SetCPUの使用方法

CPUクロック周波数を下げることにより処理能力は下がってしまうが、発熱を小さくしたりバッテリーの消費を少なくする効果が見込める。この記事では「SetCPU」を用いてroot権限を取得した端末のCPUクロック周波数を下げる方法について解説する。

SetCPUの使用方法

アプリケーションの入手

SetCPU」(購入時169円)

特徴

  • 簡単にCPUの動作クロックを調節
  • 画面のon/offやバッテリー残量などに応じて動作を設定できる
  • アプリケーションごとの動作設定
  • その他多彩な設定を細かく指定可能

上記のように様々な設定ができる優秀なアプリでクロックダウンによるバッテリー持続時間の改善と発熱を抑える効果が期待できる。

※アプリは随時更新されているため設定方法や記載されている内容と異なる場合がある。

※このアプリを使用するにはrootアクセスの権限が必要。

root取得方法の記事

その他機種のroot取得は検索して探してみてほしい。

操作方法

SetCPUを起動させ「Continue Recommended」を選択。

SetCPUの使用方法

選択すると「MAIN」のタブが起動。下の画像では「上限クロック」が800MHzと「下限クロック」200MHzになっていることがわかる。この周波数は左右にフリックするだけで簡単に変更できる。

「Set on Boot」にチェックすれば再起動後も有効となるのでチェックを入れておく。

SetCPUの使用方法

画面左下「ondemand」と書かれたところをタップすれば動作モードの切り替えが可能。

  • ondemand (負荷によって自動調節)
  • powersave (下限固定)
  • userspace (手動)
  • performance (上限固定)

動作モードは ondemand 右下cfqはデフォルトが無難だと思うが、色々と試してみてもいいだろう。

ウィジェットの使用方法

ホーム画面に設置できるウィジェットのリストは下の画像の通りで、リスト上から

  • 文字色
  • 背景色
  • CPU動作クロック表示の更新間隔
  • 温度表示の設定

というふうになっている。

SetCPUの使用方法
「Apply」で決定、ウィジェット設置となる

ウィジェットを表示させると下の画像のようになる。

SetCPUの使用方法

メインで使用する機能はここまでとなっている。

SetCPUの詳細な設定方法

SetCPUではさらに動作条件を加えるなど、細かい設定をすることができる。

メイン画面の上には「MAIN」「 PROFILES」など文字が並んでいる。まずはこれらをタップして設定したい項目を表示させる。

PROFILES

画面上のほうにあるADDをタップして出てきた画面の「Turn this profile on when...」の右側「+」マークをタップし「ADD Condition」メニューを表示させ、追加したいものを選択する。

SetCPUの詳細な設定方法

リスト上から

  1. APP アプリごと
  2. Battery Level バッテリー容量
  3. Battery Temperature バッテリー温度
  4. Charging State 充電方法、Any,AC,USBから選択
  5. CPU Temperature CPU温度
  6. Screen On/Off 画面のオン・オフ
  7. Screen Unlocked 画面ロック
  8. Call State 通話中か in call,Not in callから選択
  9. Time Range 時刻指定
  10. Day of Week 曜日指定
  11. All,Any,None of these are true...の三つは複数条件でのプロファイル作成。

プロファイルを作成、画面下部のNextで動作設定。クロック、動作モードIOスケジューラー、通知などの設定ができる。
基本的にはクロックとgovernorだけの設定でいいが、どんな動作をするのか試してみてほしい。

SetCPUの詳細な設定方法

終わったら再びNextをタップし、優先度の設定を行う。プロファイルの優先度を設定、次にここで作成したプロファイルが他のプロファイルより優先順位が高い場合、他のプロファイルをブロックするかどうかを Make this profile exclucive で決めてNextをタップする。

SetCPUの詳細な設定方法

これで設定は完了だ。プロファイルを有効にするには画面下のEnable profilesをタップしてチェックをオンにする。個別のオンオフはプロファイル左のチェック。編集、削除、並び替えはプロファイル右側「︙」マークをタップ。

SetCPUの詳細な設定方法

さらに動作モードを細かく設定したい場合は「GOVERNO」のタブをタップして設定に挑戦してみよう。項目をタップして数値を入力し「Apply」をタップすれば設定完了だ。

SetCPUの詳細な設定方法

「INFO」のタブでは様々な情報の確認と簡単なベンチを行える。
設定の目安に使える。

SetCPUの詳細な設定方法

ショートベンチ。クロックを上げると数値が小さくなる。

SetCPUの詳細な設定方法

設定例

Galaxy Note

  • 「MAIN」タブで上限800MHz 下限200MHz、ondemand/cfq
  • 「PROFILES」タブで「Screen off」を作成、上限500MHz、下限200MHz、ondemand

Xperia GX SO-04D

  • 上限810MHz 下限384MHz、ondemand/deadline
  • 「PROFILES」タブで「Screen off」を作成、上限486MHz、下限384MHz、ondemand

に設定してみた。

ChMateなどでほんの少しスクロールの引っかかりがあるくらいの動作となった。標準より600MHz下がっているのに軽いアプリなら割と快適に動作した。

標準より発熱する頻度も下がったように思う。ただ、バッテリーの持ちはあまり変わらないように感じた。

おわりに

あまりクロックを下げ過ぎると、スクロールの反応が悪くなったり、回線速度に関わらずWebページの表示速度も遅くなってきたりと快適性が失われるので程々に。下げ過ぎず上げ過ぎず、快適性が失われない範囲で自分が満足できる設定を探してみよう。

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