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iPad 第9世代 (2021) 10.2インチをレビュー:もっともお安いiPadの実力をチェック!

2021年9月24日に発売された「iPad 第9世代 (2021)10.2インチ」をポチってしまった!

Androidタブレットもイロイロ良いのが販売されているが、タブレットといえばやっぱり「iPad」だ。

iPadは低価格モデルでも処理性能が高く、本に近い画面比率で読書もしやすいのが特徴。

また、OSの長期間アップデートも期待できるので長く最新状態で使うことができる。

今回購入したiPad以下のような基準で選択。

  • 最も安価で普通のやつでいい!
  • でも性能が良い新しいものがいい!
  • ストレージは最低限よくてSIMも挿さない!

ということで「64GB Wi-Fiモデルを買おう!」という結論に至った。

しかし買ってみようと探すも、品薄でかなり入手困難な状況…。

だが「品薄だと余計に欲しくなる」というのが人情!

なので、店舗やネットを探して探して…。

「もう諦めようかな…」と思った矢先、売っているお店が見つかりなんとか入手できた!

家電量販店などをチェックしてみると時折入荷しているようで、運が良ければ購入できる。

予約となると、数週間程度待つということになるようだった(特にスペースグレイはなかなか入ってこないようだ)。

今回は最もスタンダードな物が欲しかったので、カラーはシルバー、ストレージは64GBのWi-Fiモデルをチョイスしている。

この「64GBWi-Fiモデル」がなかなかなくて探すの苦労した…。

さて、この記事ではサンキュッパ(39,800円→円安で49,800円に)という安価ながら、Apple製タブレットということで「さすが!」と唸らせる実力をチェックする!

2022年7月1日に価格改訂

円安の影響により価格改訂がありiPadは「39,800円」からだったのが「49,800円」からとなった。

目次

iPad 第9世代のスペックを表でみてみよう

基本スペックはこんな感じ

スクロール可能

iPad 第9世代
発売2021年9月24日
SoCA13 Bionic
RAM3GB
ストレージ64GB
256GB
重さ487 g (Wi-Fi)
498 g (Cellular)
高さ250.6 mm
174.1 mm
厚み7.4 mm
画面サイズ:10.2インチ
最大輝度:500 nit
リフレッシュレート
解像度2,160 x 1,620
バッテリー容量8,557 mAh
充電有線:Lightning端子
無線:非対応
防水
SIM (Cellular)eSIM対応
nanoSIM × 1
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth4.2
FeliCa
SDカードスロット
フルセグ/ワンセグ×/×
イヤホンジャック
セキュリティ指紋認証

搭載されているSoCはiPhone 11シリーズと同じ「A13 Bionic」。

2022年現在ではやや世代の古いものになるが、まだまだ高性能な部類となり、3Dゲームなども問題なく処理できる。

ただ、RAMは3GBと少なめで、8GB以上のRAMを搭載するiPad Proと比べると、動画やイラストを扱う高度なアプリの使用には向かないかもしれない。

また、充電などに使う端子はiPhoneと同じ「Lightningコネクタ」となっており、iPad Pro / Air / miniや、MacBookシリーズの「USB-Cコネクタ」とは異なっている。

カメラのスペック

スクロール可能

iPad 第9世代
リアカメラ有効画素数:8MP
F値:2.4
焦点距離 : 31mm
手振れ補正 : EIS
フロントカメラ有効画素数:12MP
F値:2.4
動画撮影
(リアカメラ)
1080p 30fps
720p 30fps
動画撮影
(フロントカメラ)
1080p 30/60fps
720p 30fps
焦点距離は35mm換算値

iPadのカメラは「リアは必要最低限」という感じの印象だ。

iPad第9世代ではタブレットという特性からフロントカメラの方が高性能。

リアカメラは「8MP」だがフロントカメラには「12MPの超広角カメラ」が搭載される。

ちなみにフロントカメラの「画角」はかんたんに切り替え可能だ。

「通常画角」と「広範囲を撮影する画角」はカメラUIの「↔」マークでかんたんに切り替えできる。

また「FaceTime」や「Zoom」アプリなどのビデオ通話時には「センターフレーム」が利用できる。

これは「被写体を追従して中央に配置する」という便利機能で「超広角カメラ」のおかげで使えるようになった。

フロントとリアカメラは動画性能にも差が出た。

動画モードのフレームレートなどをチェックではリアが「フルHD 30fpsまで」に対し「フロントが60fpsまで」の撮影に対応となっていた。

リアカメラで60fpsが撮れないというのはやや違和感がある。

だがタブレットのリアカメラだと、フロントの方がビデオ通話などで使う機会が多い。

そのためグレードが高いものになっているのだろう。

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iPad 第9世代の対応バンド:主要バンドにしっかり対応、5Gは非対応

対応バンド一覧

4G LTE

1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、34、38、39、40、41、66

5G

非対応

iPhoneと同じくiPadの対応バンドは幅広い。

各キャリアが「実質的なSIMロック」としたり、安物タブレットでは非対応だったりする「3, 8, 18, 19」などもしっかり使える。

そのため、docomo、au、SoftBank、楽天の、どの国内キャリアのLTEバンドでも対応。

ネットワークであまり悩まなくていいのはiPhoneやiPadの大きな強みだ。

そしてこれは、Appleストアで販売される「SIMフリーモデル」だけではない。

「docomo」や「au」など、キャリアで販売されるものも同一の対応バンドで販売されているというのが強みだ。

なので、中古ショップなどで、docomoを使っている人がauのモデルを買って使うというのも全然問題ない(SIMロックやネットワーク制限には気を付けなければならないが)。

5G対応は見送り

さて、徐々にエリア拡大してきた5Gは…残念ながら非対応。

最も安価なiPhoneである「iPhone SE」が5G対応となったので、次回のiPadは5G対応が期待できるのかも。

私が住まう南大阪も各キャリアの5Gが入るようになってきている(auとSoftBankは転用だけだがdocomoは結構入る)

そのため「そろそろ本格的に5G化を進めようかな」と感じている。

だが、5G対応となると価格に跳ね返ってしまいそう。

安くて入手しやすいiPadが「少し手が届きにくくなりそう…」というのもある。

5Gに対応してほしいような、してほしくないような。。

iPad 第9世代の処理能力をベンチマークでテスト

iPadの処理能力を定番アプリ「AnTuTuベンチマーク」でチェック!

スペック表をざっとご覧いただいたところで、次はベンチマークアプリを使って実機の性能をチェックしていきたいと思う。

iPad第9世代がどんな感じの処理能力なのか。

お手持ちのスマホやタブレットと比較していただいたりして参考情報として扱っていただければいいかと思う!

また、当ブログでは代表的な製品として「iPhone SE3」を参考用比較データにしている。

こちらも目安にしていただければ幸いだ。

iPad 第9世代のスペック
  • SoC : A13 Bionic
  • Ram : 3GB
  • Rom : 64GB

AnTuTuベンチマークで総合性能チェック

まずは「AnTuTuベンチマーク」アプリにて総合性能を数値化してもらった。

iPad第9世代の総合スコアはなかなかのもの。

39,800円のタブレットとしてはかなり高性能(49,800円にはなったけど、それでも性能はなかなか)!

ちなみに上位モデルであるiPad Pro M1チップ搭載モデルは、なんと「100万点を超える」というウルトラ高性能な怪物タブレットになっている。

基準性能として用意した「iPhone SE3」のスコアはこんな感じでこちらも性能が高い。

iPhone SE3はiPad第9世代の「A13 Bionic」より2世代新しい「A15 Bionic」というSoCを搭載している。

そのため、性能がかなり高めだ。

iPhone SE3のSoCは上位モデルの「iPhone 13シリーズ」と同じもの。

なのにかなり安価に入手可能!

非常にコスパが高い製品になっていることがわかる。

総合性能続いて、iPad第9世代のストレージ性能を見てみよう!

iPad第9世代のストレージ性能は上のようになった。

下のiPhone SE3と比べてみても大きな差はない。

個人的に評価としては「超高速とはいかないが、十分に高速」という感じだろうか。

ハイエンド端末と比較するとストレージはやや低速。

しかし使っていて不満が出てくるようなことは特にない。

iPad第9世代のストレージは優秀なデータ読み書き性能を備えている。

GeekbenchによるCPU性能テスト

もう一つの定番ベンチマークアプリ「Geekbench」による処理能力のスコアも見ておこうと思う。

GeekbenchでもiPad第9世代の処理性能の高さを垣間見ることができた。

AnTuTuとGeekbenchの測定結果をみて、

39,800円(49,800円)でこのスコアを出せるタブレットが手にできるのか…!」とニヤニヤが止まらない…!

シングルコア、マルチコア共に、非常にハイスコア。

高い処理能力を有していることが伺える。

下はA15 Bionicを搭載するiPhone SE3のスコア。

さすがにA15Bionicには及ばないが、A13 Bionicでも、ハイスコアを出す。

これだけの処理能力を備えるiPad第9世代は非常にコスパがいいと思う。

iPad第9世代の高い処理能力なら、ゲームや動画、さまざまな作業を快適にこなしてくれる。

個人的にはお値段分、いや、「価格以上の働き」をしてくれているんではないかと感じている。

発売からしばらく経つのに品薄なのも納得だ(部品不足なんかもあるにせよ)。

iPadの高い処理能力に引き続き、次の項では「バッテリーの駆動時間」をテスト。

どれくらいの時間、快適に使えるのかをチェックしてみた!

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iPad 第9世代のバッテリー駆動時間を耐久テスト

バッテリーが切れるまでストリーミング再生で耐久テスト!

処理能力も重要だが、バッテリーの性能も快適性に大きく影響する重要な要素!

連続ビデオ再生時間をテスト

本テストでは、バッテリー駆動時間は満充電状態から「ストリーミングビデオ再生」をぶっ通しでおこなった。

そして残量が空になった状態で「スクリーンタイム」によってチェック。

ストリーミングビデオアプリ(AbemaTV)の使用時間を「何時間連続動作ができたか」の計測結果とした。

テスト状況
  • OS Ver. 15.3.1
  • 画面輝度50%
  • Wi-Fi, Bluetooth ON

10.2インチのディスプレイを搭載し「8,557mAh」のバッテリを搭載したiPad第9世代の実力はどのようなものか。

ちなみに「2000mAh」程度のバッテリーとなるiPhone SE3では、10時間に満たなかった。

テスト結果は「約12時間」

さすがに大きなバッテリーを搭載したiPadともなるとなかなか終わらず、どこまで記録が伸びるか楽しみとなった。

そして、長時間に渡るテストがついに終了!

少し充電をして電源を入れて確認してみると、ストリーミングビデオの連続再生時間はおよそ「12時間」という結果に…!

バッテリーはもちろんスマホより大容量。

だがスマートフォンより大きく電力を食う10.2インチの大画面を搭載しつつ、駆動時間も十分なものとなった。

下はiPhone SE3のテスト結果で、こちらは大体9時間くらい。

iPadなら、iPhone SE3より大きな画面でブラウジングにSNS、動画やゲームを楽しんだり、クリエイティブな作業をしたりといったことを、

一回の充電で長時間続けられる

一通り実機を使った性能をチェックし、なかなかの高い能力がわかった。

次は外観をチェックしていきたいッ!

iPad 第9世代の外観をみてみよう

付属品

本体をチェックする前に、iPad第9世代に付属する物をチェックしてみよう。

年々、スマホなどでは付属する物が減ってきているが、iPadではどうだろうか…?

iPad 第9世代に同梱の付属品
  • USB-C 20W充電器
  • クイックマニュアル
  • Appleステッカー × 2
  • USB-C to Lightningケーブル

iPad 第9世代に付属する物は上の通り。

iPhoneでは付属しなくなってしまった「充電器」もしっかり同梱され一安心!

別途充電器を買い求めなくても、充電ができるのはありがたいポイントだ。

詳しい人には充電器選びも特に問題ない。

しかし一般の人だと「どの充電器がiPadを急速充電できるのか」なんてわからない。

そして買うのも選ぶのも面倒なはず。

iPadならそんな心配は無用なので詳しくない人もご安心あれ!

そして、付属するケーブルは「USB-C」からiPhoneでおなじみの「Lightning」に変換されるケーブル。

一般のUSB Type-Cポートを搭載した充電器への接続や、PCへ接続してデータにアクセス可能だ。

正面・背面

さて、続いてはiPadの外観を正面から順番にチェックしていきたい。

正面は第7世代から引き続き10.2インチの高解像度「Retinaディスプレイ」。

そして「指紋認証」に対応しているホームボタンが特徴となる。

ちなみにホームボタンは「物理的に押し込む」タイプ。

iPhone 7~SE3に搭載の「押した感覚を触覚フィードバックするタイプ」ではないのがチョット残念かも。

シルバーモデルもベゼルはカッコいいブラックになった!(賛否はあるが)

ディスプレイは「第6世代」までは9.7インチであった。

第7世代から本レビュー機の「第9世代」では大型化されている。

大型ディスプレイ化によってクリエイティブな用途やエンターテイメントでも使いやすくなった。

そしてもちろん「Apple Pencil」に対応し(お尻から充電する第1世代だけど)、筆記やスケッチができる。

マルチタッチもOKで、iPadならではの優れたジェスチャー操作も素晴らしい!

次は背面をチェックしてみよう。

私が今回チョイスしたカラーは「シルバー」。

バリエーションには「スペースグレイ」もある。

ちなみに第9世代では、第7世代と第8世代で選択できた「ゴールド」は廃止となった。

シルバーのLTEモデルでは本体上部が大きな白い樹脂カバーになる。

でもWi-Fiモデルはスッキリしていて好きだったりする。

リンゴマークもシルバーだと美しい輝きが堪能できるので好みだったりする。

だが、シルバーの在庫は時々見かけるものの、スペースグレイはかなりレア。

スペースグレイのほうが人気なのか?とか思ったりしてちょっと気になる…!

iPad第9世代のリアカメラは、出っ張りがなくフラットなのがとってもイイ!

他のiPadシリーズはカメラが出っ張っている。

だが本機は唯一出っ張りのないカメラを搭載。

そのためテーブルなどの平らなところに置いても違和感がないのがとっても嬉しい。

出っ張りはないがカメラの性能は低い。

ただ個人的にタブレットのリアカメラには記録程度の画質が備わっていればOK。

画質は最低限でも特に困らないかなと思う。

少ないカメラが高性能になるよりは、必要最低限にしてフラットになる方が個人的には嬉しい。

また、手の届きやすい価格にしてもらうほうが嬉しい。

自分的にはiPad第9世代はそのあたりをイイ感じに満たしているんじゃないかと感じている。

側面

正面と背面をチェックし、次は側面をぐるっと一周見てみた。

本体上部にあるのは以下の通り。

  • マイク
  • 電源ボタン
  • 3.5mmイヤホンジャック

本体上部にはフラットなカメラのほかに、iPadシリーズ唯一の嬉しいものが搭載される。

そう、「3.5mmイヤホンジャック」が搭載されているのだ!

高価だったり、なくしてしまいがちで、充電の管理が面倒な「ワイヤレスイヤホン」。

そんなものがなくても「100円ショップで手に入るイヤホン」でもOK!

しかし….逆に、シリーズ唯一の「厄介者」も搭載されている。

スピーカーはステレオ仕様、充電端子はLightning

iPad第9世代のみ「Lightning端子」を引き続き搭載…!

USB-C搭載の上位機は、変換なしでの外部ディスプレイ映像出力や、外部ストレージの接続などにも強い。

クリエイティブ用途に大きなメリットがあるのだが、本機は残念ながら旧式のままだ。

気を取り直して、ほかの部分をチェックしていこう。

本体右側にはボリュームボタン。

アップ・ダウンボタンは分割されており、アップダウンが一直線に一体になっているタイプより操作しやすいと感じる。

本体左側には「○○○」の形が3つ並んだ「Smart Connector」がある。

純正オプションの「Smart Keyboard」やロジクールの「Combo Touch」などを接続可能だ。

Smart Connectorからはキーボードに直接電力供給されるので、Bluetoothキーボードのように充電が必要ないのでとても便利。

ちなみにiPadOSでは、JISキーボードを使いたい場合は純正キーボードやiOSやiPadOS専用モードを備えたものを使う必要がある。

一般的なJIS配列のBluetoothキーボードを接続するとUS配列として認識されるので、表記通りに一部の記号などを打つことができないことに注意したい。

以下は「Smart Connector」で接続できて、便利なキーボードの例。

▼こちらはiPad第9世代に適合するApple純正の「Smart Keyboard」

畳むとカバーになる優れもの。

マグネットでかんたんに脱着可能となっている。

▼ロジクールの「Combo Touch」

こちらはキックスタンド付き全面保護ケースにペンホルダー、キーバックライトも搭載。

キーボード部分はマグネットで脱着もできる。

配列はUS配列のみとなる。

iPad 第9世代のディスプレイ:ベゼルが太めだが表示は良好

電子書籍の閲覧にも最適な画面比率!Androidタブレットにはなかなかない

きれいな表示でとても見やすい

iPad第9世代のディスプレイは10.2インチの高解像度Retina(2,160 x 1,620)ディスプレイ。

高精細で文字の輪郭なども滑らかに表示してくれる。

そのためブラウジングなどで使っている間もとても気持ちがいい。

写真の編集などもやってみたが、iPadは高機能なアプリが充実していてやりやすい。

優れたディスプレイと、優れたアプリによる創作環境は非常に整っていると感じる。

「Lightroom」や「Photoshop Express」などの無料版アプリなどは、普段使っているWindows向けアプリより使いやすい。

Windows版のLightroomについてはそもそも無料版がない。

Photoshop ExpressはiPad版が高機能で、画像を拡大しても荒くならないなどで使いやすい。

iPadのディスプレイ比率は写真や本と近い「4:3」であることも大きなメリット。

本やマンガを「余白なく画面いっぱいに表示できる」ことで見やすさや気持ちよさがかなり高い!

ペンでのスケッチなども縦長(横長)比率のタブレットと違い、違和感なく行えると思う。

ゲームなんかもプレイしてみたが、大きな画面で迫力があり操作もしやすい。

本体も熱くなりにくい!ゲームが捗ってしまう〜ッ!

大画面でのゲームはスマホより楽しい!

上位モデルとの違い

iPadのディスプレイは非常によくできている。

しかし上位モデルを見てみるとやはり異なっている。

上位モデルであるAirやProはディスプレイに以下のような特徴が備わる。

  • 画面輝度(Proは600nit)
  • フルラミネーション
  • 反射防止コーティング
  • ProMotion(Pro)

Proモデルでは画面輝度がiPadの500nitに対して600nit。

Air、mini、Proともにフルラミネーションや反射防止コーティングにも対応する。

フルラミネーションは液晶と表面ガラスを一体成型することで「厚さが抑えられる」。

そのため「ペンとディスプレイの物理的な距離からくる書き味」に影響がある。

反射防止コーティングでは周囲の映り込みによる表示への影響がある。

そのため「写真」や「スケッチ」、「動画などのコンテンツ制作のしやすさ」などに影響がある。

ちなみに上位モデルの「iPad Pro 11インチ M1」と他社製のタブレットを比較したことがある。

するとやはりiPad Proの反射防止はとても優れていた。

最大輝度は屋外などの明るい場所での見やすさに影響する。

一眼カメラのお供として「屋外撮影などで成果物をチェックする」といった用途であれば、上位モデルを検討をおススメしたい。

ディスプレイの「ベゼル」もパッと見てすぐわかる相違点だろう。

Pro、Air、miniはかなりベゼルが細い。

しかしiPad第9世代は旧式のままで、ちょっと野暮ったいかな…。

▼反射が気になる場合はPDA工房の「反射低減」保護フィルムがおすすめ。

上位モデルにスペックは劣るが屋外でもちゃんと見える

iPad第9世代の屋外でのディスプレイの視認性を確認するため、晴天下に連れ出してチェックしてみた。

Proモデルより低い最大輝度となっているものの、屋外での視認性に大きく問題は感じず。

隣に置いてあるiPhone SE3同様に「ちゃんと使える」という印象だ。

写真だと暗い感じだが、もうちょっとちゃんと見える。もっと旧世代のディスプレイではほぼカメラに写らないほど暗い

また、屋外でiPadにて写真を撮ってみた。

iPadでは明るい環境であっても被写体の確認は十分におこなえた。

▼外に持ち出すときはカバーでディスプレイをしっかり保護しておこう。

カバーは「スタンド」にもなって便利!

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iPad 第9世代のスピーカー:ステレオだが横向きで違和感が…

一応ステレオだけど

iPad第9世代のスピーカーは「ステレオスピーカー」!

本体下部の左右に1つずつ、合計2つのスピーカーが搭載される。

だが、上の画像にあるように本体下部にしかスピーカーが付いていない

ということはつまり…。

動画やゲームを楽しむときに「横向き」にすると、

左もしくは右に音が偏ってしまうということに!

臨場感は低下し、ゲームによってはプレイに支障が出るかもしれない。

ちなみに上位モデルはこの問題を解消するため上下に2つずつスピーカーがある。

そのため「縦でも横でも臨場感のあるサウンドが楽しめる」。

横向きでの音の偏りは、もちろんイヤホンを使えば問題ない。

もしや、こういうときのためにiPad(無印)には「イヤホンジャック」が搭載されているのか…。

AirPodsを持っている場合は、面倒なペアリング設定なしでサクッと接続して使えるようになるのはiPadOSのいいところ。

iPadの音の偏りは、イヤホンで回避せよッ!

▼パワーアップした「AirPods」は音質がアップ。

「AirPods Pro」に近い外観になった。

▼さらなる高音質とノイズキャンセリング性能を求めるなら「AirPods Pro」。

新型は「MagSafe充電対応ケース」になった。

音質は良好!

横向きにすると「音が偏ってしまう」iPadくん。

では音質はどうか?

ということでタブレットPCの「Surface Go2」とSpotifyで同じ音楽を聴き比べてみた。

音質についてはさすがApple製品という具合!

iPadは高音も低音もしっかりしている!

聴き比べるとSurface Go2の方はヴォーカルや中音域がややこもった音になりがちだった。

しかしiPadはスッキリ聴こえる感じで、とても気持ちがいい。

音質がいいあまり、スピーカー位置が余計に残念だッ!!

しかしながら、音楽を作業BGMなんかに流しておく用途にはイイ音で非常に満足♪

もちろん、Bluetoothスピーカーが使える環境ならなおGood。

iPad 第9世代の生体認証:高い認識性能で快適!

操作頻度が高く、快適性に大きく影響する「生体認証」をチェック!

従来式の「ボタン一体指紋認証」

iPad 第9世代の生体認証は「指紋認証(Touch ID)」だ。

指紋認証センサーは画面下部の「ホームボタン」に内蔵されている。

指紋をスキャンして登録する様子。指紋は5つまで登録可能

iPadでも「Proシリーズ」ではiPhoneと同じく「顔認証」のみとなる。

顔認証は使いやすく改善されたとはいえやはり「顔認証だけ」というのはやや使いにくいシーンもある。

しかしiPad 第9世代はバッチリ指紋認証に対応し「指先一つで」ロックの解除ができる。

指紋情報は「最大5つ」まで登録可能で、どの指でも快適にロック解除が可能だ。

使いやすい位置だが「押し込み」操作が必要

ちなみに「Air」や「mini」も指紋認証に対応している。

違いは「センサーがどこに付いているか」だ。

本機の指紋認証は正面のわかりやすい位置にある。

そのため「位置確認のしやすさ」や「解除操作」がしやすいといったメリットがあるのだ。

続いてロック解除操作をチェック。

iPad 第9世代の「ロック解除操作」は「ホームボタンの押し込み」となる。

ホームボタンを押しこむと画面点灯とともにロックを解除してくれるという具合だ。

ホームボタンに「触れるだけ」では解除されないので注意したい。

「物理的なホームボタン」で「ホーム画面」への移行や「ロック解除がしやすい」iPadなのだがデメリットもある。

デザインは野暮ったいが使いやすさは良好

それは、

ホームボタンが正面にあるためベゼルが太く野暮ったい

というところ。

この点だけはどうしようもない。

しかし、

「位置を確認しやすく使いやすい」ボタンと指紋認証を備えるのは「iPad 第9世代」のみ

と、前向きにとらえよう。

そして大事な「認証精度」について。

「iPad 第9世代の認証精度」はもちろんバッチリでサクッと解除できる。

「シリーズ中最安値のiPad」でもさすがApple製品といった感じで全く問題なしだ。

安価なスマホなどでは、指紋センサーが反応しなかったりしてストレスが溜まり「ア゙ア゙ァ!」なんてことがある。

しかしiPadではそのようなストレスは発生せず、気持ちよく毎日使っていける。

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iPad 第9世代のSIM:eSIMとnanoSIMのデュアルに対応

iPadは早くからeSIMに対応

iPadは早くからeSIMに対応しており「第7世代」から「eSIM対応」となっている。

そしてこの「iPad 第9世代」も、もちろん「eSIM対応」だ。

eSIMに対応する会社と契約すれば物理的なSIMカードがなくても、モバイルデータ通信を比較的すみやかに使えるメリットがある。

ちなみにeSIMなら「楽天モバイル」や「povo 2.0(基本料無料)」などが安価に使えてなおかつ使いやすい。

というのも、どちらのSIMも「ときどき使いたい!」という場合に「使うときだけ課金」できる「タブレット向きのSIM」だからだ。

》楽天モバイルをみる

》povo 2.0をみる

「楽天モバイル」は3GBまでは「1,078円」と安価に維持でき「ガツンと使いたい月」でも上限「3,278円」と安価なのが特徴。

「povo 2.0」は「月額維持費が0円」で「使いたいときだけ課金」するというシステム。

このような料金体系なので「タブレットで使いやすいSIM」となっている。

物理SIMはnanoSIM × 1枚

物理SIMでは「nanoSIM」に対応。

SIMトレーに「nanoSIM」を1枚セットできる(画像はiPhone SE3のもの)

物理SIMでは格安SIMである「mineo」の「パケット放題プラス」や「マイそく」は結構タブレットにもイイ。

千円前後で1.5Mbps回線が使い放題となる(3日で10GB制限や昼に低速などがある。詳しくは下記リンクより)。

》mineoをみる

iPadにSIMカードをセットすれば、Wi-Fiがない場所でもモバイルデータ通信ができる。

快適性や利便性はよりアップするはずだ。

iPadを外に連れ出すなら、どこでも接続できて便利な「Cellular」モデルを検討しよう!

iPad 第9世代を探してみよう!

iPad 第9世代のカメラ:必要最低限のカメラ

iPad第9世代とiPhone SE3で同じ場所にて撮影!

また「デジタルズームを最大倍率」にして撮影してみたもの下に並べた。

画質はまぁ、スペック通りという感じ…!

iPadとiPhoneの写真を比べてみた

iPadのカメラは8MP、iPhoneは12MPのカメラを搭載。

画素数の低さのためか、やはり「iPadはやや粗い画質」だと感じる。

特に「単に拡大画像になるデジタルズーム」では顕著に差があらわれた。

写真はiPhoneにまかせよう

以上の結果から「写真は画質のいいiPhone」などを使い「キレイに思い出を残す」ようにしたい。

しかしながらiPadのカメラでも「メモやホワイトボードの記録用」といった写真なら役目を十分に果たしてくれる。

そのため用途に応じて使い分けるようにしたい。

あと一応、動画の手振れ補正もチェックしてみた。

iPad 第9世代の手ぶれ補正は「電子手振れ補正」の「EIS」。

iPhoneと動画のブレ具合を比較してみると「iPadもなかなか優秀」という具合に処理してくれた。

「光学手ぶれ補正のiPhone」には敵わないがiPadでもそこそこブレは封じ込められる。

「どうしても動画を撮りたいけどiPadしかない!」というときも安心だ。

iPad 第9世代の価格:シリーズ中、iPadの安さが際立つ

シリーズ別価格比較

非常にコスパがいいiPad第9世代。

では、他のシリーズはいくらなのか?と気になる人もいるかと思い、価格比較表を作ってみた。

AppleストアでのWi-FiモデルとCellularモデルのそれぞれ最も安く買える最低容量のものを比較している。

価格改定前

iPad39,800円(Wi-Fi 64GB)
56,800円(Cellular 64GB)
iPad mini59,800円(Wi-Fi 64GB)
77,800円(Cellular 64GB)
iPad Air74,800円(Wi-Fi 64GB)
92,800円(Cellular 64GB)
iPad Pro 11インチ94,800円(Wi-Fi 128GB)
112,800円(Cellular 128GB)
iPad Pro 12.9インチ129,800円(Wi-Fi 128GB)
147,800円(Cellular 128GB)
Appleオンラインストアで最も小容量の価格を比較(税込)

価格改定後

iPad49,800円(Wi-Fi 64GB)
69,800円(Cellular 64GB)
iPad mini72,800円(Wi-Fi 64GB)
94,800円(Cellular 64GB)
iPad Air84,800円(Wi-Fi 64GB)
106,800円(Cellular 64GB)
iPad Pro 11インチ117,800円(Wi-Fi 128GB)
139,800円(Cellular 128GB)
iPad Pro 12.9インチ159,800円(Wi-Fi 128GB)
181,800円(Cellular 128GB)
Appleオンラインストアで最も小容量の価格を比較(税込)

iPad第9世代は39,800円49,800円から購入できる。

対して、画面の小さなiPad miniでも59,800円72,800円から、AirやProは倍近い価格、12.9インチではなんと3倍くらいのお値段…!

こうやって比べてみると、

iPad第9世代が非常に安く買えるモデルであることが分かる。

セルラーモデルのキャリア別価格比較

iPad第9世代のSIMが入って便利な「Cellular」モデル。

このモデルは「各キャリア」でも買い求めることができる。

価格は取り扱うキャリアによって違うため価格を比較してみた。

分割払いの金額については「24回払い」の金額を掲載してある。

Appleオンラインストアは3回のみとなっていたので、3回払いの価格を掲載。

各キャリア名にはオンラインショップのリンクを入れてある。

詳しい情報はリンク先を参照して欲しい。

キャリアでも価格改定

docomo、au、SoftBankの価格も改定となり値上げとなった。

一括払い分割払い(24回)
docomo60,984円 78,760円(64GB)
81,576円 103,700円(256GB)
2,541円 3,281円(64GB)
3,399円 4,294円(256GB)
au58,320円 72,000円(64GB)
76,320円 94,320円(256GB)
2,430円 3,000円(64GB)
3,180円 3,930円(256GB)
SoftBank63,360円 78,480円(64GB)
84,240円 102,960円(256GB)
2,640円 3,270円(64GB)
3,510円 4,290円(256GB)
Apple56,800円 69,800円(64GB)
74,800円 91,800円(256GB)
19,266円 23,266円(3回 64GB)
24,933円 30,600円(3回 256GB)
各オンラインストアのCellularモデルを比較(税込)

見比べると、各キャリアの価格はAppleより高め。

ただし、各社割引があったりするのも見逃せないし、金利無しで分割払いできるのもポイント。

家族割や光回線との併用による基本料の割引などもあるので、キャリア契約があるなら要チェック!

Apple(アップル)
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iPad 第9世代の総合評価:価格に対する満足度が非常に高いタブレット

iPad 第9世代
処理性能
 (4)
カメラ性能
 (2)
ディスプレイ
 (3)
バッテリー
 (4)
システムなど
 (4.5)

処理性能

iPad Proなどの上位モデルや、比較に用いたiPhone SE3と比べると見劣りしてしまいがち。

だがiPad第9世代はかなり高性能なタブレットで、テストでも「ハイスコア」を叩き出してくれた。

RAMについては「3GB」と小容量。

できればもうちょっと欲しい。

しかし価格対性能と実際の快適な動作を体験して高く評価した。

カメラ性能

フロントカメラには新しく超広角カメラを採用して「センターフレーム」といった新しい機能も利用できた。

ここはタブレットとしての利便性を高めていると感じた。

リアカメラは比較に用いたiPhone SE3と比べて見劣りする画質。

カメラについての性能は高いとは言えない。

しかし「タブレットのカメラ」なので機能としては問題ナシかと思う。

ディスプレイ

ディスプレイは上位モデルと性能差があるものの、解像度も高く高精細。

輝度についても一般用途なら問題とならないだろう。

iPadシリーズのディスプレイは「4:3」比率でこちらも非常に好み。

  • 電子書籍の閲覧
  • 写真表示
  • 横持ち時で縦が広い

といったメリットがあり、高く評価したい。

バッテリー

大容量バッテリーを備えたiPad第9世代。

iPadはストリーミングビデオの連続動作テストで好成績を残した。

動画も音楽もゲームも読書も。

創作作業に文書作成だって、iPadならいっぱい楽しめる!

システムなど

iPadOSはタブレットとしての操作性が非常に高い。

それだけでなく、

キーボードやマウスを接続し、PCライクな使い方をするときも、アップデートを重ねてかなり洗練された。

ハード・ソフトが優れているほか、長期間のサポートや保証体制も非常に整っている。

安心して使えるという部分においてiPadの右に出るものはない。

2022年6月に発表された「iPadOS 16(秋ごろ登場)」の「ステージマネージャ(Windowsの仮想デスクトップやMacのSpacesのような機能)」や「外部ディスプレイのフルサポート」は適用外。

この機能はM1チップ搭載の上位モデルのみとなるのが非常に残念!

非常に優れたタブレットではあるが、「在庫がない」のが問題…!

だが次項に紹介のショッピングサイトではいくつか中古などの在庫があった。

高額転売に気を付けて

Amazon(Apple製品はほぼ取り扱い停止中)では64GBモデルが倍以上の10万円といった価格で売られているものもあるので買わないように気を付けてほしい。フリマアプリでも高額なものがちらほらあるので気を付けて。

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SIMとセットで買うなら

ソフトバンク

ソフトバンクでは「新トクするサポート」にてiPadを購入することもできる。

Image : SoftBank

新トクするサポートで「78,480円」のiPad 64GB Cellularを購入する場合、48回払いでは毎月1,635円を2年間、「合計39,240円」を支払う。

そして、2年後に本体を返却すると支払いはそれで終了し、残りの金額は支払わなくていいというもの。

必要なくなった時、自分で端末を売買する必要がなく(中古屋に持っていったり、フリマアプリでのやり取りなど…)、2年後に引き取りしてもらえる金額もある程度保証されている買い方になる。

オンラインで購入の場合、事務手数料もなく、待ち時間もなく購入でき、自宅に届けてくれるので、最初から最後まで手間が少ない。

》SoftBankでiPadをみる

新品やお得な中古をさがそう

ゲオオンラインストア

「ゲオオンラインストア」はタイミングによっては在庫が潤沢なときがある。

チャンスを逃さずゲットしてほしい!

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パソコン工房

ゲオと同じくパソコン工房にも品薄なiPadが入荷しているときがある。

こちらもあわせてチェックしてみてほしい!

また「使い方」や「不具合」などを問い合わせできる「電話サポート窓口」もあるので安心して購入可能だ。

「d払い」のキャンペーン「d曜日」で購入すれば「最大4.5%」のポイント還元(最大10,000)も!

》パソコン工房でiPadをみる

楽天市場

楽天市場には多数のショップが出店しており「よりどりみどり」。

探すと結構掘り出し物もみつかる。

安い上に「楽天ポイント」も還元されるので非常にお得だ。

さらに「ポイントアッププログラム」も充実。

ポイント還元率が上がる「お買い物マラソン」の定期開催や「楽天カード保有」「楽天モバイル契約」などでポイントがアップする「SPU」も見逃せない!

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楽天カードは「新規入会キャンペーン」もおこなっており「5000円相当」のポイントがもらえる。

通常ポイントでもかなりお得だが「各種ポイントアップ」でかなりお得に購入できる。

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iPadにおすすめのデータSIM

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