高品質なゲームコントローラーをリリースする「GameSir」。
そんなGameSirから「クリアなボディ」でとってもカッコいいコントローラー「T4 Kaleid(T4k)」が登場!
その「T4k」をレビューさせてもらえることになったのでご紹介したい。
本記事では、
- T4kはどんな製品なのか?
- 外観や質感はどんな感じか?
- Switchで「ゼル伝」をテストプレイ!
といったことを中心にチェックしてみた。
GameSir T4 Kaleid はどんな製品?
GameSir T4 Kaleid の特徴
「GameSir T4 Kaleid」は様々なデバイスに対応したゲーム用コントローラー。
対応製品は、
- Switch
- Windows PC
- Androidデバイス
となっていて、ゲーム機はもちろん、PCでも利用可能だ。
機器との接続形式は「USB」を用いた有線接続となる。
センサーには「6軸ジャイロセンサー」を搭載。
Switchではモーションコントロールを利用したタイトルがプレイ可能!

さて、それでは3つほど、かんたんに「T4k」の特徴を紹介していきたい。
1.クリアボディ&イルミネーション
まずT4 Kaleidの大きな特徴となるのが外観。

筐体はクリアボディとなっていて、内部基盤が丸見え!
基盤のデザインも見えることが前提に作られていてパターンがすごくカッコいい。
その昔、「ゲームボーイ」がクリアボディになって大興奮した筆者にはたまらんデザイン!
ゲーミング製品らしく?LEDも内蔵されていて、カラー変更や明るさ変更が可能だ。
2.高耐久のスティック
Switchではおなじみの「ドリフト現象」。
耐久性の低いパーツではジョイスティックに不具合が発生しやすく、次第に勝手に操作されてしまう「ドリフト現象」が起こりがちだ。

本製品では高品質パーツを用いることにより耐久性を高め、長く使えることをアピールしている。
3.背面マクロボタンを搭載
ヒット商品である「T4pro」同様に、コントローラー背面には「マクロボタン」が搭載される。

連射機能の割当では、
- 低速
- 中速
- 高速
の3段階が割当可能だ。

GameSir T4 Kaleid のアップデート

Windows PCにて「GAMESIR T4K APP」を使えばファームウェアのアップデートができる。
ファームウェアのアップデートには不具合の修正などが含まれ、メーカーよりアップデートが推奨されている。
アプリは「Micorsoft Store」よりダウンロード可能だ。
アプリではファームウェアのアップデートのほか、
- キーのプリセット、
- ジョイスティックとトリガーキーの有効範囲調整
などがおこなえるので、ぜひ入手しておきたい。
GameSir T4 Kaleid の価格は?どこで売ってる?
「T4k」は直販サイトで「5800円」。
日本のAmazonでも購入できるのでチェックしてみよう。
GameSir T4 Kaleid を開封!実物の外観と付属品をチェック
開封:付属品をチェック!
それではパッケージを開封して実物をチェックしてみたい!
どんな製品なのか、とっても楽しみなのだ。
付属品のチェック
本体をチェックしていきたいが、まずは付属品をチェックしていこうと思う。
クリアボディでめちゃくちゃカッコいい!
お待ちかねの「T4kコントローラー本体」を見てみたい!
全体の形状は「Xbox」のコントローラーとよく似ている。
ただ、十字キーは円形ではなく普通のタイプ。
だが、十字キーのクリック感はしっかりあり、表面の仕上げにもチープさは皆無だ。
ABXYボタン配列も「Xbox」と同様。
ボタンを押すと、若干クッション性のある「しっとりしたクリック感」を楽しめる。
そして大きな特徴なのが「マクロボタン」。
背面には操作しやすい箇所にある「L4・R4」ボタンには、任意のキーを割り当て、連射なども可能。
背面のグリップ部はテクスチャ加工が施されていて滑りにくく、良好なグリップ感だ。
トリガーキーは本体正面中央下部の「Mキー」と同時押しすることで「ヘアトリガーモード」への切り替えできる。
FPSやレーシングゲームなど、さまざまなタイトルが楽しめるだろう。
LRボタンの表面はテクスチャ加工が施される。
トリガーキーも指すべりが起こりにくく、しっかり反発もあり、深さも十分だと感じる。
また、マット仕上げでチープ感はなし。
イルミネーションを点灯!
「T4k」は、そのままでもカッコいいのだけど、LEDを点灯させてもイイ感じ♪
配色はいくつかパターンがあるので、参考程度に掲載しておきたいと思う。
配色パターンは本体中央にある「Mキー」を押しながら、左スティックを「左 or 右」に倒すと変更可能だ。
また、左スティックは上下に倒すことで、明るさ調節もできる。
こんな感じで「T4k」は、とってもカッコいいコントローラーなのだ♪
GameSir T4 Kaleid とSwitchを接続して遊んでみた!
筆者はミニマルなライフスタイルを送る一環として持ち物をかなり断舎離し、Nintendo Switchを手放してしまっていた。
しかし、GameSirの担当者さんは「Switchと接続したレビューが欲しい」とのこと。。
「んん〜、んじゃ買うしかないっしょ!!」というわけで、
- Nintendo Switch 有機ELモデル
- ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom
の、2つを買ってきた。
妻には「いや〜、どうしてもレビューに必要で!必要で!(ゼル伝をやりたいだけ)」と伝え、4万円ほどの出費の了承を得た(笑)。
てなわけで、「T4k」で「ゼル伝」をプレイしてフィーリングなどをチェックしてみた!
ちなみに、「有機ELモデル」のSwitchは画面も大きくて発色がメチャきれい。
「ゼル伝」は子供から大人まで楽しめる最高のゲームとなっているので、チェックしてみて欲しい。
旧作の「ブレス オブ ザ ワイルド」もおすすめ。
Switchと接続する
まずはNintendo SwitchとT4kを接続する。
そのまま接続しても動かず、Switch本体側で設定変更が必要だった。
Switchを操作して、
- 設定
- コントローラーとセンサー
と進み、「Proコントローラーの有線通信」を「ON」に設定。
そしてDockのUSB-AポートにT4kのUSBケーブルを接続する。
T4kは自動的に「Switchモード」となり、赤色で2回点滅。
これで操作可能となる。
また、Dockと接続するときに使うモニターには、ゲーム用に「モバイルモニター」が一台あると便利。
今回使っているのは以下のもので、安価でキレイ・大きい。
モニターのレビューもよければご覧いただきたい。

さて、接続したT4kのABXYボタンの配列がXbox配列で、Switchと異なる。
そのため、慣れない人は次の方法で変更しておいたほうがプレイしやすい。
ボタン配列を入れ替える
下の画像をみていただくとわかるとおり、T4kとSwitchコントローラーのABXYボタン配列は異なっている。
しかしT4kは、配列変更が可能なので安心だ。
方法は中央下部にある「M」と「A」の3秒間同時押し。
これでABXYボタンが「Switchコントローラーと同じ位置」になる。
試してみたところ、コントローラーの「X」ボタンを押すと、攻撃の動作をして「Y」ボタンの動作に。
面倒な設定をせずとも、手元で一発変更可能だ。
標準コントローラーより上質なフィーリングを堪能
コントローラーの接続と設定が完了!
てなわけでプレイしてみた。
ジャイロセンサーをテストしてみると、しっかり反応!
武器投げや矢の照準、望遠鏡のアングルなどがコントローラーの振り操作でばっちりおこなえる。
そしてもちろん、場面に応じてコントローラーに埋め込まれたバイブもバッチリ動作し、臨場感を高めてくれた。
また、各ボタンやスティックを標準コントローラーと比べてみた。
比べてみればすぐに違いを体感。
T4kのABXYボタンは押しやすく、「やわらかで上質な反発」が得られる。
スティックもSwitch純正とは違い、「十分に深いストロークがあって操作しやすい」と感じた。
LRボタンも、Switch標準コントローラーは小さくて、やや押しにくさを感じるが、T4kはめちゃくちゃ押しやすい。
プレイ中、何度かコントローラーを交換しながら操作してみたが、T4kの快適度は「段違い」のレベルとなっていた。
細かいところでは、「+」「-」なども、T4kはかなり押しやすい位置にあって、アイテムやマップの画面を呼び出しやすいと、プレイして感じた。
ほかにも、「バックボタン」に「X」を割り当てて「ダッシュしながらのジャンプをしやすく」したりなど、ユーザーによっていろいろ操作しやすいようにカスタマイズも可能なのが面白い。
操作性や快適度を高めてプレイしたいのであれば、ぜひ試してみて欲しい。
おわりに
個人的には、
- 無線接続できない
- ライトの設定が保持できない
という2点が「惜しいな〜…」と感じたんだけど、
- 外観と質感が良好
- ボタンの品質が良好
- カスタマイズが豊富
という点では非常に気に入った!
というわけで、
「カッコよくて、品質がちゃんとしたコントローラーが欲しいんだよ!」
って人や、
「電池を気にしたくない・正確性の高い有線がいい!」
「マッピングできる背面ボタンがほしい!」
ってなカンジの人は、「GameSir T4 Kaleid」を一度チェックしてみてはいかがだろうか!