかろうか?

このバッグはカメラ用品でおなじみの「ピークデザイン」というメーカーの「エブリデイスリング 6L」というもの。

小ぶりなバッグであるが、ミニッツバギー本体とプロポにくわえ、バッテリーやちょっとしたツールも持ち運べた。

そして、ピッカピカのミニッツバギーは着地!

走行させてみると…オフロードでもかなり走る!

小さくてもやっぱりバギーということなのか、いい感じの走りで楽しい!!

しかし、テクニカルガイドに書かれた防塵対策だけではだめなのか、ギアやステアリング周りに小石が噛み込んで異音が出たり、操舵ができなくなってしまった。

ピニオンギアへの噛み込み
スパーギアへの噛み込み

このまま走行させるとギアがどんどん傷んでダメになってしまうのだが、最初はわからずそのまま遊んでしまったw

ただ、ダメになったギアはもちろん、他のパーツもすべて別売りのスペアが用意されているので安心だ。

この部分はバスコークで「コーキング」で防塵処理すると、かなりトラブルが減るので、オフロード走行をする場合はやっておきたい。

ハンドル操作を制御する「サーボ」のギア周りも同様にコーキングし、防塵しておきたい。

また、車体下部の「ステアリングプレートホルダー」にも砂が噛み込みやすいが、オプションパーツの「アンダーガード」を装着すると少し軽減される。

ミニッツバギーをオフロード走行させるときにあったら便利なもの

ミニッツバギーを公園などのオフロードで走行させると、砂埃で車体が汚れてしまう。

そのまま持ち帰ると家の中が砂だらけにw

そこで筆者はできるだけ最小限の荷物で砂埃を払えるようにした。

また、かんたんなトラブルなら対処できるよう、最小限のツールを携行。

大体は100円ショップで揃えられる。

ハケ&歯ブラシ

ミニッツバギーをオフロード走行させたあとに清掃するため、最もよく使うのが小さめのハケと歯ブラシ。

歯ブラシも子供用だと清掃しやすいかも。

ハケでボディやシャシーの砂埃を払い、泥なんかは歯ブラシで清掃。

カメラ用ブロワー

握るとエアーがプシューとでるカメラ用ブロワー。

カメラのレンズやボディのホコリを飛ばすのに購入したものだが、ラジコンにも便利。

ハケが届きにくい場所の砂埃も清掃しやすい。

ドライバーなどのツール類

かんたんなメンテナンスくらいはできるよう、ツール類を携行。

筆者はビット差し替え式のドライバーを使い、+ドライバーのほか、六角のビットに、ミニッツ付属のホイールナット用レンチなんかを小物入れに入れて持っていっている。

ほかにピンセットがあれば、小さな石をとりのぞいたり、細かい作業がやりやすい。

ミニッツバギーをオフロード走行させたあとはベアリングのメンテナンスを

ミニッツバギーをオフロード走行させたあとはベアリングのメンテナンスをしっかりとやっておきたい。

特にリア周りのベアリングは砂が噛み込んで回転が渋くなるので、オフロード走行のあとは要確認だ。

そのまま走行させると「なんかずっとブレーキがかかった感じ」になり、モーターやポリスイッチ、ESC(スピードコントローラー)などが発熱しやすく、すぐに保護が働いて止まったり、バッテリー駆動時間も短くなって楽しめなくなる。

「バルクヘッド」を取り外し、「デフギア」の左右についているベアリングを指で回転させてチェック。

足回りのベアリングも回転が悪くなりやすい。

これらは外して「パーツクリーナー」で洗浄する。

筆者はピンセットに挿してパーツクリーナーを吹きかけ、指でくるくる回して清掃と動作をチェックしている。

回転が良くならなず「ゴリゴリ」のままの場合はベアリングの寿命。

デフギアの左右にあるベアリングは「1060」というサイズ。

筆者は以下の「ラバーシールドベアリング」に交換。

足回りは「630」というサイズになる。

こちらも「ラバーシールド」に交換した。

オプションの「ユニバーサルスイングシャフト」を装着すると、足回り内側のベアリングは630ベアリングより0.5mm薄いベアリングになってしまうが「ミニッツAWD」のベアリングが同じサイズで流用可能だ。

ミニッツバギーの気になったところ

リアギア周りの摩耗が激しい

ミニッツバギーを走行させていると、突然空回りしてマシンが進まなくなった。

モーターやギアカバーを外してチェックしてみると、後ろ側の「センターピニオンギア」と「デフギア」の歯がかなりすり減って噛み合わなくなっていた。

以下の画像では、デフギアもセンターピニオンギアもかなり摩耗が進行している。

ここはミニッツバギーのウィークポイントでギアの噛み合わせが弱いため、「0.2mmのシム」を2枚の右ベアリング内側に入れてやると改善する。

シムを入れてやることでデフギアがピニオンギア側に押し出され、噛み合わせが良くなるのだ。

ただ、筆者はシム単品売りを発見できず、ボールデフに交換してボールデフ付属のシムを使用。

ボールデフ付属のシムを測ってみると内径6mm外径8mmだったので、シム単品だとこれが使えそう。

ボディのつけ根が割れる

ミニッツバギーのボディは押し込んで爪を引っ掛けてとめる仕組み。

かんたんでいいのだが、ここからボディがどんどん割れてくる。

筆者のオプティマのボディは、最終的に破断してしまった。。

こうなる前に一般的なラジコンのように「ボディピン」でボディを固定できるようになるオプションパーツ「アルミリアダンパーステー」を装着しておきたい。

また「オプティマ」の塗装済みボディは単体で入手するのがむずかしいということもあり、大事に使いたい。

オイルダンパーが漏れ漏れ

付属の衝撃吸収装置は「オイルダンパー」という本格的なもの。

筒の中にオイルを入れて粘り気の力でピストンの動きを制限してマシンの挙動を安定させる。

だが、このオイルダンパーからオイルが漏れまくり!

室内を走行させると、漏れたオイルにホコリがついてこんな状態に。。

オイルを入れてもすぐにダンパーの効きも悪くなる。

筆者は高かったけど、オイルの漏れにくい「ビッグボアショックセット」に交換した。

オプティマのタイヤが売ってない

筆者が購入したオプティマのスパイクタイヤは、やはりオフロードでは非常に効果的でグリップがとても良かった。

だが、スパイクタイヤのイボイボは毎日のように走らせていると2週間程度でなくなってしまったw

そこでスペアタイヤを購入しようとおもったのだが、売ってない!

再販されたりするのかもしれないが、付属のものを使い切ったら終わりというのは厳しい。。

結局、筆者は破断したボディとともに、ホイールとタイヤも「インファーノ」のものに交換した。

おわりに

ここがナイス!
  • 本格的だが安価に始められる
  • 保管場所を取らず持ち出しもバッグひとつでOK
  • 室内・ジャンプ走行・屋外(要防塵)など幅広く楽しめる
ここがイマイチ!
  • 屋外走行に工夫が必要
  • 入手しにくいパーツがある
  • 普通のミニッツにくらべて情報が少ない

ミニッツバギーは2万円程度で購入できるラジコンだが、購入するまでは「ほしいけど高いし…」とためらっていた。

しかし、買ってみて遊んでみると、もうめちゃくちゃ楽しい!

そして、小さくてガジェット感があるのも最高にタマランのである。

操縦はもちろん、整備やカスタム、工夫を凝らしての防塵対策、眺めているのまで楽しくて、買ってから毎日がハッピー。

今や2万円のミニッツバギーは「安い」とすら感じるw

筆者がこれまでやってきた趣味の中には、カメラや釣り、ロードバイクなどがあるが、どれもこれもお金がかかる。

でもミニッツバギーなら思いっきりカスタムしてもしれている(なんやかんやで結構掛かるw)。

それでもなかなかコスパのいい趣味に出会ったと思う。

コーキングを使ったさらなる防塵処理にブラシレスモーターへの交換、オイルダンパーの交換やアルミパーツへの交換、ジャイロセンサーの搭載などなどを施し、オフロードを思う存分楽しむとこんな感じ。

また、防塵処理やパーツ交換についても書いていきたいと思う。

サーキット走行も試してみたので、よければこちらもチェックしてみてほしい。

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