モノが少なく自由度の高い生活を追求する中で、家の中のモノを減らすことや軽量化を実践。
「おりたたみスマホ」でガジェットを減らすことから始まり、徹底的に家のモノを減らした。
前回では「照明」をシンプルかつ軽量なモノにチェンジし、
- 買うときも処分のときも最小限の費用と労力
- 引っ越ししたくなってもすぐに脱着と運搬が容易
となって、心理的にまたひとつ解放されたように思う。
そして今回は「靴」に切り込む。
すでにかなりの靴を手放したが、滅多に使わないのに手放せない靴があり、どうにか工夫で乗りきれないかと考えた。
そして、行き着いた答えは「真っ黒なランニングシューズ」であった!
欲しいのは「フォーマルでも使える」ランニングシューズ
これまでは普通のランニングシューズを愛用
これまで使っていた靴はナイキのランニングシューズ。
ランニングをするわけではなく、ウォーキング用途と普段利用で、ランニングシューズのソールがすごく柔らかく、足の負担が少ないことから愛用。
かなり気に入っていたんだけど、つま先付近に穴が空いてしまったことと、モノを減らしたいという2点の理由から、次のスニーカーを検討することに。
ちなみにほかには、ロードバイク用のビンディングシューズ、夏用のサンダル、そして、写真を撮る前に手放してしまったビジネスシューズの、計4足があった。
ロードバイク乗車時しか使えないビンディングシューズや、ひいては所有しているロードバイク・電動アシスト自転車の2台についても、今後切り込んでいきたいと考え中。
シューズは「SPD-SL」のシューズから、スニーカーに近い「SPD」にチェンジ予定。
自転車は「ミニベロロード」にチェンジして、日常・サイクリング両方に使おうかと検討していて、万博で開催されたイベントですでにシューズとミニベロロードの両方を試してきた。

「ソールまで黒いランニングシューズ」でモノを削減する
これまでやっていた「ランニングシューズを普段用にも使う」ということで、「日常の足の負担を減らす」という使い方から、さらに、もう一歩踏み込む。
それは「ソールまで黒いランニングシューズ」にすることで、一般的なランニングシューズでは適さない「フォーマルな場」でも、足の負担が少ないランニングシューズを使うというものだ。
これは「四角大輔」氏の著書「超ミニマル主義」という本からヒントを得た。
四角氏は「必要なものとそうでないもの」を考える生き方である「ミニマルライフスタイル」の先駆け的存在だ。
同書には、軽量で負担の少ない黒いランニングシューズをビジネスシーンに利用することを薦められている。
そこで、この考え方で、「自分のライフスタイルでは出番の少ない革靴をなくそう!」と思い立った。
黒の革靴を使うのは冠婚葬祭くらいで、かしこまった家柄でもないため、十分に通用する(と、思ってる)。
ただし、デザインはなるべくスマートなものを選びたい。
ソールが大きな「いかにもランニングシューズというものは避けたい」と考え、同書のおすすめで挙げられていた中からシンプルなデザインと感じた「オールバーズ」をチェックしてみることに。
オールバーズのシューズは「サステナブルな素材」で作られていることや、「洗濯機で洗える(できないものもある)」というところも魅力だ。
グランフロント大阪のオールバーズにて試着!
靴をネットで買うと、イメージ違いやサイズ違いで失敗しがち。
返品できるお店ならいいんだけど、試すにはやっぱり実店舗が便利。
Webサイトをチェックすると、私の住む大阪では「グランフロント大阪」に実店舗があるということで、実際に行って試してみることにした。
気になっているのは、
- ツリーランナー
- ウールランナー
- ウールランナー ミズル
という3つのモデル。
店員さんのおすすめを試着してみたが、ちょっとゴツいかも…
さっそく店員さんに「ソールまで真っ黒なモデルを探している」ということを伝えると、おすすめされたのが「ツリーダッシャー2」というモデル。
私が検討していた「ツリーランナー」や「ウールランナー」というモデルは「ややソールの耐久性が弱め」とのこと。
そのため、「しっかりしたソールのツリーダッシャー2がおすすめ」であるという。
ということで「ツリーダッシャー2」を試着。
正面から見てみた感じは悪くない。
店舗内を歩き回ってみると、心地良いクッションに足が包まれることを体感。
これはとても良好な印象だ。
しかし、横から見ると…
ソールの「ゴツさ」がやっぱり気になってしまう。
カラーや機能は申し分ないし、耐久性も良さそうなんだけど…。
店員さん曰く、「スーツに合わせてこのモデルを買う人も結構いる」のだとか。
「ツリーダッシャー2」の価格は18,500円(税込)だ。
ツリーランナーを試着。やっぱこれかな~?
続いて、検討していた「ツリーランナー」の「ジェットブラック」を試着。
ちなみに「ウールランナー」もチェックしたが、ちょっとイメージとは違い、「ツリーランナー」に候補を絞った。
ではまず正面から。
ややメッシュ状なのが気になるけど、おおむねプレーンでスッキリした印象であり良好♪
気になる横から。
こちらもスッキリしていて良い感じ!
しっかりと「真っ黒」なのも気に入った!
店頭ではサイズ感やカラーの違いをチェックするために、何足も試着させてくれた。
サイズは自分の思っていたサイズとは違ったこともあり、やはり店舗で試着して正解だったと思う。
また、スタッフの方は終始とてもやさしく丁寧で、やんちゃ坊主の4歳児の相手もしつつ、対応していただいた。
この場を借りて、お礼を申し上げたい。
ということで気に入った「ツリーランナー」を購入することに。
しかし「ツリーランナー」の「ジェットブラック」は店舗に在庫がなかったため、配送での手続きとなった。
手続きはかんたん。
店舗のiPad miniで住所などの必要事項を入力すると、手続きは完了。
たくさん試せて非常に満足であった…!
ちなみに「ツリーランナー」の価格は15,000円(税込)。
さて、帰りはもう夕暮れ。
でも、せっかくなので、夕暮れの大阪駅屋上を散歩♪
ちょっとおしゃれなコンビニ「ファミマ!」で買ったホットコーヒーを片手に、夕日が橙に照らす「梅田スカイビル」を眺めたり、ベンチで休憩。
グランフロント大阪付近の屋上はとても休憩スポットが充実していて、近くに住んでいたらしょっちゅう遊びに行きたくなりそう♪
でも商業施設の誘惑で、お金を使いすぎないように注意したいところだ。
一休みして帰路につく。
オールバーズ「Tree Runner」が我が家に到着!
店舗にて注文した「ツリーランナー」の「ジェットブラック」。
なんと2日ほどであっという間に自宅に到着!
早いのは嬉しいんだけど、過剰なサービスになっていないかちょっと心配だ。
では…開封!
カッコいいオールブラックのツリーランナーと対面!
現物はすでにチェックしているんだけど、開封するときはワクワク♪
スマートなソールだけど、弾力の高いインソールも組み合わさり、足の疲労を軽減してくれる。
ソール裏面はこんな感じ。
んん~、耐久性は如何に…。
ちなみにソールはサトウキビからできているそうで、植物由来なのはGood!
アッパー素材は「ユーカリ」、インソールは「ヒマシ油」、靴ひもは「再生ペットボトル」だそうな。
これはとってもサステナブルで素晴らしい!
さて、それではツリーランナーを履いて出掛けてみよう♪
玄関先で履いてみてニンマリ^^
いざ、お散歩walk!
アスファルトや土の上を歩いてみたが、クッション性は十分で、足の疲労も問題なさそう!
真っ黒なので土がついたりするとちょっと目立つ感じはするけど、洗濯機で洗えるので、汚れても手間が少なめ。
ほかには靴ひもが「ちょっとほどけやすいかな?」と、感じる。
気になる耐久性は今後使っていって、「自分の使い方で満足できるか」を、検証していこうと思う。
もしソールの減りがあまりにも早いようであれば、できるかはわからないが、以下のようなソール張り替えなども検討してみようかと思う。
スーツのスラックスと合わせるとどんな感じ?
肝心のフォーマルスタイルではどのような具合だろうか?
スーツのスラックスと合わせてみて、イメージをチェック。
ん~、、若干カジュアルな見た目ではあるが…良い感じ♪
「ツリーダッシャー2」だったら、やっぱりちょっと場所を選びそうであるが、「ツリーランナー」ならイケるかな?
ってことで、出番が少ない革靴は…サヨウナラ!
おわりに:耐久性は不安だけど、見た目はGood!
オールバーズWebサイトのユーザーレビューには、「3ヶ月程度で穴が空いた」というものもあり、かなり耐久性が心配だ。
だが、
- スッキリしたデザイン
- ソールまでオールブラック
- 通気性のよさによる蒸れにくさ
- 高いクッション性による疲労軽減
など、非常に気にいった部分が多い。
そして当初の目論見どおり、モノ減らしにも役立ってくれた。
モノ自体はとても良いので、あとは補修しながらでも長持ちさせながら使っていきたい。
靴を長持ちさせるなら「ほか靴と併用すればいい」のだけれど、それだと結局また靴が増えてしまう。
何よりこの靴にした意味が薄れてしまう。。
ということで、しばらくはオールバーズの「ツリーランナー」をできるだけ長く使いたい。
どうしても耐久性の不満がある場合は別のものを検討となるが…これ以外にオールブラックでシンプルなランニングシューズが見つかるのか。。