BIGBIG WON RAINBOW2 Pro コントローラーレビュー!ワイヤレス接続にジャイロ搭載!

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高機能コントローラーなど、ゲーム周辺機器をリリースする「BIGBIGI WON」より、ワイヤレスコントローラー「RAINBOW2 Pro(充電スタンド付属モデル)」のレビュー機会をいただいたので、じっくりチェックしていきたい。

「RAINBOW2 Pro」はワイヤレス接続ができるだけでなく「ジャイロセンサー」を搭載するなど、マルチに使えるほか、4つのマッピング可能なボタンを搭載するなど優れた製品になっていた。

また、筆者所有のSwitch プロコントローラーや、Xboxワイヤレスコントローラーといった定番のワイヤレスコントローラーともくらべてみた。

コントローラー選びに迷っている人の参考になれば幸いだ。

通常モデル

充電スタンド付きモデル

BIGBIG WON RAINBOW2 Pro コントローラー はどんな製品?

マルチプラットフォームのジャイロ付きワイヤレスコントローラー

RAINBOW2 Proは一台でマルチプラットフォームに対応するコントローラー。

Windows PCやNintendo Switch、AndroidにiOSにも対応する。

接続にはUSBケーブルをつかった有線接続のほか、付属のUSBドングルによる2.4GHz接続、Buletoothによるワイヤレス接続が可能だ。

そして「ジャイロセンサー」にも対応しているため、Switchなどのゲームタイトルも快適にプレイすることができるようになっている。

トップ・背面ボタンやストローク調整トリガーキー、長さ変更可能なスティック

RAINBOW2 Proはワイヤレス接続やジャイロ搭載であることだけでなく、コントロール部分もとても優秀なコントローラー。

コントローラートップと背面にはマッピング可能なボタンが用意され、合計4つのボタンに任意の機能を割り当ててつかうことができる。

さらに、ホールエフェクトのトリガーキーは押し込みの深さを浅めと深めに調節可能で、スティックは3つの長さから好みのものをチョイスできる。

そしてDパッドは十字キー、8方向ディスクタイプをチョイスして変更可能と、本格的な仕様のコントローラーだ。

BIGBIG WON RAINBOW2 Pro コントローラー を開封!本体と付属品をチェック!

開封!充電スタンド交換スティックなど充実の付属品

それでは開封して中身をチェックしていこう!

パッケージイラストにはLEDライトが点灯した本体と、同じくLEDライトが点灯した充電スタンドが。

パッケージ背面には「マッピング可能なボタンが4つ」あることや、「ラバーグリップ」、「ホールエフェクトトリガー」についてや、「PC、Switch、Android、iOSのマルチプラットフォーム対応」であることなどが記される。

パッケージからもとても高機能であるコントローラー!

さぁ、パッケージをあけてご対面…!

ジャジャン!

パッケージからは半透明で内部がうっすら透けて見える本体と、充電スタンド、ほかに付属品が登場!

ではまず、付属品をチェックしてみよう。

こちらはBluetoothを搭載しない機器とのワイヤレス接続に用いる2.4GHzレシーバー。

こちらはUSBポートに接続して使用する。

レシーバーの上部にはUSBポートがあり、こちらはコントローラーの充電などがおこなえた。

USBPポートが少ないPCなどで活用できそうだ。

続いて充電スタンド!

この充電スタンドはズシリと重く、コントローラー本体をセットしても安定する。

また、端子との接続はなんと磁力で誘導され、ある程度は適当にセットしようとしても位置を合わせてくれるというスグレモノ。

スタンド背面にはUSBポート。

セットすると以下のような具合で、充電するとコントローラーとスタンドが光る仕様だ。

本機は十字パッドの交換にも対応する。

標準で搭載された十字タイプから、Xboxコントローラーのようなディスクタイプへと交換可能!

交換は引っこ抜くだけでおこなえる。

また、スティックも長さが違うものが用意されていて、好みの長さに変更できる本格仕様!

柱部分は金属で巻かれていて、摩擦が少ないのも特筆すべきポイントだ。

USBケーブルも付属する。

USBケーブルはType-A to Cで、太めのものになっている。

最後は説明書。

多言語対応となっており日本語にもバッチリ対応。

ところどころ翻訳が怪しいのはご愛嬌w

コントローラー本体をチェック!LEDライトがカッコいい!

付属品をチェックし終わったところで本体をチェックしていこうと思う!

まずは正面だが、高機能製品とあって、本体正面にはボタンがいっぱい!

右スティック横にあるのはファンクションボタン、下部には連射やマッピング、マクロなどを設定するボタンが並ぶ。

ABXY配列についてはXboxレイアウトだが、Switchでもわかりやすく使えるよう、ニンテンドーレイアウトもプリントされているのがナイス!

電源を入れると以下のような感じにLEDが点灯!

LEDはアプリでカスタマイズ可能。

通常はPCと接続時は緑、Switchと接続時は赤となる。

次は本体背面を見てみよう!

本体背面はテクスチャ加工が施されたラバーグリップを装備!

これによりしっかりしたグリップとホールド感が得られる。

また、質感も良質なものだと感じる。

左右にあるボタンはマッピング可能で、任意の機能を割り当て可能だ。

ボタンは押しやすく、クリック感も良好!

そしてボタン上部にはトリガーのストロークの深さを調節できるスイッチを装備している。

そのため、ストロークを深くしてレースゲームのアクセル・ブレーキの調整をしたり、シューティングゲームではストロークを浅くして反応を俊敏にしたりといった対応ができる。

上部を見てみよう!

LRトリガーキーには、グリップを上げるテクスチャ。

電波アイコンの横にある丸いボタンはペアリングボタンだ。

そして、上部にもマッピング可能なボタンがあり、背面と合わせて合計4つのボタンが利用可能!

いずれのボタンも押しやすい位置にあるのはとてもナイス!

最後は下部をチェック!

下部には3.5mmのイヤホンジャックを搭載しており、ケーブルレイアウトをスッキリさせられる。

スティックやボタンの具合はどう?

スティックの反発はやや強めだろうか。

そのため精密な操作に良さそうに思う。

また、スティックを回してみると縁と支柱部分の摩擦が少なく「スルスル」と動作するのはとても気持ちがいい。

トップラバーのグリップも強く、操作性はとても良好だ。

LRキーはしっかりとしたクリック感があるタイプ。

ホールエフェクトのトリガーキーは押し込みの深さを変えられる。

標準だと以下のような具合。

そして浅くするとこんな具合。

プレイするゲームによって深さを変えられ、フィーリングにこだわるゲーマーの要望にバッチリ応えてくれる。

ABXYボタンはXboxコントローラーと似た感じだが、若干クリック感とストロークが深いかな?

押し心地は良好である。

十字キーはやや浅く、クリック感はやわらかめ。

良質なクリック感だと思う。

スティックがホールエフェクトではないものの、総じて良好なボタン品質だ。

通常モデル

充電スタンド付きモデル

BIGBIG WON RAINBOW2 Pro コントローラー とXbox・Switchコントローラーを比べると?

最後はスタンダードなワイヤレスコントローラー2つとすこし比べてみようと思う!

Switchのコントローラーといえばニンテンドーから発売されている「プロコントローラー」。

そしてPCやXboxのコントローラーではマイクロソフトから発売されている「Xbox ワイヤレス コントローラー」基本だろう。

その2つとくらべて「RAINBOW2 Pro」はどうなのか?

バッテリー・充電

RAINBOW2 Proのバッテリーは充電式内蔵バッテリー。

USB-Cポートから充電可能で、付属の充電スタンドを利用すればお手軽に充電可能だ。

スタンド専用充電端子があり、マグネットで誘導されるので設置も楽ちん!

SwitchのプロコンもRAINBOW2 Pro同様に充電式内蔵バッテリー。

USB-Cで充電可能だが、専用の充電端子などは備えていない。

社外の充電スタンドはあるようだが、逆さまにしてUSB-Cポートに挿し込むような製品になる。

Xboxワイヤレスコントローラーは単3電池を2本利用する。

充電できない不便さはあるが、自分でバッテリー交換できるメリットもある。

スティック・ボタン

RAINBOW2 Proのスティックはほか2つのスティックとくらべて反発が「ややしっかりめ」の印象。

そのため、精密な操作などがしやすいと感じる。

またRAINBOW2 Proのスティック支柱は摩擦がとても少なく、動きがスムーズであることも優れたポイントだと感じた部分だ。

そしてさらに交換式のスティックによって好みのスティック長を選択できるため、自分のプレイスタイルに合わせたスティックセッティングをおこなえる。

バック・トップの合計4つのマッピングボタンや、トリガーキーについてもRAINBOW2 Proならでは。

好きなボタンをマッピングして、自分が操作しやすいと感じる任意の位置に配置したり、さらには連打ボタンにするなど、プレイの自由度が高まる。

トリガーキーもストロークの深さが変えられるため、FPSやレースなど、プレイするゲームに応じて最適な状態を選択可能なのが素晴らしい!

ジャイロセンサーの有無

最後に筆者が「RAINBOW2 Pro」の優れた部分であると思ったのが「ジャイロセンサー搭載」であること。

Switchのプロコンはジャイロセンサー搭載だが、PCやレースゲームで使うにはいまひとつ。

反対に、Xboxワイヤレスコントローラーはジャイロセンサーがないため、Switchなどで利用する場合にジャイロが使えない。

筆者は「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」や、続編の「ティアーズオブザキングダム」をプレイしたとき、弓のエイムや、ウルトラハンドの移動がジャイロ操作でできないことにもどかしさを感じた。

そのため、もともと持っていたXboxワイヤレスコントローラーに加えて、Switch用にプロコンを買ったのだが、ジャイロ搭載のRAINBOW2 Proなら、ひとつでSwitchでもPCでも快適にプレイ可能であった。

通常モデル

充電スタンド付きモデル

おわりに

やや値の張るRAINBOW2 Proであるが、プロコンやXboxワイヤレスコントローラーとくらべると、ラバーグリップや充電スタンド、マッピングボタンに交換式のスティック、ストロークの変えられるトリガーキーなどメリットが多い。

そして「ジャイロセンサー」を搭載しているため、あらゆるタイトルに対応可能なのが素晴らしい。

そのため、マルチに一台のコントローラーを使いたいユーザーに向いている。

また、筐体素材の品質やビルド品質がいいこと、こだわったセッティングが可能であること、BT / ドングルでのワイヤレスが接続可能であることなどから、モノ・プレイスタイルにこだわるユーザーにも向いていると思う。

チープなコントローラーでは満足できないひとや、ゲーム時間を至福の時間にしたいというひとは「RAINBOW2 Pro」をチェックしてみてはいかがだろうか。

通常モデル

充電スタンド付きモデル

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