「LeadJoy」よりiPhone用のコントローラー「M1B」のレビュー機会をいただいたのでご紹介したい。
このコントローラーは「原神」などどのゲームアプリが快適になることはもちろん、怪しさ満点の「3DSエミュレータ」が利用できるとのことで、検証をおこなってみた。
コントローラーについては1万円ほどの製品ということもあり、筐体やボタン類もしっかりしたものであることを確認。
また、3DSエミュレータについても動作を確認し、「iOSで3DSのゲームがプレイできる」ということは一応確認した。
「LeadJoy M1B」について
挟み込みタイプのiPhone用ゲームコントローラー

LeadJoy M1Bは、iPhone専用のゲームコントローラー。
接続端子は「Lightningコネクタ」で、iPhoneを挟み込んで使用できるタイプの製品。
そのため、「ニンテンドースイッチ」のように両手で持っていろんな姿勢でプレイ可能で、移動も容易となっている。
操作性に関してはiPhoneのタッチ操作と、物理キーとの操作では雲泥の差となり、プレイの快適度は大幅にアップ!

iPhoneの場合、「原神」なども普通に対応していて、難しい設定や裏技を使わなくても、かんたんに、楽しくプレイできる。

週末や連休の楽しみも、もっと楽しみになるアイテムだ。
どこで売ってる?価格は?

LeadJoy M1Bの公式サイトでの価格は$69.99 (約9400円)。
日本からだとAmazonが購入しやすく、2000円オフクーポンも配布されていた。
クーポン適用なら「7999円」となるので要チェック!
「LeadJoy M1B」を開封!外観や付属品をチェック!
開封!真っ黒でカッコいいコントーローラー
では箱を開封して、iPhone用コントローラー「LeadJoy M1B」をチェックしていこう!
コントローラーの現物は以下のような感じで真っ黒。
個人的にはシンプルでとても好感が持てた。
「スティックやボタンの感触はどうかな?」と、チェック。
スティックはやや浅めに感じたが、感触は悪くない。
続いてLRボタンをチェック。
LRボタンは押すと低い音で「コチコチ」と鳴るタイプで安っぽさがなくGood!
また、L2, R2ボタンはアナログトリガーで、無段階調節ができるタイプのもの。
これはゲームファンにはたまらん。
ABXYボタンについても良好なタッチフィール。
ただ、残念ながら配列の入れ替えには対応していないようだ。
接続部はiPhone専用ということで「Lightning」端子が備わる。
また、コントローラー下部にはLightningの入力端子も備わっていて、充電しながらの使用も可能だ。
ちなみに端子は固定されており、可倒式ではないので注意。
iPhoneは挟み込んで固定でき、コントローラーを伸ばすことで設置できる。
最大まで伸ばすと上のような具合だ。
iPhoneは上部からセット。
そして下部のLightningコネクタに接続という手順で装着する。
プレイ中はこんな感じ♪
iPhoneとコントローラーが一体となってイイ感じだ。
装着時には厚いケースは取り外すことや、フィルムの引っかかりに気をつけよう。
Type-C to Lightningケーブルなどが付属
付属品についてもチェックしていこう。
箱を開けるとすぐに装着方法が書かれた真っ黒な説明書が出現する。
裏には「ラバークッション」がある。
iPhone 6SからiPhone 13 Pro Maxなどでは、このクッションを装着するとしっかりフィットする。
ほとんどの場合だと、このラバークッションを装着して使用することになるのではないかと思う。
詳しいことは多言語のマニュアルにも書かれていて、日本語もしっかり対応しているのでご安心あれ。
LeadJoy M1Bはパススルー充電ができるのだが、その際に使用する充電ケーブルも付属してくれている。
しかも「Type-C to Lightning」ケーブルとなっているのは嬉しいポイントだ。
「LeadJoy M1B」で原神をプレイ!快適な操作感
LeadJoy M1Bは「原神もバッチリ対応」ということで実際にプレイ!
iPhoneの原神は公式にコントローラーに対応していて、操作性がかなりイイ!
Androidでは無理やり対応させてプレイしたけど、iPhoneは原神の設定で操作をタッチからコントローラーに切り替えるだけ。
快適にプレイできるもんだから、テストのつもりが熱中してしまいそうに。。
iPhoneで「3DS」のゲームが遊べる!?「Egg-3DS」をテスト
公式サイト
「Egg-3DS」は、アプリの性質かApp Storeでは配信されていない。
そのため、テストアプリとして導入したり、脱獄してipaファイルからのインストールができるようだ。
今回はテストアプリとして導入する方法を検証している。
ザックリした手順としては、
- 「テストフライト」アプリ導入
- 「Egg-3DS」をテストアプリとして導入
という感じ。
Apple公式のApp Storeにてテスト環境をつくるアプリ「テストフライト」をインストールして、Egg-3DSのサイトにある「Download Now」をクリックすると、「Playing Five-in-a-Row Chess(Egg-3DS)」のダウンロードが可能だ。
Egg-3DSテストしてみた!
Egg-3DSは「iPhone XR」以降が動作対象デバイスとなる。
また、推奨されるのは「iPhone 11」以降のデバイスとなっている。
試しに手持ちの「iPhone 8 Plus」で起動してみたところエラー!
そのため急遽、「iPhone 12」を持つ妹に協力してもらい、お試しインストールをさせてもらった。
iPhone 12にはアッサリとインストール可能であった。
そして、適当なソフトを選び、動作するのかを確認してみる。
ダウンロード完了…!
とりあえずそのまま起動できるか試すも、「M1B」にセットされていないとエラーで起動できない。
コントローラーにセットすると…起動!
設定ではDSの2画面レイアウトの変更や、解像度を上げて画質を良くする設定などが利用できた。
本来スタイラスペンで操作するような画面では、レイアウトを変更してタッチ操作ができる。
操作に関してもキッチリ動作することがわかった。
GW期間の研究題材には…まぁ面白いのかも。。
でも「ヤバいやろ〜」と感じずにはいられない。
このあと、検証に用いたソフトは削除をおこなった。
おわりに
「iPhone用の高品質なゲームコントローラーが欲しい!」というなら、「買ってヨシ!」。
スティックやボタン類の品質は良好でゲームが快適になることは間違いない。
このコントローラーならではの「3DSエミュレータが利用できる」ことについては、好奇心をくすぐられる機能。
いままであまりなかったiPhone用のエミュレータということで面白い機能ではある。
だが、ソフトの取り扱いについては十分な理解が必要だ。
面白いんだけど、おすすめとは言えない…なんとも複雑な気持ち。
でも、「コントローラーとしてはしっかりしている」ので、品質面ではおすすめできる製品なので安心してほしい。