おりたたみスマホ「Galaxy Z Fold2」を使ってデバイスをまとめたことで、管理の負担が減り、ストレスもかなり減った。

「モノを減らす」効果は非常に大きく、それぞれのデバイスの維持管理(充電や修理・更新などなど)や、古くなったデバイスの買い換えといった負担減にスペースの削減など、絶大な効果であった。
モノを減らしてみて、ひとつデバイスが増えればそのモノ単体だけでなく、維持管理の手間やら保護フィルムやらケースやら、「モノがモノを呼ぶ」ということがよくわかり、効果を実感して「減らしてみてよかった」と心から感じている。
そして、「スマホの中身も余計なものを減らそう!」ということで、いくつか契約中のクラウドストレージをまとめ、データも処分してみた。
スマホの中にも「心の負担」が隠れていて、溜まりに溜まった写真や動画なども数日かけてガッツリ削除して、めちゃくちゃスッキリした。
そして契約してそのままになっているサービスなんかも、知らず知らずのうちに心の負担になってしまうもの。
ということで今回、私は「Dropbox」をやめ、無料で15GBと十分な容量がある「Googleドライブ」に統合することにした。
Googleドライブは以前より使いやすくなったことや、Androidを使う場合Googleドライブは必然的についてくること、GmailやGoogleフォトのデータとの保存場所をまとめられることなども理由となる。
Dropboxは有料プランではなく無料プランであったため、そのままにしておいても費用負担はなかった。
「それなら放っておいてもいいんじゃないか」とも思ったが、頭の片隅にずっと残ってもやもやし、「脳内メモリの負担」があるため思い切ってアカウントを削除を実行し、Dropboxとはお別れすることにした。
今回の出来事は小さなことではあるが、小さなモノの積み重ねから大きな効果を生むので、侮れない。
ブラウザからログインして一旦すべてダウンロード

それではDropboxとお別れする準備を始めようと思う。
まずはDropboxに保存してあるデータをすべてダウンロードした。

私の使うデバイスはAndroidで、今回実行した環境もAndroid(Galaxy)。
DropboxのAndroidアプリではローカルストレージに保存できなようであったので、ブラウザでログイン。
そして「ファイル名」の横にあるチェックボックスにチェックを入れてすべてのファイルやフォルダに一気にチェックをいれた。
そして、画面上部にあらわれた「ダウンロード」をタップ。
これでまずはDropboxにある必要なデータをすべてとりだした。
Googleドライブにファイルを移動

続いてはAndroidスマホ(Galaxy)の「ファイル」アプリを開いてGoogleドライブにデータを移した。

Galaxyの場合は標準搭載される「ファイル」アプリによって「ローカルストレージ」のファイルと「OneDrive」、「Googleドライブ」といったクラウドストレージのファイルを管理できる。
これでDropboxを削除する準備は整った。
こんなかんたんなことではあるが、実は「めんどくさい」「いつかやろう」などと考えていた。
だが「いつやるの?」と言われた気がして、やってみると、すんなりと作業は進んでいった。
dropboxアカウントを削除

すべてのファイルがGoogleドライブに移行できたことを入念にチェックしたら、いよいよ長年お世話になったDropboxのアカウントを削除する。
ブラウザで「個人アカウント」の設定に移動し、したにスクロールすると「アカウントを削除」という項目がある。

次の画面でいよいよDropboxとはお別れだ。

下部の「完全に削除」を実行するとアカウントは消滅し、自動的にログアウトとなる。
さよならDropbox。
いままでありがとう!
おわりに

Dropboxは10年以上にわたってお世話になってきたクラウドストレージ。
紹介制度なども使って必死に容量を増やしたりもしたので「もったいない」という感情もあったが、いつまでもいろんなサービスを放置したまま「なんとなく気がかり」な状態は作りたくない。
今回の移行を機にファイルを整理する気にもなり、使わなくなったサービスのアカウントを記したテキストファイルも多数処分。
それらの退会手続きも済ませ、これによって重たい荷物を少し下ろせたような気がした。
ひとつ、またひとつと手放して、身軽になっていこうと思う。