サイクルモードライド大阪2023で「ミニベロロード」に試乗♪

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家の中のモノを減らし、ゆとりある生活へのシフトが徐々に進んでいる。

そんな中で考えているのが「自動車を手放す」ということで、自動車を手放すことによって重要度が増すのが「自転車」。

自動車を手放せば面倒もあるが、いざとなれば「カーシェア」や「レンタカー」もある(地域によってはない場合もあると思うが…)。

また、手放すことで「車検・税金・保険・駐車場・メンテナンス」などの手間や金銭の支払いから逃れられると考えた。

この手間や支払いは大きく、逃れられればその分、しなくていい労働からも逃れられることになる。

自動車を手放すと徒歩か自転車での移動がメインとなるため、ガンガン移動で使える相棒が欲しい。

そこで「コンパクトガンガン走れる」という「ミニベロロード」を試してみたくなった。

ちょうど2023年3月4日と5日に「サイクルモード大阪」が万博記念公園にて開催され、多数の自転車に試乗できて入場料金も1000円(前売り・当日は1300円)と比較的安価であったため、実際にミニベロロードに試乗してみた。

欲しいのは気軽に乗れるがサイクリングも楽しめる相棒

執筆時点では趣味のサイクリングを楽しむためのロードバイクと、移動用の電動アシスタントつき小型自転車を使っている。

そして、これら2台の自転車を「できれば1台にまとめることができれば…」と考えている。

ロードバイクの方は普段乗りには使いにくく、気軽さがない。

電動アシスト付き小型自転車は、小型なので気軽に使えるが、長距離走行や高速走行などには向いていない。

だが「ミニベロロードならどうだろうか?」という風に考えにたどり着いたことと、先の「自動車を手放したい」と考えたことから「ミニベロロードを試してみたい!」ということになった。

そして良さそうなミニベロロードを探してみて、自分なりに2つのメーカーに絞ってみた。

Riteway Glacier(ライトウェイグレイシア)

こちらはミニベロロードではなく「ミニベロ」だったのだが、カスタムでミニベロロード化できるようであったため、候補に。

ポイントは雨の日や下り坂に強い「ディスクブレーキ」の対応。

カスタムすれば「油圧化」することも可能であるとのことで、油圧ディスクブレーキにできれば、かなりブレーキングが楽になる。

コンポーネントやドロップハンドルなどは別途用意する必要があるが、ベース車両は新車でも7~8万円と、割とリーズナブル。

グレイシアなら、安価に強力な車両を制作できそうだ。

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Tern Surge(ターン・サージュ)

続いて良さそうだなと思ったのが「Tern」の「Surge」というミニベロロード。

やや高額であるが、「エアロ形状」のフレームに一目惚れ。

現在の「Giant Propel」もエアロ形状のフレームで、SurgeはPlopelを小型化したような感じがして気に入った。

ただ、ディスクブレーキ搭載のモデルはTernのWebサイトをチェックしてみると、最上位の「Surge X(サージュ カイ)」のみの模様。。

そうなるとお値段30万円オーバーとなってしまうのが難点。

でも真っ黒なボディのSurge Xはめちゃくちゃカッコいいのがまた難点…。

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Ternのミニベロロード「Surge X(サージュ カイ)」に試乗!

さて、 迷って絞り込んだ2台のミニベロロードのうち、「Tern Surge」については「サイクルモード大阪」にて試乗して試すことができた。

Ternのブースに限らずどのブースも混雑していてなかなかお目当ての車両に試乗するのが難しかったのだが、運良く最上位のミニベロロード「SurgeX」の試乗機会に恵まれた。

Webサイトで見てめちゃくちゃカッコいいと思っていたが、実物を見て「やっぱりカッコいい!」と感じたミニベロロード。

コンパクトな車体なのにしっかり「ロードバイク」なのが「たまらん!」のである。

ということで、かんたんに感想を述べていきたい。

搭載されているコンポーネントはシマノの「105」なのだが、ブレーキは油圧ではなく「機械式」となっていた。

機械式と油圧式ではブレーキレバーを握るときの力が大きく異なる。

油圧式パーツに交換すればいいのだと思うが、30万円以上の車両なので、ここは最初から油圧式にしてほしかったと感じた部分だ。

下位モデルのSurgeと持ち比べて重量感をチェックしてみると「そんなに変わらない」という印象。

「カーボンフレームじゃないのかな?」と、Webサイトをよくみてみると、「エアロダイナミックで強固なアルミフレームに合わせ、絶妙な振動吸収をもたらすカーボンフォークを 採用。」とかいてあった。

この見た目と価格で勝手にカーボンフレームなのかと思っていたが…。

乗ってみて感じたのはハンドル操作がややクイックなこと。

Webサイトには「既存の Rojiのミニベロ同様 ブレードを長くし、ステアリング位置を高く設定するとこでミニベロ特有のふらつ きを軽減させます。」とあり、「ミニベロはこんな感じ」ということと「Surge」はふらつきを軽減しているとあるが、やはり特有のクセはあると感じた。

だが、「個人的には慣れれば大丈夫かな」と、思えるレベル。

走行性能については短い区間での試走の中ではでは問題を感じず。

気になっていた速度はサイコンでの計測はできないものの、「結構高速に走れるな」と感じ、11速のギアにも余裕があったので、かなり高速で巡航するようなことがなければ大丈夫ではないか?と思えた。

ブレーキのフィーリングについてはやっぱりイマイチ感があり、この後に試乗した油圧式のロードバイクにはやはり敵わないと感じた。

個人的にこの車両を購入するなら油圧化はやりたいなと思う。

カッコいい車両でめっちゃ欲しくなったんだけど、「普段も気軽に使えるという車両ではない価格」であるため、厳しいかな…。

でも超欲しいと思えるカッコいい車両であった。

ほかにも見所一杯でめっちゃ遊べたサイクルモード大阪。

オフロードがめっちゃ楽しい!

特におもしろかったのはマウンテンバイクやグラベルロードといわれる、オフロード系車両の試乗。

段差を乗り越えたりして軽快にコースを疾走するのはとても楽しかった。

試乗できる車両にはeBikeもあり、電動アシストのパワフルな走行も楽しめる。

個人的には初試乗した「フロントシングル」のグラベルロードが印象的で、フロントギア操作がないので簡易であるのが好印象であった。

楽しさのあまり車両を変えて何周も走行し、段差で首を痛めてしまった…。

シューズの試着ができる

気になっていた「GIRO」のシューズを試着してみた。

シューズはネットで買うとサイズで失敗しがちだし、試着できる店舗も限られる。

サイクルモード大阪ではフィジークやシマノなど、いろんなメーカーが出展していて、豊富な試着用シューズからフィッティング可能なのが、とてもありがたい。

アウトドアコーナーも

併設された会場にはアウトドア用品店などの出店が多数あり、こちらもかなり楽しめる。

個人的に気になっていた薪ストーブなんかもじっくりチェックできた。

ほかにも、軽キャンピングカーや、寝袋、テントなどキャンプ用品の即売もあり、価格も安価であったので、なかなかキケン(物欲が…)。

おわりに:イベントは超楽しい。自転車購入はまだ保留!

目的のミニベロロードの試乗のほか、いろんな自転車を乗り回し、歩き回って気になるブースを片っ端からチェックして、たっぷり楽しんだ「サイクルモードライド大阪2023」。

やっぱり、触って・乗ってみたからわかったこともいっぱい。

ミニベロロードを買うかはまだ一旦保留だが、ポテンシャルを実物で実体験できたのは大きな収穫となった。

このイベントは、自転車の購入判断にももちろんおすすめだが、乗って体験するという目的でも十分に楽しめる。

1000円で思いっきり遊べるので、家族や友人、もちろん一人でも遊びに行ってみて欲しい。

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