2023年は徹底してガジェットを手放し「ミニマル化」を実施する!

一年は早いもので、あっという間に2023年となった。

2021年、2022年は「身の回りを整理しやりたいことに集中する・やらなくていいことを最小化する」という思いで、ガジェット類の断捨離を決行。

その結果、手持ちのガジェット類を70個ほどフリマアプリで手放し、価格が低いものはハードオフなどにも多数持ち込みして断捨離を助けてもらった。

また、SNSについても手放し、TwitterやInstagramなどのアカウントを削除することで大きな「心の平穏」を得ることができた。

ほかにもデジタルもの以外では年賀状も最後にし、長い間続いた「心の負担」を断ち切った。

だが、まだまだ手放さないといけないものも多い。

そこで、今年は以下のことを実行すべく、記事にしてみた。

  • 徹底的な断捨離
  • 持ち物の最小化
  • 支出の最小化

2023年は徹底して上記をおこない、さらに「モノを減らし」、「モノへの支出を減らし」、「カネの依存度」を減らしたい。

さて、今回はいま所有しているデジタルガジェット類を確認して、ムダをチェックしてみたいと思う。

いま使っているPCやスマホ・タブレットなどのガジェットは?

いま自分は、どんなデジタルガジェットをどんな用途で使っているのか。

また、「それらは本当に必要なのか?」、「手放すことはできないのか?」を考えてみるため、整理してみた。

つかっているスマホ

メインスマホ「Xperia 5 IV」ソフトバンク版

2022年10月に購入…というか、レンタルしているスマホ。

2年間は毎月1円で利用できる。

スピーカーの音質がめっちゃいいこと、筐体の質感がいいこと、eSIMとnanoSIMのデュアルSIM運用ができることがお気に入り。

ゲーム用スマホ「Xperia 5 II」ドコモ版

Xperia 5 IVがあるので、本来ならもう必要ないスマホ。

しかし、Xperia 5 IVは普段はなにも不満はないが、少し重たいゲームなどを動作させるとなんだか不安定。

ときどきエミュレータでゲームするときはXperia 5 IIのほうが断然快適なため、残してある。

TSMCが製造する「Snapdragon 865」は安定度も高く2023年でも十分な性能で、最新スマホ・最新OSにこだわりがなければXperia 5 IIはメインスマホとしても活躍可能だ。

中古相場もかなり低くなっていて、コスパはかなりいいスマホだと思う。

個人的にXperia 5 IVを10万円以上出して買うくらいなら、中古のXperia 5 IIのほうがおすすめ。

Pixel 3

安価に入手可能で、Googleフォトが無料で利用できる貴重な端末。

スマホやデジカメで撮った写真は、全てPixel 3を経由してGoogleフォトにバックアップしている。

ただ、闇雲に保存していると不要なデータもかなり蓄積されたので、先日、大幅な整理をおこない、数万枚の写真を削除、動画も多数処分。

「あれもこれも」と写真で記録してしまうが、本当に残しておきたい大切な記録はそんなに多くないことがわかった。

だが、このスマホはこれからも長くお世話になりそうだ。

つかっているPC

ブログ用PC「Surface Go2」

ブログを書くためのPCで、SIMが使えることがお気に入り。

また、重すぎず持ち運びに苦痛を感じない。

バッテリーの駆動時間はもう少し長ければ扱いやすいとは感じるが、大きく不満を感じるほどでもない。

一度、大画面のMacBook Pro 16インチ M1モデルも試したが、性能やサイズ、用途を考えると、私にはSurface Go 2が十分であり最適であった。

ブログ用UMPC「CHUWI MiniBook」

8インチのUMPCで、ちょっとしたお出かけのときに使用。

しかし、8インチは割と大きくて結局カバンがないと使えない。

ちょっとしたお出かけのときはショルダーバッグをつかうが、持っているバッグにはSurface Go2が入るため、敢えてMiniBookを使うこともなく…。

小型なことと、キーボードがしっかりしていることがお気に入りのPCなんだけど、出番が少なくなりがち。

つかっているタブレット

読書用タブレット「Onyx Boox Poke3」

E-Inkディスプレイのモノクロ6インチタブレット。

KindleやKoboと違い、Google Playからさまざまなアプリをインストール可能なので、複数の電子書籍アプリを跨いで使用できるのがお気に入り。

処理能力が低めで「読書以外はやる気にならない」というのもポイント。

なまじ高性能で快適だと、いろんな用途に使いたくなって読書が妨げられやすくなる。

また、活字は読みやすいが、漫画の吹き出しはやや読みにくく、雑誌もツライ。

一番読みたい「実用書やビジネス書などの読書がしやすい」電子書籍リーダーで、なおかつ価格も高すぎないというのが大きな魅力。

ただ、Boox Poke3は日本未発売のモデルとなり、海外から取り寄せしないといけないのがやや難点。

日本で買うなら7インチの「Boox Leaf2」だろうか。

動画用タブレット「Galaxy Tab S5e」

イオシスのセールで購入した10インチタブレット。

国内販売の「法人向けモデル」というやや特殊な仕様で、通常はAndroid 9ベースのOSからアップデートができない。

だが、海外版のROMをOdinというソフトで書きこめばAndroid 11までバージョンアップすることができた。

とても美しい表現ができるディスプレイパネル「有機EL」で、Amazonプライムビデオを楽しむために使っている。

これまでは動画を楽しむとき、mineoの使い放題回線「マイそく」があったのでプロジェクター照明の「popin Aladdin2」を使っていた。

だが、使い放題の回線を解約したことでpopin Aladdin2で動画は見れない状態に。

そこで、スマホやタブレットにしょっちゅう通う図書館や、公共のWi-Fiでダウンロードしてきて家で楽しむというスタイルに。

スマホでダウンロードしてきてpopin Aladdin2にミラーリングしてもいいかなと思ったのだが、なぜかXperiaはミラーリングができず。

Galaxy Tab S5eからはpopin Aladdin2にミラーリングできるが、プロジェクターの消費電力が気になることや、めんどくさいこと、S5eがの画面でも十分楽しめることからS5eが動画メイン利用となった。

使っているスマホやPCを確認してみると結構多くて、まだまだ改善の余地がありそうな感じであることがわかった。

続いて手持ちのカメラについてもチェックし、アイテム数を減らすことができないか考えてみた。

いま持っているカメラは?

SONY α7C フルサイズ一眼カメラ

ブログに掲載する写真を撮影するために使っているカメラ。

主にSONY純正のマクロレンズで物撮りしているが、ときどき40mmのMFレンズや200mmの望遠レンズと共に持ち出すことも。

フルサイズイメージセンサーの性能は素晴らしく、日が落ちてきて室内が少し暗くなっても、サクッと物撮りできるのがお気に入り。

私の用途なら、このカメラだとISO3200くらいまでは満足のいく仕上がりになるというのも素晴らしく、シャッタースピードが下がりにくくて使いやすい。

しかしながら「自分は、本当にこの性能が必要だったのか?」と感じる。

購入費も結構掛かっていて、カメラやレンズのトータルで、ザックリ30~40万円は使っているはず…。

SONY α6000 APS-C 一眼カメラ

一眼カメラに興味をもち、入門として初めて購入したもの。

α7Cと比べると暗所に弱いし、操作性もイマイチなのと充電がmicro USBなのが面倒。

でも、明るい日中の物撮りなら自分には問題なく、操作性や充電の面倒は許容できるレベル。

購入費もやや傷ありということで300mm望遠レンズつきで2万円くらい、ZEISSのマクロレンズと純正の35mmレンズを入れてトータル12~13万くらいだろうか。

SONY RX100M3 1インチコンパクトデジタルカメラ

コンパクトなボディに28mmから70mmの望遠レンズと1インチのイメージセンサーを搭載したコンデジ。

スマホでも1インチのセンサーを積んだ製品が登場しているが、広角から望遠まで同じセンサーで記録できる製品はまだない。

手持ちのカメラで「最も手軽に高品質な写真が撮れるカメラ」として活用し、SNSなどにアップする写真なんかもコレで撮影した。

しかし、SNSを手放した自分に必要なのか…と思う。

SONY レンズスタイルカメラ

APS-Cサイズの大型イメージセンサーを搭載しつつ、ディスプレイを省くことでコンパクトなボディとなっている珍しい製品。

面白い製品なのだが、持ち出すのは結局RX100M3かα7Cのどちらかになってしまい、イマイチ活用できていない。。

コレクションとしておいておきたい気もするが、手放すべきか。

Panasonic DMC-CM1 元祖1インチスマホ

スマホとしては大型の1インチイメージセンサーをかなり早い段階で搭載した製品。

かなりお手軽に高品質な写真を撮影できる、とても楽しい製品だ。

Android 5.1.1なので、現在は非対応アプリが多くなっていることや、VoLTE非対応なのが難点。

一台での利用は難しく、新しめのOSを搭載した小型スマホ(Jelly 2とか)などと併用するなどの対処が必要だった。

これもコレクションとしておいておきたいが、スッキリするため手放すべきなのかも。。

がんばればほとんど手放せるかも?

安くなったGalaxy Z Fold2ならどうか。

スマホ、PC、UMPC、タブレットについては私の場合、Googleフォト用Pixel以外はひとつにまとめられるかもと思える。

というのも、これまでシリーズで3回購入している「Galaxy Z Fold2, 3, 4」の出来栄えが良く、一般的なスマホとしての利用はもちろん、大画面を使った両手持ちでのブログ執筆や、スタンドで立ててキーボードとマウスを使っての執筆、そして、ディスプレイと接続してDeXというPCモードを利用すれば大抵事足りることを知っているから。

Samsung謹製の「Galaxyブラウザ」なら、複数タブ、複数ウインドウの扱いもしやすく、がんばればPCなしでも私の用途ではなんとかなる。

私にとってほぼ完ぺきなデバイスであるのだが、問題は「価格が高すぎること」と「価格下落が激しすぎて保有を続けることが精神的に厳しい」こと(あと使いすぎてしまうこと…)。

これまでFoldシリーズは大体25万円前後で発売し、おおよそ1年目で中古価格が新品の-40%程度、2年目にさらに-30%、3年目も-30%という感じの印象を受けた。

10万円を切ってからは、比較的値下がり幅は小さい印象。

仮に25万円で-40%だと15万円で10万円の値下がり。

10万円で-30%だと7万円で3万円の値下がり。

このことから発売当初に新品で買って1年間保有するというのが、貧乏性の私にはとてもきついデバイス。。

しかし、2023年現在、安ければアンダー10万円で狙える「Galaxy Z Fold2 5G」ならどうだろうか。

ゲームなども安定動作のTSMC製SoC(Snapdraogn 865 Plus)に12GB RAM、3世代のOSアップデートに4年間のセキュリティアップデート対応なのでまだまだ使えるし、アップデートが終わってもすぐに使えなくなるわけでもない。

そんなGalaxy Z Fold2は中古スマホ販売店のイオシスだと、海外版で8万円~、国内版でも10万円~といったところだった。

2023/1 イオシスでの価格

8万円であれば、ここから年間-30%でもお財布へのダメージはかなり軽減されるし、万が一破損しても諦めがつくかも…という価格(ジャンクで売却すればある程度は回収できるし)。

これまで最新スマホのレビューをしてきたが、進化の幅はそこまで大きくないと感じていて、最新デバイスに20万円もの金額を出すべきかというと微妙なところ。

高額な最新デバイスを狙うより、性能十分で価格のこなれた中古で十分だと私は思う。

2023年はあえて旧デバイスの「Galaxy Z Fold2 5G」を使って「超ミニマルなガジェット構成」にトライし、「デバイスを一掃してみようか」などと模索している。

カメラは「GRIII」が良さげかも

カメラについても数が多く、徹底的に減らしていきたい。

もういっそのことスマホのカメラだけで済ませてしまいたい気持ちもあるが、まだ撮影専用機も持っておきたいという気持ちもある。

手持ちのアイテム数をガッツリ減らしつつ、撮影もそれなりにできる方法はないかと色々調べてみた結果、RICOHの「GRIIIがもしかして良いのかも」と考えた。

GRIIIはAPS-Cサイズのイメージセンサーと、35mm換算の焦点距離で28mmの単焦点レンズを備えたカメラ。

そしてコンデジサイズのボディとおもさとなっていて、いるにも関わらず一眼同様の巨大センサーを搭載しているというところにロマンを感じる。

じぶんに合うのかは試してみないとわからないが、寄りでの撮影もそこそこできそうで、ブログ用の写真は問題なさそうに思える。

望遠はないが(GRIIIxならコンバージョンで中望遠くらいまでイケるようだ)、ないならないでいいかという具合だし、動画性能も重視しないので、GRIIIは結構用途にあっているのかも。

うまくいけば高額機材の保有数を一気に減らせて、かなりスッキリできるのではと考えている。

おわりに

手持ちのデバイスを確認してみると「かなりのデバイスを保有しているな~」ということと「○○用のデバイス」といった具合に、専門用途のものが多いと感じた。

まるで○○用洗剤のように「この汚れにはコレ!」という感じで、専門デバイスが増え過ぎている。

ということで「ウタマロクリーナー」のように、マルチに使えるデバイスを使うことで、自分なりの思いきった「超デバイス削減」を実施する。

この記事を書いている現在、すでに先に挙げた「Galaxy Z Fold2 5G」については注文していて、コレ一台で多くを一掃する計画を進行中だ。

そして「モノを買うときはひとつ以上手放す」というミニマルな考えに基づき手持ちのものはフリマアプリで出品し、すでにいくつかは行き先が見つかっている。

デバイスはあまりマルチ用途にすると集中できないというようなことも聞いたことがあるが、あまり多すぎてもそれぞれの更新や電池管理、状態管理などが必要で煩雑になってしまうのではと思う。

やりたいことを最大化し、やらなくていいことを最小化するため、2023年はガジェット類のミニマル化を徹底し、部屋を「カラッポ」にしていく。

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