前回ソーラーパネルやチャージコントローラー、インバーター、バッテリーなどの材料を集めた。
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今回は取付について記事にしようと思う。
※素人が屋根にのぼるのは危険なので推奨しません。また、配線施工には資格が必要な部分があります。
どうやって屋根にのぼるか?
まず一番問題だったのは設置場所。日当たりのいいベランダがあればよかったのだが、私の家は住宅が密集しているためベランダに長い時間日光が入らない。また、100w 8枚のパネルを設置するスペースもない。
そのため、最大の日射量とスペースを得るためには屋根へのパネル設置が好ましい。
アクセス困難
屋根へのアクセスは、二階のベランダが最も危険が少なく施工ができそうだが、雨よけのルーフが波板で設けられており、アクセス不可。
両隣は、古い建築基準で建てられた家なので屋根と屋根の間は10cm程度しかなく、はしごを掛けることもできない。家の正面だと、切妻屋根のケラバにはしごかけてはいけないということと、電線が横切っているためはしごを掛けるのは不可能だ。
波板破壊!
こうなったら波板を一部切り取って屋根への経路を作るしかない。
一番傷んでいそうなところを切り取ってそこから屋根にのぼることにした。あとのことはまた考えるしかない。
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ここから屋根へのアクセスをできるようにした。
ソーラーパネル設置
屋根へのアクセスも可能になったので、ソーラーパネルを設置する。
まずはペラペラのソーラーパネルを連結していった。
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パネルは1枚1kg程度しかないため、8枚でもたったの8kgほどしかない。そのため設置はとても容易く成人男性なら問題なく設置可能だ。
カラビナで連結しているだけなので折りたたむことができ、その状態で波板を切り取ってできた穴から、ソーラーパネルを屋根の上にあげ、屋根上で展開した。
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固定
屋根に穴を空けたり特別な加工はしたくなかったのでワイヤーロープにて固定した。
ワイヤーロープはホームセンターで切り売りで1m/70円だった。
ワイヤーを固定する部品は300円ほど。
四隅に10m程度のワイヤーを付け、ベランダと窓枠にくくりつける。これで多少の風はしのげるだろう。
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万が一飛ばされてしまった場合でも一般のソーラーパネルと違い軽量なため、付近の家屋に与えるダメージも小さく済むかもしれない。
強風が予測される場合は予め取り外しておくことも可能だ。
チャージコントローラー、バッテリー、インバーター
ソーラーパネルを設置したら次は
- 発電した電力をうまくバッテリーに充電させるチャージコントローラー
- 発電した電力を蓄えるバッテリー
- バッテリーに蓄えた電力を100Vに変換するインバーター
の3つをベランダに仮設置。
後日BOXなどに入れていこうと思う。
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配線処理も収納とともにやっていこうと思う。
一人ですべて作業するのはなかなか骨が折れるが作業に没頭するのは楽しい!
動作確認:ソーラパネルの発電を確認できた!
配線が完了したので動作確認。
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すでに夕方であるため発電量はかなり少ないがきちんと充電された!
ソーラーパネルはチャージコントローラー1台に付き4枚接続し、12Vシステムで可動している。
あまり複数のソーラーパネルを並列で接続すると配線が焼けそうなので並列接続できる製品を選んだ。
エアコンをバッテリーで動かしてみた!
バッテリーは充電された状態であるため、動作テストとしてエアコンを動作させてみた。
果たして自動車用バッテリーとインバーターによって100Vに変換した電力によってエアコンを動作させることができるだろうか!?
結果は無事に動作成功となった!
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500Wほどの大電流が必要なエアコンであるが、リモコンで電源をONにするときちんと動き出し冷風の吹き出しを確認できた。
一人で「スゲー!マジで動いた!」とテンションが上がってしまった。
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室外機も確認するため屋外へ。
こちらも勢いよくファンが回転しうまく動作していた。
インバーターの出力は十分にあるため問題ないだろうとは思っていたが、バッテリーの電力だけでエアコンが動作するのは感動した。
おわりに
これからどのくらい稼働できるかといったことや、バッテリーの容量再検討、コントローラーの設定確認もしていかなければならない。
お昼の発電量も気になるところだ。
かかった費用は総額でこの時点で18万円くらいだろうか。
これを発展させ、いずれ自家発電のみで生活してみたいものだ。