「おりたたみスマホへの集約」から始まり、1月から本格的にモノを減らし、「自分に必要なモノの量を最適化」してきた。
前回までで、フリマアプリで手間を掛けるような高価なモノは、あらかた売却が完了し、まずはひと安心。
そして、フリマアプリでの出品に向かない安価なモノや細かいものは、リサイクルショップ「ハードオフ」に大量に引き取ってもらったり、処分場へ。
モノが多い家にありがちで我が家も例外でなかった、「何個もあったハサミやボールペン、各部屋にあったティッシュケース」なんかが一個だけになるなど、細かい部分もスッキリしてきている。
さて、今回はついに重い腰を上げて、前回手をつけられなかった「超重いクイーンサイズのベッド」も処分!
費用も掛かったし、とんでもない労力が必要となったが、リターンも大きかった。
部屋には広いスペースが生まれ、掃除のしやすさや大きな解放感を得た。
また、重たい荷物を手放せたことによる心理的負担の解放も、とても大きいものとなった。
片付けもいよいよ「ゴール近し」。
不要物を手放し、モノの購入・管理・メンテ・廃棄など、「やりたくないことをやらなくていい・嫌なことから逃れられる」理想の環境を完成させたい!
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まずは新たな布団を購入!
寝心地は最高だったが、かなり場所を取るため、ずっと手放したかった大型ベッド。
掃除のしにくさや、布団の重さで干すのも大変であった。
購入価格もマットレスとフレームで26万円と、それなりに奮発したことや、とにかく大きくて重たいので、なかなか行動まで踏ん切りがつかず…。
でも、うだうだ言ってても何も解決しないため、ついに行動を開始!
まずは新たに、これまでとは真逆の「軽量でコンパクトな寝床」をつくるため、「シングルの掛け布団」と「おりたたみマットレス」、「敷きパッド」を2人分「ニトリ」で調達。
片付けの基本は「捨てるが先・考えるは後」と言われていて、それに倣って行動しているが、今回はさすがに「布団がないと寝れない」ということで、「まずは布団を調達」することとなった。
めっちゃ大変!2階から1階にベッドを移動。
いままで使っていたベッドはこんな感じの大型ベッドで、重量感がすごい。
周りの網は蚊帳。
虫除けしないと寝られないくらい蚊が多い…汗
マットレスが極厚でめっちゃフカフカ。
そのぶん、めちゃくちゃ重くて全部で100kgはこえていると思われる。
幸いマットレスは半分に分割可能となっているが、それでもめっちゃ重い…。
なんとか激重のマットレスをどけて、フレーム解体に着手!
そしてベッドの解体が完了!
数年振りに畳の姿を拝んでテンションが上がったが、すでに疲労困憊…。
解体も大変な作業なんだけど、本当に大変なのはここから。
この細い階段から下ろすのがとんでもなく大変な作業なのだった…!
軽いものは妻にも手伝ってもらったが、マットレスやフレームの重いパーツは危険なので、私が作業。
急な階段なので慎重に下から引きずるようにして下ろしていった。
どうにかこうにか、1階までおろしてくることに成功!
こんなデカイマットレスをよく下ろせたもんだ…。
こんなもん年取ってからやろうと思っても絶対無理!!
もちろん、業者に依頼するとなるとなかなかの高額料金になってしまうだろうし、残したまま死ねば、遺族に大きな負担が掛かる。
ということもあり、まだ40台で体力があるうちに、自力で処分しておきたかったのだ。
自分でやっといてなんだけど、怪我をすると余計高くつくので少しでも不安があるなら業者に任せたほうが良いと思う。
ハイエースをレンタルしてベッドを処分場へ。
苦労して一階に下ろしてきたベッド。
次はまたしんどい「積み込み作業」が待っていた…。
そして積み込もうとしてみると…なんと、我が家にある軽自動車では、このベッドを載せることはできず!
サイズを測ってみてみるとギリギリ載りそうな感じがしたが、実際に載せてみようとすると、どうやっても後部座席に引っ掛かって載せられなかった。
そこで、急遽レンタカーを手配する羽目に。
そして急な手配であったため、レンタカー屋さんには「車がない」と断られてしまった!!
やばい
「どうすんだこのベッド…。」と嫌な気持ちが頭をよぎる。
妻は文句を言うだけで何もしてくれない。。
焦る気持ちを抑え、二件目のお店ではで大型の荷物を積載でにる「ハイエース」をレンタルできることになり、ホッとひと安心!
保険料などを入れて数時間の利用で8千円ほど掛かってしまったが、下ろしてきたベッドをもう一度2階に上げることはできず、「背に腹は代えられぬ」ということでレンタル。
このベッドはホントに高かったし、まだまだ使えるベッドを手放すのは惜しい気もしたんだけど、家にずっと置いとくのも無理。
使わないベッドのためにずっとモヤモヤしたり、メンテしたりして自由を奪われることも避けたい。
そしてついに、別れ。
処分に掛かった費用は「1,500円」。。
レンタカー台を合わせて1万円ほどかかったが、ようやく重たい荷物を下ろすことができた。
サヨウナラ、高級ベッド。。
軽量コンパクトな寝床。
超重量級の寝床から、軽量・コンパクトな寝床にチェンジ。
これまでは寝るときに2階の寝室に移動していたが、リビングで完結。
使わないときは畳んで、クローゼットに収納できるようになった。
1階のクローゼットは息子の服や保育園グッズ、そして布団を収納。
出し入れも、干したりするのも、めっちゃラク。
もし引っ越しとなっても、圧縮袋に入れるなどして、かんたんに持っていける。
ほかにも手放しにくいモノを手放した。
なにも植えていないプランターと土
枝豆などを作ろうとしたが、なんどやってもカビが生えて失敗し、放置していたプランター。
「またいつか挑戦しよう」と思っていたが、一旦手放してしまうことに。
ただ、「プランターの土」が曲者で、処分に困った。
私の住む自治体の処理場では、土の引き受けはおこなっておらず、どうしようかかなり悩んだ。
だが、処理場に連絡してみると、少量なら処理場の土手に使ってくれるということになり、なんとか引き取ってもらえることに。
これでベランダで場所を取っていたプランターも片付いた。
土は処分に困るので、気を付けよう。。
カビの温床だった脱衣所の棚
脱衣所にずっと捨てられず置いていた棚。
「これがないとタオルなどの置場所がなくなるのでは」との思いで捨てられなかった。
しかし、実験的にしばらく使わずにいると備え付けの棚で十分なこともわかり、「使わなくても問題ない」ということに気がつき、処分。
写真ではわからないが、湿気の多い場所に設置していたものであるため、細かいカビが多数…。
カビが発する胞子なんかも吸い込んでいたことだろう。。
さて、そのままでは車に載せることができず、分解。
ドンドンばらして、ただの「板」にしていった。
車に積載して処分場へGo!
いままでありがとう。
めっちゃ捨てにくい卒業アルバムなんかはデジタル化
思い出がたくさん詰まってて捨てられなかった、保育園の連絡帳や小・中学校の卒業アルバムなんかも、ついに処分。
めちゃくちゃ捨てにくい品物であったが、Galaxyのカメラに標準搭載されているスキャン機能を使って、全部デジタル化することで踏ん切りがついた。
保育園のアルバムも見返すと懐かしくて、めっちゃ困ったけど…いつまでも持っておいても仕方がない。
これも全てデジタル化して、お別れした。
手放せないものもデジタル化するとお別れしやすくなる。
思い出の品もスキャンしたり、写真に撮っておけば、いつでも見返すことができる。
スマホのお陰で物質へのこだわりが和らぎ、自由になれるのだ。
おわりに:片付け終盤戦。
大型ベッドを手放し、重量物とお別れすることができた我が家。
さらに、プランターやアルバムといった手放しにくいものも片付き、心理的負担は大きく軽減。
大物がほぼ片付いたが、まだ次の大物が。。
それは「自動車」と「原付バイク」。
自動車は片付けに必要であったが、ほぼ完了したことでいよいよ出番が終了に向かっていることと、4月には税金、5月には車検、12月に自動車保険更新があるため、3月いっぱいでお別れする予定。
また、かなりカスタマイズ費用をかけたため、手放すのが惜しい原付バイクも、思い切って自動車と一緒にお別れすることを決意。
自動車やバイクを手放すと、もちろん不便はあるが、引き換えに、「税金や保険料金の支払い」に、「メンテナンスや車検」、「駐車場といった保管場所の確保」など、多くの「いやなこと」から逃れられる。
どうしても「不便で耐えられない!」となってしまった場合は、ガソリン車ではなく電気自動車に買い換えしてしまってもいいかと考えている。
4月にはまた一段とラクになったライフスタイルが待っている。