高品質なゲームコントローラーをリリースする「GameSir」より、待望のワイヤレスコントローラー「T4 Cyclone Pro」が発売!
これまで、GameSirのワイヤレスコントローラーは「 T4 Pro」が定番商品であった。
だが、直近でリリースされている有線コントローラーの「G7シリーズ」や「T4Kaleid」といった同社製品とくらべると、筐体品質やボタン・スティックなどの操作部分に大きく差があった。
しかしワイヤレス接続ができないと、SwitchといったUSBポートを一つしか持たない機器では、モバイルモニターの併用時にドックやハブ、HDMIケーブルなどが必要となり、ケーブル周りが煩雑となる。
でも「T4 Cyclone / Pro」なら解決!
- 高品質な筐体
- ホールエフェクトのスティック
- マイクロスイッチ搭載のABXYボタン
などなど、大幅にグレードアップした「ワイヤレスコントローラー」をリリースしてくれた!
そんな「T4 Cyclone / Pro」をメーカーより提供いただいたのでご紹介したい。
GameSir T4 Cyclone Pro はどんな製品?
ジョイスティックに高耐久の「ホールエフェクト」を採用!
ゲームコントローラーの「ジョイスティック」は最も故障が多いパーツの一つ。
キャラクターを動作させると接点が摩耗して、やがて「ドリフト現象」とよばれる猩猩が発生し「勝手に動作する」といった不具合が起こる。
だが近年では磁気接点で摩耗に強い「ホールエフェクト」を採用したコントローラーが登場。
もちろん「T4 Cyclone / Pro」にも採用され、高耐久が期待できるコントローラーとなっている!
ABXYボタンには程よいクッション性(Proのみ)!
Proモデルでは「ABXYボタン」に程よく反発するクッション性をもたせたボタンが採用されている。
これは「T4 Kaleid」にも採用されていたもので「最高の押し心地でやみつきになる」と、筆者が絶賛していたものとなる。
ついにワイヤレス接続に対応!
前作の「T4 Kaleid」では「最高のABXYボタン」を体験できたが、惜しいのは「有線接続」であったこと。
「Nintendo Switch」や一部のゲーミングUMPCなど、USBが1ポートしかない製品だと外部モニターとの併用が面倒であった。
だが「T4 Cyclone / Pro」では高機能とワイヤレス接続を両立!
そのため「高い筐体品質やスティック・ボタンを搭載したコントローラー」を「容易に接続できる」ようになった。
ジャイロセンサー搭載!
忘れてはいけないのが「ジャイロセンサー」。
特に「Nintendo Switch」のタイトルではよく利用されるため、欲しい機能。
中には搭載されていないコントローラーもあるが「T4 Cyclone / Pro」はバッチリ対応!
「銃や弓のエイム」なんかもコントローラーを動かしておこなえる。
GameSir T4 Cyclone Pro を開封!付属品をチェック!
それでは「T4 Cyclone」と「T4 Cyclone Pro」の実機をチェックしていこうと思う。
まずはパッケージを開封して、中身をチェックしてみよう!
パッケージはきれいな化粧箱で、製品イメージがカラーでプリントされたもの。
パッケージ背面にはそれぞれ製品の特徴が記されている。
開封して中身とご対面!
黒が「Pro」で、白が「通常モデル」だ。
付属品は以下の通りで、説明書のほかステッカーやUSBケーブル、ProモデルはデスクトップPCなどの無線接続で便利なドングルが付属する。
説明書は多言語対応となり「にほんご」も対応なのでご安心あれ!
GameSir T4 Cyclone Pro の本体外観をチェック!
付属品に続いて「本体外観」をチェックしてみよう!
カラーは両者落ち着いた配色で、色が多すぎずシンプルで好印象。
「T4 Kaleid」のスケルトンの派手さも好きだが、T4 Cyclone / Proも落ち着いていていい感じ。
背面は「バックボタン」が2つ搭載されていて、もちろん任意の機能を割り当て可能だ。
ただ「G7 SE」に採用されていたような、誤操作防止用「ロック機構」はナシ。
グリップ部は滑り止めの「テクスチャ加工」が施され、安定したグリップ力を発揮してくれた。
上部にはLRとトリガーキーのほか、別売りの「スマホホルダー」を差し込むスリットがあるのが特徴となる。
本体下部には本体をペアリング状態にする「ペアリングボタン」がある。
GameSir T4 Cyclone Pro のスティックやボタンをチェック!
外観に続いて「コントローラー最大の肝」であるスティックやボタン類の具合をチェック!
「ホールエフェクト」を採用したスティックを倒す。
反発は強すぎず・弱すぎずで程よい具合だ。
回転動作時の外周抵抗は同社製品の「G7 SE」のような「スルスル」ではなく、少し抵抗がある一般的なコントローラーと同じ具合。
つづいて「ABXYボタン」。
「Proモデル」は「程よいクッション!!」これはたまらん!!最高!
「通常モデル」は「スコスコ」と入る一般的なもの。
ABXYボタンはずっと使うもの。
筆者的には若干高くても「Proモデル推し」!
最後はトリガーキー。
ちなみにトリガーキーもホールエフェクトが採用されている。
程よい反発とストロークで上質だ。
ただ、GameSir製品にもそろそろストロークの深さを変えられる機構が採用されても良いように思う。
おわりに:ワイヤレスコントローラーの決定版!
「T4Cyclone」の価格はおよそ6.5千円、「Pro」は約8千円と安くはない。
だが、「高耐久のジョイスティック」に「クッションのあるABXYボタン」、「マッピング可能な背面ボタン」と「高品質な筐体」に「ジャイロ搭載」など、秀でた部分が多い。
「プロコン」や「箱コン」とくらべてもスティックやABXYボタンは優位だと感じたし、プラットフォームの幅が広い点でも「T4 Cyclone / Pro」は優れていると思う。
というわけで、高機能なワイヤレスコントローラーを検討している人は「T4 Cyclone / Pro」も一度チェックしてみてはいかがだろうか。