ロジクールのぷちぷちキーボード「diNovo Mini」をスマホと合体してみた!

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BlackBerry KEY2を購入してからスマホで「物理キーボード」を使う気持ちよさにすっかりハマっている。

世間的にはスマホで物理キーボードは「オワコン」状態で、キーボード付きの新製品は皆無の状態。

物理キーボード付きスマホのパイオニアであるBlackBerryも新製品の登場が危ぶまれており、次回作はいつになるかわからない状況だ。

そこで、一般的なスマホでBlackBerryのように「ぷちぷち」と押すタイプで「スマホと組み合わせて立ったまま使えそう」なキーボードを探した!

ロジクール「diNovo Mini」を入手

「スマホで立って使える」という条件を満たしているキーボードを探してみたが、現行品ではそれらしいものを見つけられなかった。

しかし「スマホ キーボード」や「ミニキーボード」などで検索してみた結果「エレコム TK-FBP029E」と「diNovo Mini」の2製品を見つけることができた。

オークションやフリマサイトを物色

先に上げた2製品はかなり古い製品で、新品在庫を見つけるのは困難。

そこで、オークションやフリマサイトを物色したところ、安価に出品されている「diNovo Mini」を発見。

diMovo Miniであればタッチパッドによるマウス操作もできるのではと思い、購入した。

diNovo Miniが到着!

購入後数日経ち、diNovo Miniが我が家に到着。とてもコンパクトなサイズ感だ。

▼蓋の上にGalaxy Note10をセットして入力テスト。

動作確認してみたところ10年は経過していると思われる製品であるが、バッテリーが問題なく使えたことに驚いた。

スマホのバッテリーは2年程度でだめになってしまう印象だが、キーボードとは違い充電回数がとても多いためだろう。

メモアプリ「Samsung Notes」で文字入力してみたところ、感触は良好。

タッチパッドによるマウスカーソルの操作も問題なく使うことができ、クリックや、右クリックによる「戻る」などが動作。

また、Gboard使用時による言語切り替えは「Shift + スペース」で、おこなうことができた。

タッチパッドやショートカットが便利

マウスモードでは「FN」を押すとカーソルの移動も可能で文字入力時に便利。

スクロールができないのが惜しいが「Page UP / Dowm」キーがあるのでざっくりとスクロールさせることはできる。

キーボードショートカットも、もちろん使うことができ「Ctrl + X, C, V, A (カット、コピー、ペースト、全選択)」はもちろん、Chromeでは「FN or Ctrl + 1~9」で任意のタブに切り替え、「Ctrl + N or T」で「新しいタブ」、「Ctrl + L」でアドレスバーにフォーカスなどなど、かなり便利に使える。

ただ、左側にしかCtrlキーがなく「Ctrl + A」などは少々押しにくい。

diNovo Mini × Galaxyの安定性を上げる

diNovo Miniの上にスマホを載せることができ、キー入力もできた。

しかし、ただ載せているだけだと少し傾けると落下してしまう。

マグネットを装着

なるべく安く、加工無しで解決できる方法がないかと思い、マグネットによる安定性向上を試してみた。

スマホにアクセサリを取り付けるのはあまり好きではないが、キーボードが使いやすくなるなら…と我慢。

取り付けたのは以下のような製品だ。

キーボードの蓋にはネオジム磁石を装着し、磁力でドッキング。

装着

マグネットのおかげで垂直にしても外れない。安心してタイプできる。

あまり横にすると落下してしまうが、多少ならOK。

滑り止めをつけると更に良さそうだ。

「バンカーリング」と「ネオジム磁石」のおかげで、かなり安定度は上がった。

試しに立ってタイプしてみると、安定した状態で文字入力をすることができた。

外でデスクがない場所でのタイプができるので、電車などでも使えそうだ。

手に持って使うとなると重量が気になるが、Galaxy Note10とdiNovo Miniを合わせた重量は370g程。

これはニンテンドーSwitchの398gより少し軽いくらいの重量。

軽量なGalaxy Note10のおかげで、そんなに重さは感じない。

ちなみにGPD WIN2は460g。

立って使えるWindows PCとして良さそうだ。

カスタマイズ

diNovo Miniとスマホの組み合わせでは、縦画面で使うのが難しい。

横画面にすると高さが狭くなってしまうので有料の自動化アプリ「Tasker」により、「diNovo Mini」とブログ執筆に使う「Chrome」を同時に検出したときはステータスバーを隠すように設定した。

▼WorsPressの編集画面もCSSを少しカスタマイズして、余計なものを消したり、ツールバーを細く、一部を透過した。

これにより、小さいスマホの画面でもそこそこ快適にブログ執筆できる。

通常ならソフトキーボードが出てきて画面をほぼ覆い隠すが、キーボードを接続しているので画面をすべて使うことができる。

可能であれば、アドレスバーも非表示にしたかったが方法がわからず。

詳しい人ならもっと広くできるのかもしれない。

おわりに:スマホ本体の制約なし

BlackBerry KEY2でスマホキーボードの楽しさを知ることができ、さらに「diNovo Mini」をスマホで試したことで一般的なスマホでもキーボードを楽しめることがわかった。

だがこれで、BlackBerryの「キーボード付き端末」の良さと、diNovo Miniの「スマホの制約がない」良さで、どちらを選ぶべきか迷うことになりそうだ。

こんな楽しいことで迷えるなんて、ガジェットオタクは幸せだ。

▼ストレート型キーボード付き端末「BlackBerry KEY2」

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