【レビュー】Motolora Razr 2019 質感 / Good, Badポイント

日本では未発売モデルである折りたたみスマホ「Moto Razr」に触れる機会に恵まれた。短時間の試用であるがレビューしたいと思う。

Moto Razrのスペックなど

Image : GSMARENA

Moto Razrの基本情報

基本情報

OSAndroid9
SoCSnapdragon710
RAM6GB
ストレージ128GB
重さ205g
高さ172mm
72mm
厚み14mm
画面6.2インチ
P-OLED
解像度876x2142
画面密度373ppi
バッテリー容量2,510mAh
充電能力有線 15W
無線 -
Wi-Fi802.11a, b, g, n, r, ac
Bluetooth5.0
防水防滴仕様
デュアルSIM-
eSIM
FeliCa-
SDカードスロット-
フルセグ / ワンセグ-
イヤホンジャック-
生体認証指紋認証
技適-

カメラ性能

広角16,3MP
ƒ/1.7
ズームデジタル8倍
フロントカメラ4.9MP
ƒ/2.0

※数値は上から画素数、F値、センサーサイズとなる。一般にF値が小さい数字であれば明るい写真が撮れ、センサーサイズが大きければ画質が良くなる。

ズームは光学の倍率が高ければ画質が劣化せずに遠くの被写体を撮影可能だ。デジタルズームは画質が劣化するが、被写体に寄った写真を撮ることができる。

画質には他にも様々な要素が絡み、一概に数値がよければ高画質とも言えない。

Moto Razrの対応バンド

表記
  • D(docomo)
  • A(au)
  • S(SoftBank)
  • R(Rakuten)
RAZR 2019
BAND 1
(2100)
(D・A・S)
-
BAND 3
(1800)
(D・S・R)
BAND 8
(900)
(S)
-
BAND 11
(1500)
(A・S)
-
BAND 18/26
(800)
(A・R)
-
BAND 19
(800)
(D)
-
BAND 21
(1500)
(D)
-
BAND 28
(700)
(D・A・S)
BAND 41
(2500)
(A・S)
-
BAND 42
(3500)
(D・A・S)
-

ベンチマークスコア

▼Antutu Ver8のベンチマークスコア17万点ほどとなった。

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普段の使用ではもたつくこともなく問題ないが、ハードな3Dゲームでは少し厳しいかもしれない。

Moto Razrの外観

柱状の化粧箱

▼箱はかなり凝ったものとなっており、縦長のものとなっている。

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▼本体はスタンドのように収められる。

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箱の下部は音を響かせる効果があり、RAZRをセットした状態での音楽再生を想定して作られている。

正面

▼ディスプレイはPOLED(プラスチック有機EL)という折れ曲がる素材。

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それなりの強度はあるが、ゴリラガラスと比べて傷が付きやすい。使用するときは保護フィルムが必須だ。

フロントカメラ

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上部のフロントカメラ部分はガラス製となっている。

指紋認証センサー

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本体下部の指紋センサー。設定を色々調べてみたが、ホームボタンなどに割り当てすることはできなかった。

ディスプレイ表示

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ノッチが少々大きいのが残念だが、縦長で扱いやすいディスプレイとなっている。有機ELなので発色も良好。

背面

▼背面側下部はサラッとしており、触り心地がいい。

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上部はツルツルなので指紋が目立ちやすい。

メインカメラ

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メインカメラは少し出っ張っているので、傷が心配だ。また、シングルカメラなので望遠や超広角は使用できない。

背面ディスプレイ

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2.7インチのサブディスプレイ

背面のサブディスプレイには時計や日付が表示され、持ち上げたりするとセンサーによりしばらく点灯する。

下部

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下部にはスピーカーとUSB Type-Cポートがある。イヤホンジャックには対応しない。

右側

▼右側側面にはボリュームキーや電源ボタンが配置される。

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左側

▼左側には何もなし。

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本体を薄く作るためか、RAZR 2019にはSIMカードスロットが存在せずeSIMのみ対応となっている。

手に持った状態

▼折りたたんだ状態で手に持つとかなりコンパクト。

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▼開けば普通のスマートフォンとして使える。

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何度か練習すれば片手で開くこともできたが、落下させそうで危ない。約16万円と高額なので破損させると大変だ。

GoodポイントとBadなポイント

Good / Bad

Goodなポイント

ココがGood!
  • 良好なデザイン
  • 折り畳むとコンパクト
  • メインカメラで自撮りできる

良好なデザイン

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日本ではかつてdocomoで販売されていた先代モデル。その外観を引き継ぎRAZR 2019でも洗練されたデザインとなっている。

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先代モデルを使っていた人はこのデザインに惹かれることだろう。

▼先代モデルを彷彿とさせる画面表示も用意されている。

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電話を掛けようとしても標準の電話アプリが起動してしまうなど、用意されているのがこの画面だけなのが惜しい。

折り畳むとコンパクト

RAZRが普通のスマホと違うところは「折り畳める」こと。折りたたんでコンパクトになるのがRAZRの1番の特徴だ。

▼折りたたみと展開の様子を撮影。

頑張ればなんとか、片手でも畳んだり開いたりすることができる。通常、折り畳むことができないものを曲げていくのは新鮮な感覚だった。

折り畳むとすっぽりとポケットにも収まるサイズとなる。

折りたたみ機構は実に様々な工夫が盛り込まれており、大変興味深いものだった。畳むときにわずかにディスプレイがスライドして下部に移動したり、完全に畳まれないよう、内部に奥まり涙滴状となる機構、両サイドの歯車などなど、開発には涙ぐましい努力があったに違いない。

Engadgetの記事中にある動画で詳しい機構について解説されているのでそちらもご覧いただきたい。

メインカメラで自撮りできる

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サブディスプレイを使って自分撮りできる

ジェスチャー操作が用意されており、設定を有効にすると本体を裏返す操作を2度繰り返すことで、カメラが起動できるようになった。

背面の2.7インチディスプレイを使って、フロントカメラより高性能なメインカメラで自撮り撮影できるのが面白い。サブディスプレイはタッチ操作にも対応しており、カメラ設定などを操作をすることができた。

Badなポイント

ココがBad!
  • 耐久性が不安
  • eSIMのみ対応
  • 対応バンドが厳しい
  • ナビゲーションバーが大きい

耐久性が不安

RAZRはディスプレイが折りたためることがメリットだが、折り畳むことで摺動部分が多くなる。ゴミや砂利の巻き込みなどによる破損や、部品の故障リスクは一般的なスマホより高くなる。

eSIMのみ対応

eSIMのみの対応となるので日本での使用は難しくなってしまう。執筆時点で日本で使えるのは「IIJmio」と「楽天モバイル」となる。

対応バンドが厳しい

日本で使えるバンドが極端に少なく、Band 3とBand 28のみ。楽天モバイルは自社エリアのBand 3は使えるが、Band 18もないと使用は難しい。

対応バンドが厳しい

IIJmioはdocomoのMVNOなので使えそうだが、Band 19が使えないので地下や山間部では使用が厳しい。日本で使う場合はかなり限定された使い方となりそうだ。

ナビゲーションバーが大きい

本体下部のナビゲーションバーが大きく、表示の一覧性を損なうのが少々残念。Motoloraの他の端末では、本体下部にある指紋センサーにナビゲーションバーの役割を割り当てしてナビゲーションバーを隠せたが、RAZRにはそのような設定が見当たらなかった。

全て英語だったのと試用時間が短かったのもあるが、設定がなくてもここは別途カスタマイズでどうにかできそうな部分ではある。

▼SH-06Fというタブレットでナビゲーションバーの無効化と、ジェスチャー操作をできるようにカスタマイズした記事と、指紋センサーにジェスチャー操作を割り当てするアプリの紹介記事。

おわりに:デザイン重視のスマホ

eSIMや対応バンドの少なさ、入手の難しさにより日本での導入はかなり難しいスマホとなるRAZR。スペックや入手性なども考えると日本で使うなら「Galaxy Z Flip」が現実的だ。

デザインには一定の定評があるので、次回作は対応バンドを増やして日本でもぜひ販売してもらいたい。

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