以前モバイルモニターをGalaxy Note9に接続し、DeXモードなどを試す記事を書いた。
その中で少し触れた「SecondScreen」というアプリを使って画面を無理やり回転させ、解像度も1080pに変更し、Galaxy Note9の画面をそのまま出力する方法を解説する。
この記事ではGalaxy Note9にて解説しているが、USB-Cから映像出力のできるAndroid端末で、root権限さえ取得できれば同じことができるだろう。
※このアプリの使用にはroot権限が必要。
もくじ
アプリの入手と設定
まずはアプリを入手しよう。
SecondScreenのダウンロード
設定方法
まずはモニターにそのまま接続するとどうなるか。

そのまま接続しただけだと画像のように両サイドに大きな余白ができる。これをSecondScrennで解決する。
SecondScreenを起動し「+」からプロファイルを追加する。

好きな名前を入力する。
Select screen typeはモニターが1080p(1920×1080)ならそのままで構わない。解像度の設定は後からでも可能だ。

次に
- Screen orientationを「Lock orientation to potrait」
- HDMI output orientationを「portrait」
に設定する。



上記の設定が完了後、プロファイルを保存する。

モニターと接続し、ミラーリングに設定する。

先ほど保存したプロファイルを選択する。

下にある緑色の「LOAD」ボタンを押す。

以下の画像のようになれば成功。ならなければ、一度スマートフォン側をスリープにしてからオンにし、もう一度画面を表示させるといい。

Yahoo!のトップページを表示してみた。うまく表示されている。Kindleで電子書籍なども見ることができた。
もちろん、タッチパネル対応のモニターなのでモニター側でタッチ操作可能。WEBページのスクロールやKindleでスワイプしてページめくりも可能。大型タブレットの完成だ。

もとに戻す
もとに戻すときは、プロファイルを選択して「TURN OFF」をタップ。

おわりに
以上の操作で大画面にそのままGalaxy Note9の映像を出力させることができた。
大画面でKindleアプリを観覧できるので読書がしやすくなったが、モニターが重くて手に持ってられないのが難点。10インチくらいで軽量なものがちょうど良さそうだ。
また、Galaxy Note9から電力を供給しているのでバッテリーの消耗が早いのも難点だ。
他にも面白い使い方ができそうなので、また思い付いたら記事にしようと思う。
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タッチパネル非対応のものであれば11.6インチ、450gと軽量なものもあるようだ。