クラウドファンディングサイト「INDIGOGO」にて出資した「GPD WIN MAX」がついに到着。この記事ではGPD WIN MAXの外観やeGPU(1070Ti)を接続時のベンチマーク結果、YUZUの動作検証、そして、いいと感じたところと、いまいちだと感じだ部分をお届けしたい。
もくじ
写真で見るGPD WIN MAX
天板・ディスプレイ・キーボード
天板
▼天板はアルミ製。触ると金属の冷たさが手に伝わる。

真上からの見た目はとてもシンプルでゲーミングらしさを感じない落ち着いた雰囲気だ。
正面
▼ディスプレイ部にフロントカメラの搭載はなし。ディスプレイは180°まで開くので、いろんな姿勢で扱える。

正面(ディスプレイ点灯)
▼点灯状態。ベゼルの太さがやや目立つ。

解像度は1280 × 800、サイズは8インチの小型ディスプレイ。解像度は低いが、サイズが小さいのでそこまで粗さを感じない。
キーボード
▼上部にはコントローラーやタッチパッド、下部にはキーボードが配置される。

コントローラーのパーツには「パナソニック」や「日本アルプス」などの品質が高いものを採用し、高耐久性に優れるとしている。実際の具合も上々で、スティックやボタンそのものの質感や、操作感にチープさを感じることはない。
ボタンは小さいが「スタート」や「セレクト」、「メニュー」のボタンも用意される。「ABXY」ボタンはXBOXコントローラーと同じ配置となり、ジョイスティックも「Xinput」ととなっている。
「F」キーはファンクションキーとの組み合わせでファンコントロールができ、静穏モードにて稼働させることができる。キーボードにはバックライトも搭載されており、ファンクションキーと「F6」の組み合わせで点灯・消灯を切替可能だ。
タッチパッドはマルチタッチに対応しており、3本指までのジェスチャー操作がおこなえる。
本体背面
▼本体背面には大型の吸気口やステレオスピーカーが備わる。

念のため位相テストしてみたが、逆相にはなっておらずきちんと音声が出力されることを確認。冷却ファンは2つ搭載されており、しっかりと廃熱してくれる。
筐体は樹脂製で、高付加により発生した熱が手に伝わりにくい。SSDは交換可能だがネジを全て外し、カバーを開けてやる必要がある。
その際、ネジを封するシールを剥がさなければならない。また、SSDは片面実装のものしか使えないのにも注意が必要だ。
本体側面
前
▼イヤホンジャックとマイクは左側や右側にあることが多いが、GPD WIN MAXでは前面に搭載される。

後
- HDMI
- USB 3.1 × 2
- サンダーボルト3 × 1
- USB Type-C × 1
- L1, L2 / R1, R2キー
▼サンダーボルトポートと、Type-Cポートの間には小さなリセットボタンがある。

5chでは「CMOSクリア」と同じような効果があるとのことで、BIOS設定変更でうまく起動しないときや、バッテリー関連の不具合があるときに試してみよう。
左
▼左側にあるのはコントローラーの役割を切替するスライドスイッチ。

右側にスライドした場合は右スティックでマウスカーソルを操作でき、左十字キーでブラウザのスクロールなどが使用できる。
右
▼右側にはLANポートとmicroSDカードスロット。

ベンチマーク
CPUやGPUなどの基本スペックは以下の通り。
CPU | Gen10 Core i5-1035G7 |
GPU(内蔵) | Gen11 Iris Plus 940 |
メモリ | LPDDR4 3733MHz 16GB |
ストレージ | M.2 NVMe 512GB |
すべてのベンチマークはBIOS設定を標準のまま実施している。ベンチマーク結果はやはりUMPCとは思えない結果となった。
グラフィックのスコアはオンボードだと少々厳しい結果に。eGPU(1070Ti)を接続すると、もちろん大きくスコアが伸びた。
CINEBENCH R20

CrystalDiskMark

eGPUありなしでテスト
3DMark
Time Spy


Fire Strike


Night Raid


FF XV
標準品質 / 1920 × 1080


標準品質 / 1280 × 720


軽量品質 / 1280 × 720


DQ X
参考比較
スタンダードノートPCの代表格ともいえるAppleの「MacBook Air 2020 Core i3モデル」のベンチマークが「PC Watch」にあったので、性能の参考として比較させていただいた。GPD WIN MAXの詳しいベンチマーク記事もあったのでそちらも参照いただきたい。
「ゲーミングノートPC」という括りで見ると、はまだまだ上があるかなといった感じだが、UMPCとしてはダントツに高性能だと感じる。
CHINEBENCH R20
GPD WIN MAX | MacBook Air 2020 Core i3モデル | |
---|---|---|
マルチコア | 1544 pts | 844 pts |
シングルコア | 371 pts | 341 pts |
3D MARK
GPD WIN MAX | MacBook Air 2020 Core i3モデル | |
---|---|---|
Time Spy | 904 | 387 |
Fire Strike | 2509 | 960 |
CrystalDiskMark
GPD WIN MAX | MacBook Air 2020 Core i3モデル | |
---|---|---|
1M Q8T1 シーケンシャルリード | 1903.87 MB/s | 1,515.964 MB/s |
1M Q8T1 シーケンシャルライト | 1620.95 MB/s | 1,344.258 MB/s |
1M Q1T1 シーケンシャルリード | 1516.45 MB/s | 1,022.344 MB/s |
1M Q1T1 シーケンシャルライト | 1399.71 MB/s | 1,361.044 MB/s |
4K Q32T16 ランダムリ-ド | 1095.90 MB/s | 759.059 MB/s |
4K Q32T16 ランダムライト | 1071.17 MB/s | 173.530 MB/s |
4K Q1T1 ランダムリ-ド | 57.36 MB/s | 14.596 MB/s |
4K Q1T1 ランダムライト | 136.05 MB/s | 28.768 MB/s |
YUZUをテスト
私が最も試してみたかったのがSwitchエミュレータの「YUZU」で、単体でどの程度動作するのか試してみたかった。
単体テストでは動作困難
上の動画を見てそこそこ動くかと思っていたが、私が動画と同じタイトルを試した限りでは動作はするものの、快適にプレイすることはできなかった。他にも「ポケットモンスター ソード」などを起動させてみたが、安定した動作結果は得られず。
動画では「スーパーマリオ・オデッセイ」が調子よく動作しているので、設定やアップデートなどにより動作が改善するかもしれない。
eGPUを使用

eGPU(使用グラボは1070Ti)を使うと「スーパーマリオ・オデッセイ」や「ポケットモンスター ソード」などは軽快に動作。GPD WIN MAXの内蔵モニターでも、外部モニターでも動作は快適。



ただし、eGPUを使うと大きく動作が改善するが、電源のある場所でしか使うことができない。また、eGPUとGPD WIN MAXを繋ぐThunderbolt3ケーブルが届く範囲でしか使用できない。
私が使用しているeGPUボックスである「Razer Core X」に付属するThunderbolt3ケーブルは50cmとなっており、使用できる場所にかなり制約がある。

困っていたところ、Twitterで多数のケーブルを試したという「Silence Developer」氏にeGPU対応で「Activeタイプ」の長いケーブルがあることを助言いただいた。
▼教えていただいたケーブルは下記のもの。
ケーブルは「認証済み」であることがポイントで、品質の悪いものを選択してしまうとうまく動作しないようだ。また、20Gbpsのケーブルも存在するが、eGPUを使用するには40Gbps対応のものでないと帯域不足となるようなので注意したい。
価格は高価であるが、手元にGPD WIN MAXを置いてゲームをプレイするには必要な出資だ。
▼2mのケーブルをGPD WIN MAXに接続。eGPUから離れて、かなり自由に動かせるようになった。

▼問題なくゲームも動作。これで作業の合間に手元でゲームをプレイできる。

充電器とモバイルバッテリー
充電テストでは手持ちのGaN小型充電器とモバイルバッテリーをテスト。充電はType-CとThunderbolt3ポートどちらでもOKだ。
充電器
充電器は最大65W出力に対応した複数ポート付きのものをテスト。

▼どちらも問題なく、高出力で動作することを確認。

▼スマホとの同時充電でも2台とも動作したが、使いながらだと充電が追い付かないかもしれない。

モバイルバッテリー
モバイルバッテリーは手持ちの18W~29Wのものを接続したが動作せず。もっと高出力のものが必要だ。

少しカスタマイズ
パーティションを削除
512GBのSSDはCドライブに100GB、Dドライブに残りが割り当てられている。私には使いにくく感じたので「ディスクの管理」を使ってDドライブを削除し、Cドライブに統合した。

キーカスタマイズ
GPD WIN MAXの「A」キー左側には「Caps Lock」キーがあり、これを「Control」キーとして使いたい。また、MiniBookでは「無変換」でIMEオフ「変換」にIMEオンを割り当てしてMacライクな切り替えにしており、これをGPD WIN MAXでもできるようにしたい。
標準では「Alt + `」もしくは設定で「Control + スペース」などを割り当てでトグル式による切り替えとなっているが、どうも使いにくい。
Change Keyでキーマップ変更
まずはキーマップ変更ソフト「Change Key」で「Caps」を「Ctrl」に変更、そして「右Shift」を「右alt」に変更。
alt-ime-ahkで切り替え
次に「alt-ime-ahk」で左alt空打ちで「英数」右alt空打ちで「かな」を入力できるように。設定などはなく、スタートアップフォルダに入れるだけで使うことができる。
▼ソフトのダウンロード
▼スタートアップへソフト追加方法
日本語の外部キーボードを使う
GPD WIN MAXの内蔵キーボードはUSキーで、使いたい外部キーボードは日本語JIS配列。この組み合わせで使用するにはレジストリを変更する必要があった。
検索して出てくる情報はバージョン「2004」では使えない情報が上位表示されるが、下記のやり方を試したところ目的を達成することができた。
▼参考記事
[blogcar url="https://note.com/poina417/n/n5a4f4169210"]上記では本体側がJISで外部キーボードがUS。なので、外部キーボードのレジストリ設定のみおこなったところ、うまくいった。

電源オプション
▼コントロールパネルの電源オプションで「電源に接続」時に「カバーを閉じたときの動作」に「何もしない」を設定。

▼ゲームをしないときは蓋を閉じて置いておける。

ただ、蓋を閉じるとなぜかBluetooth機器の反応が悪くなる。マウスカーソルや、文字入力にラグが出るので開けっ放しのほうがいいかもしれない。
この現象は、特に「Chrome」でWordPressにてブログ記事を書いているとあらわれる。「メモ帳」などに文字入力をしているときにはあまり感じない。
▼内蔵BTを切ってUSBのBTアダプタにしても改善せず。

有線マウスとキーボードなら問題なかったのだろうか...。しかし、WIN MAXに何本もケーブルを繋ぐのは避けたい。
eGPUにUSBハブ機能が付いたものなら解決できそうだ。
Steamを試す
Steamでは2つほどゲームを試してみた。
Shadow of the Tomb Raider Trial
こちらは以前「CHUWI MiniBook N4100」にてテストしてみたのだが、さすがに非力すぎたのか動作が重すぎてプレイ困難であった。しかし、GPD WIN MAXではもちろんスムーズに動作。

画質設定を上げてみても問題なく動作することが確認できた。
Street Fghter Ⅴ
次に「ストリートファイターⅤ」をプレイ。このゲームは高性能なUMPCに搭載されている「Core m3 8100Y」でも動作させるのが難しいとされるタイトル。こちらもGPD WIN MAXでは問題なくプレイすることができた。
グラフィック設定は「高」までスムーズに動作。このようなゲームがeGPUなしの単体でプレイできるのはとても魅力的だ。
動作リスト(英語)
海外の掲示板サイト「reddit」のGPD WIN MAXスレッドには、ゲームの互換性を共有するためのスプレッドシートシートが公開されている。どんなゲームが動作するのか気になる人は確認してみてほしい。
▼redditの該当スレッド
▼スプレッドシート
GPD WIN MAXの初期化方法
GPD製品には「クイックリカバリ」という機能が備わっており、初期化をかんたんにおこなえる。
対象の機器
- GPD WIN MAX
- GPD P2 Max
- GPD Win2
- GPD Pocket2
なお、2020年以降に出荷された製品が対象となり、それ以前に製造されたものはファームウェアやBIOS更新により対応となる。
▼参考
リカバリを実行
- バッテリー残量50%以上で実行可能
- またはAC電源に接続して実行
- 必要なデータはバックアップ
▼電源を入れ、GPDロゴが表示されたら「Tab」キーを押しっぱなしにする。

▼横向きになったクイックリカバリが起動。操作しにくいが「Start」ボタンをクリック。

▼あとはしばらく待つだけでOK。かんたんに素早くリカバリできた。

GPD WIN MAXのGood / Badなところ

Goodポイント
- 高性能CPU
- eGPUを接続可能
- ファンの低速モード
- 打ちやすいキーボード
- タッチパッドとコントローラー搭載
高性能CPU
GPD WIN MAXの一番の魅力は8インチのUMPCでありながら高性能なCPUを搭載して処理能力が高いこと。限られたサイズの中に高性能が詰まっていると考えるとワクワクしてくる。
Dellの4Kモニターである「U2720QM」とキーボード、マウスを接続してデスクトップマシンとしても使ってみたが、快適そのもの。

GPD WIN MAXの性能であれば、自宅用のメインの作業用マシンとしても十分に使用でき、そのままメイン環境を外に連れ出すことも可能。
しかも、大きなバッグも必要なく気軽に持っていける。さらに、そんなマシンが10万円以下で購入できるというのが面白い。
eGPUを接続可能
GPD WIN MAXはThunderbolt3ポートを搭載し、外付けGPU(eGPU)を接続でき、これにより、大幅にグラフィックス性能を引き上げることができる。ベンチマークでも確認できるように、eGPUありとなしでは性能にかなりの差がでる。
eGPUによって多くの3Dゲームが楽しめるようになり、動画編集も楽にこなせるようになる。だが、これは逆にeGPUがないとグラフィックス性能にはあまり期待できないということにもなる。
軽めのゲームはもちろん問題ないが、オンボードグラフィックスで遊べるタイトルはやはり限られる。このマシンをとことん楽しむには、eGPUを一緒に使いたいと感じる。
ファンの低速モード
▼キーボードの「FN」と「F」を同時に押せばファンの制御モードを切り替えすることができる。

通常モードでは冷却性能を優先するため豪快にファンが回るが、音が気になるシーンではファンを低速モードにして、風切り音を抑えられる。
通常PC任せにしかできない部分を自分の都合で静音状態にでき、周囲の状況や気分にあわせて動作を選べるのは便利な機能だ。ただ、高負荷時に低速で常用するのは危険な感じがするので、充電しながらの使用や、eGPUの使用時は熱を気にしながら使うのが良さそうだ。
打ちやすいキーボード

GPD WIN2の親指で打ち込むタイプのキーボードとは違い、GPD WIN MAXのキーボードはタッチタイプができるアイソレーションタイプとなっている。大柄なボディのおかげでキーピッチにも余裕があり、A~Zキーはもちろん、日本語入力で多用する「、」や「。」キーも入力しやすい。
また、UMPCでは珍しく「F1 ~ F12」キーが独立しており、Fnキーの組み合わせなしで押せるのがいい。入力した文字をカタカナやローマ字に変換するのが楽にでき、各種ソフトでも便利に使える。
ブログ執筆用に愛用しているUMPCである「CHUWI MiniBook」にキーの打鍵感は及ばないが、問題なく文章執筆にも耐えうるキーボードだ。
タッチパッドとコントローラーを搭載

キーボード上部にはゲームプレイに最適なコントローラーと、一般的な操作に最適なタッチパッドが搭載されている。コントローラーは携帯ゲーム機のように両手に持っての操作がしやすい。
本体左側面にある切り替えスイッチの切り替えでマウス操作が可能で、右スティックでカーソル、LRキーでクリック、左十字キーではスクロールなどがおこなえる。モード切替によりマウスカーソルをスティック操作できるおかげで、立ったままでのブラウジングなどが快適だ。
タッチパッドはマルチタッチジェスチャーに対応し、2本指でのスクロールや、3本指でのアプリ切り替えなどができるので、効率よく操作可能だ。サイズは一般的なノートPC比べると小さなものにはなるが、操作性は悪くない。
Badポイント
- 額縁が太い
- 解像度が低い
- ファンがうるさい
- タッチパッドが遠い
- UMPCとしては大きく重い
額縁が太い
ディスプレイの縁は太めで一昔前のPCのようだ。縁を細くして大きめのディスプレイを搭載し、見た目のバランスを良くしてほしいところ。
解像度が低い
一般的な用途で使おうとすると、解像度の低さから文字のにじみが少々気になってしまう。ブラウジングや設定画面など、文字の多いシーンでは特に目立ちがちだ。

しかし、解像度が高いディスプレイでは表示する情報が増えることによって処理が多くなり、ゲームでは動作が遅くなってしまう。さらにバッテリーの消耗も多くなるので、ゲームの快適性を優先させるゲーミングマシンとしては、最適なディスプレイを搭載していると言える。
ファンがうるさい
ファンを通常モードで使うと、かなりうるさい。しかも小さなファンを高回転させるため、耳障りな高音が発生する。
この動作音が発生した状態で快適にゲームや作業をするのはちょっと厳しいかもしれない。そのため、低速モードをうまく使いながらこのPCと付き合う必要がある。
タッチパッドが遠い
コントローラーをキーボード上部の左右に搭載し、中央の空いたスペースにタッチパッドというレイアウトとなっているため、タッチパッドを使用する際はキーボードをまたいで使用することになる。そのため、私の手ではタッチパッドを使用すると手首あたりで手前にあるキーを押してしまいがちだ。

キーボードを使用している状態からタッチパッドを使おうとすると、キーボードの下部にあるキーを押さないようにするには一旦手を浮かせる必要がある。もちろん、キーボードの上に手首を置くことはできないので、操作中は手を浮かせたままになってしまう。
タッチパッド自体は悪くないのだが、場所と本体サイズの兼ね合いで操作がしづらい。やはりこれはゲームをプレイすることに寄せたPCなのだと感じるところではあるが、マウスを使用すればもちろん問題ない。
ただ、マウスは膝上に乗せた状態などでは使えないのと、荷物が増えてしまうのが難点ではある。指につける「リングマウス」なら解決できるだろうか...。
UMPCとしては大きく重い
最大のウィークポイントは、誰しもが予想できるであろう大きさと重さだ。UMPCとしては大きく、気軽に持っていくというのが少し億劫になるサイズ感。
手に持ってゲームをするにしてもやはりしんどくて、快適とは言えない。Twitterなどでみてみると「やはりこんな感じの重量か」というような感想が見られた。
とはいえ、執筆時点においてこれだけの高性能をこのサイズで実現しているのはGPD WIN MAXのみ。このPCでできる楽しさを工夫しながら存分に味わいたいと思う。
試行錯誤しながら問題を解決するのもUMPCを楽しむ醍醐味。
おわりに:大きさは気になるが
大きなボディと重量により、可搬性とゲームプレイの快適性が若干犠牲にはなっているように思われるGPD WIN MAX。しかし、得たものも大きく、他のUMPCを寄せ付けない圧倒的な高性能とeGPUの対応による拡張性。
このボディの中には、大きな可能性とロマンを感じる。