「やりたくないことから逃れる」ため、「ミニマルなライフスタイル」に以降していくなかで、なるべく「大きいモノ・重たいモノ」は持ちたくないという思いが強くなってきた。
これは、少なく・不安定な収入において「自由に生きるための工夫を追求」した結果である。
モノの量を最適化していき、必要なものに絞り込んでいくと、自分の目指すスタイルのゴールは「乗用車一台で明日引っ越せるくらいの物量」ではないかという答えのようなものも現れ始めている。
そしてこのゴールに近づけていきたいと思っている。
「乗用車一台で明日引っ越せるくらいの物量」であれば、
- 家が住めなくなった
- 住んでいる地域に災害が発生
- 地域の人と人間関係がこじれた
- なんとなくにどっか引っ越したい
といった問題が発生したとしても、「最低限の荷物を持ってすぐに逃げられる安心感」が得られ、「心理的負担」が軽減できると考えている。
万が一、経済状況が悪化するなどして現在の家を退去せざるを得ないといった状況に陥ったとしても、最低限の荷物であれば引っ越し費用の負担も最低限ですむといった具合だ。
モノは「減らす」だけでなく、「小型化・軽量化」をすることでも「心理的負担」を軽減可能。
そういった考えで部屋を見回し、「小型化・軽量化できるな」と、目についたのが「照明器具」だった。
ということで、これまでの「シーリングライト」や「多灯式」のものをやめ、「超シンプル」な「ペンダントライト・エジソン電球一灯」にチェンジし、小型・軽量化を図ってみた!
購入したシンプルなペンダントライトはこんな感じ。
こんなのをチョイス。
「シンプルなものにしたい!」と探してチョイスしたのが下のもの。
「ソケットに電球のみ」という、レトロなスタイルで、ツイストされたケーブルが気に入り、リビングとキッチン用に合計を2つ購入。
購入したのは楽天市場で、価格は本体が1,980円、エジソン電球がセットだと+1,100円で、ソケット部の仕上げや電球の形状はいくつか選べる。
ネジ部分にはカバーもつけられそうだ。
今まで使ってたのはこんなの。
今まで使っていたものは明るさを優先するため、5灯式のものを使っていた。
明るいのはまあよかったんだけど、
- 脱着が面倒
- 構造上、天井にダメージを与えやすい
- ホコリがたまりやすく掃除もしにくい
というところがイマイチであった。
ほかにも、シーリングライトとプロジェクターが一体となった製品も試用したが…。
こちらはシーリングの中に虫の死骸などがたまることがあったり、家でネットをほぼ使えない環境にしたことから、プロジェクター機能をあまり使わなくなったこと、高額であることがネックで手放してしまった。
いろいろ試して、「もう、シンプルな照明にしてしまいたい」という気持ちもあり、今回の照明交換に至ったという感じ。
点灯!ちょっと暗いけどそれがまたいい。
ひねるだけで取り付け完了
元あった照明を取り外して…今回購入した照明を取り付け。
窪みに金具を合わせて挿入し、回すだけで装着完了のシンプルさ。
外すときも超かんたんで、黒いボタンを押しながら反時計回りに回すだけ。
もし引っ越すときは一瞬で外して持っていけるだろう。
今までは、カバーや器具を外して…なんて段階を踏んで外したり、掃除も面倒で大変だった…。
点灯。暗さが落ち着く。
それでは点灯してみよう!
とってもムーディーなランプに、妻と「おぉ~!」っとテンションが上がった。
リビング全体を見回すとこんな感じ。
妻は「一灯だからもっと暗くなるかと思ったけど、意外と明るい」とのことで、私も同じくそう感じた。
もちろん、いままで使っていた照明器具より暗くはなったけど、この雰囲気がとっても落ち着く…。
いつまでも見ていられそうな不思議な電球。
この電球は消費電力4Wの省エネなLEDだ。
そんな現代らしいLED電球でありながら、昔懐かしいような気分を楽しめる。
おわりに:より理想的なシンプルな暮らしに。

大きな照明からシンプルな照明に変更したことで、大きさや重さがコンパクトに。
重たいものからの解放で、心理的な負担がまた一つ小さくなり、一歩、理想の暮らしへと近づいてゆく。
当然、電力もひとつ4Wしか使わないので、使用時間の長い照明が省エネとなった経済的効果からくる安心感も得られた。
「軽量でシンプルな暮らしに豊かさを見いだす」ことができれば、今現在から豊かさを享受できるし、「この先ずっと」恩恵がある。
大げさかもしれないが、これは「豊かさの福利」だと、私は捉えている。
小さな照明だが、私にとって明るい未来を照らしてくれるモノになった。