スマートフォンで画像に図形や文字入れができる「Screen Master」とても便利で、特にブログに掲載する画像のマークアップに重宝している。
以前WordPressアプリを使ってギャラリーに画像を保存するという記事を書いたが、ギャラリーに保存した画像は編集するのが面倒なので、あらかじめ編集してからアップロードしたい。そんなときにも「Screen Master」が活躍してくれる。
Screen Masterの入手
Screen Masterには無料版と有料版があり、無料版は広告が出るようになっている。
まずは無料版を試してみて気に入ったら有料版に移行するといいだろう。
無料版
有料版
使用方法
ここからScreen Masrerの使用方法について解説する。
マークアップ

まずは私が一番メインで使用している機能である「マークアップ」機能。
「マークアップ」をタップすると端末に保存された画像が表示されるので、加工したい画像を選ぶ。

画像を選択すると、画面下部にメニューが現れ、このメニューを使って加工する。

- 切り取り
- テキスト
- ステッカー
- モザイク
- 引き分け(図形描画)
- スポットライト
の順に解説する。
1.切り取り
切り取りを選択すれば、任意の大きさに画像をトリミングすることができる。


2.テキスト
テキストのメニューでは好きな文字を入れることができる。
「タップしてテキスト入力」の部分をタップすると文字の編集ができる。

「⇔」の部分をドラッグすれば文字を小さくしたり、回転ができる。

このほか入力した文字の
- 左、中央、右寄せ
- 太字、斜体、アンダーバー
- 文字色、透過具合の変更
- 背景色、透過具合の変更
- 縁取りの太さ、色の変更
- 影効果、影の色、影のボケ具合
を設定可能となっている。

3.ステッカー
用意されている多彩なアイコンを自由に貼り付けできる機能。

4.モザイク
見せたくない部分にモザイクをかけることができる。

メニューは以下になっており、左から

- なぞった時の太さ、
- 消しゴム
- モザイクのドットの粗さ
- モザイクの模様変更
- 四角で選択
- 指でなぞったところをモザイクにする
- ひとつ前に戻す
- ひとつ先に戻す
となっている。
⑥を選択状態にすると、①の太さを変更できる。

③のモザイクの粗さは5段階で調整可能だ。

④では標準のモザイクのほか2つの効果が選べるようになっている。


5.引き分け(図形描画)
引き分けというのは少し日本語がおかしい感じがするが、画像に○や□などの図形を描画できる機能でこちらもよく使う機能だ。
まずはメニューを確認する。

- カラー、サイズ、透明度の調整
- 消しゴム
- 調整
- 自由描画
- ルーペ描画
- 矢印
- 矢印(形状違い)
- 両矢印
- 直線
- 四角形
- 丸形
- カラー作成
- サイズ調整
- 透明度調整
③の調整では描画した図形を複写、上下左右に微調整可能だ。

⑤のルーペ描画では、描画した図形の内部が拡大される。

図形、矢印、テキストを使ってマークアップすると以下のようになる。

6.スポットライト
選択した箇所以外がブラックアウトされ、強調できる機能。
○形、□形、自由描画ができる。

保存
画像の加工が完了したら保存をおこなう。
右上にある「次」をタップする。

サイズや画質を選択できる。
なにも加工しなくても保存でき、大容量の画像を小さくするときにも有効だ。

ウェブキャプチャ

この機能は、指定したWEBページを丸ごとキャプチャし、画像にしてしまう機能。
WEBページのアドレスを入力するか、ペーストして使用する。

写真を結合

複数の画像を一枚にする機能で、比較画像などを作ったりすることができる。最大で7枚の画像が結合可能だ。
メニューは次のとおり。

- 自動ステッチ
- 方向
- 並び変え
- 追加
①はおそらくパノラマ写真を作る機能だと思うのだが、この機能に関してはなんどやってもうまくいかなかった。
②方向は画像が縦に並ぶか、横に並ぶかを切り替えできる。

ただ、画像を横に並べると画面いっぱいに画像が表示されてしまう。拡大縮小もできない。これは改善してほしいポイントだ。
画像を横に並べるときはスマートフォンも回転させ、横画面で編集するのがいいだろう。

キャプチャ機能

最後はキャプチャ機能について。
画像にある青色のボタンを押すとフローティングアイコンが表示される。

現れたアイコンはタップするだけで、スクリーンショットをおこなうことができるようにするもの。

メニューは以下のようになっている。

- 切り取り
- シェア
- 結合
- 保存
- 編集
②のシェアはスクリーンショットをSNSなどで共有できる。
⑤の編集はマークアップと同じ編集メニューを呼び出して加工できる。
おわりに
ところどころ日本語がおかしいところはあるものの、とても多機能で役に立つアプリだ。
ここまでの機能が広告があるとはいえ、無料で使えるこのアプリを作ってくれた作者様には感謝。
これからもマークアップや画像の結合などの加工に役立ってもらおうと思う。