以前「本愛染マスク」を紹介させていただいた「NEOPHYT(ネオファイト)」より、レザー製名刺入れ「LINK(リンク)」を提供いただいた。本記事では「LINK」の見た目や質感、使ってみた感想などをレビューしたいと思う。
もくじ
レザー製名刺入れ「LINK」について

レザー名刺入れ「LINK」はNEOPHYTが取り扱う「SOPHITO(ソフィト)」シリーズのひとつ。LINKの他にも品質にこだわった革製品が販売されている。
「LINK」製品仕様
素材 | 牛革 (日本製/姫路) 植物タンニン鞣し |
糸 | 麻糸 (日本製) |
金具 | 真鍮 (日本製) |
サイズ | 縦 7cm / 横幅 11cm / マチ 1.8cm |
重さ | 約30g |
生産国 | 日本 |
「LINK」カラーバリエーション
- Red
- white
- Yellow
- Green
- Camel





SOPHITOシリーズのリンク
レザー名刺入れ「LINK」

コンパクトウォレット「RECITE」

長財布「CALM」
NEOPHYTについて
「NEOPHYT」は材質や品質にこだわった物づくりをする"職人"の製品を取り扱う。手作りや少量生産品のため価格は高価だが、高い品質や他では手に入らないようなデザインの製品が入手できる。
ABOUT「NEOPHYT」
SOUTA BAGS
WASEW
NEOPHYT CAMERA
レザー製名刺入れ「LINK」の外観
外箱〜開封
外箱は製品の性能には関係ないが、製品をイメージさせる大切な要素だ。
▼外箱は丁寧にフィルムに包まれ、箱には金色のロゴがあしらわれる。

▼中にはメッセージカード共に不織布に包まれた「LINK」が入っていた。

▼LINKと対面。LINKからは新品のレザーの良い香りがほのかに漂う。

LINKの外観
正面
▼レザーには姫路産の植物タンニンで鞣したヌメ革、ステッチには日本製の麻糸が用いられる。

▼真鍮の留め具は程よい抵抗。開きやすく閉じやすく、また、簡単に開放してしまうこともない。

金具
▼レザーには極小のスリットが入ることでわずかに開き、金具に収まる。機能性がよく、シンプルな見た目が好感触だ。

▼真鍮の金色はLINKの良いアクセントとなっている。また、フリップの内側は、滑らかに仕上げられているのが特徴。

背面
▼ステッチは手縫いでありながら、整然と縫い目が並ぶ。熟練した職人の仕上げだ。

側面
▼名刺が入る部分は押型により台形に整えられる。

▼真横から。バランスの良い整った形状だ。

サイズ感など
▼LINKはコンパクトでスリムな名刺入れ。嵩張らず、ポケットやバッグからの出し入れが容易だ。

▼名刺の収納能力は15~20枚ほどとなる。

▼切り欠きが設けられ、取り出しやすい。デザインの中に細かな配慮がなされている。

LINKをミニマルウォレットとして使用
今や時代は「キャッシュレス」。スマホひとつあれば会計が済んでしまうケースも多い。
しかしながら、クレジットカードや免許証、保険証、多少の現金は必要になる場合がある。そういったものを収納する「ミニマルウォレット」として「LINK」を使わせていただいた。
▼クレジットカード、免許証、保険証、鍵、少量の現金を入れる財布としても「LINK」は優秀だった。

▼中身が見えるように開いているが、この程度の中身ならスリムな状態のまま使える。

▼スタイリッシュでシンプルな「ミニマルウォレット」の完成!

ミニマル派にはこういった使い方もおすすめしたい。
▼参考リンク 名刺入れを財布として使う
Good / Badポイント

Goodなポイント
- 開閉しやすい
- スリムな形状
- 植物タンニン鞣し
- シンプルで良好なデザイン
開閉しやすい
真鍮の突起によりフロントのフリップが止められており、軽すぎず重すぎない絶妙な抵抗となっている。シンプルな構造と開閉のしやすさが兼ね備わっている。
スリムな形状
程よいサイズ感でポケットやバッグにいれても嵩張らない良いサイズ感。ミニマルウォレットとして普段からポケットにいれていても気にならないサイズ。
植物タンニン鞣し
皮を処理する工程の鞣し(なめし)。「クロム鞣し」では重金属によるアレルギーが気になる人もいると思うが「LINK」は工程に手間のかかる「植物タンニン鞣し」となる。
健康面でのメリットともに、価値のある素材を手にすることができる。
シンプルで良好なデザイン
サイドの各部仕上げ、真鍮の留め具、押し型の形状など、シンプルながら良好なデザイン。素材の良さと相まって長く使うことができそうだ。
Badなポイント
- ステッチが目立つ
- 名刺があまり入らない
ステッチが目立つ
ステッチが白なのと若干太めであることにより、少々目立つように感じる。もう少し目立たないものだとどうなっただろうか。
ステッチが目立つとはいえ、LINKはシンプルでまとまりの良いデザインとなっている。
名刺があまり入らない
LINKに収納できる名刺は15~20枚ほど。たくさん名刺を配るときは注意が必要だ。しかし、嵩張らないスリムな形状は普段使いで大きなメリットをもたらしてくれる。
おわりに:シンプルの中に光る

LINKはとてもシンプルなデザインの名刺入れ。余計な装飾や仕上げは一切なく、使い心地や素材の良さが際立った製品だ。
日本の職人が丁寧に制作し、それは組み立てからではなく、素材制作の工程にまで至る。植物タンニンで鞣された素材や、手作業での制作工程を加味すると、割安な製品と言えるのではないだろうか。
価値ある製品を求めるなら、手に取り試してみてはいかがだろうか。
レザー名刺入れ「LINK」
