Galaxy Note9でLinux on Dexを使用する

2019年1月26日

先行してグローバル版で利用可能となっていたLinux on Dexだが、国内版もアップデートにより使用可能となったようだ。

この記事ではグローバル版のSM-N960FにてLinux on Dexを導入した際の記録であるが、国内版のSC-01l、SCV40ともに同じ手順で導入可能だろう。

導入作業

まずは「Linux on Dex Beta」アプリのインストールを行う。アプリのインストールにはベータ版使用登録が必要だが、登録できるのは2018年の12月14日までとなっているようだ。

現在新たに入手するには野良APKを拾うなどをする必要がある。

なお、言語は選べず表示は全て英語となる。

ユーザー名とパスワード

ユーザー名とパスワードは自動で設定される。パスワードはアプリケーションのインストール時に必要となるので覚えておこう。

  • ユーザー名:dextop
  • パスワード:secret

イメージファイルの入手

アプリをインストールしたら次はubuntuのイメージファイルを入手する。これらのセッティング作業はDexモードでない場合も可能だ。

1.アプリを起動し、画面右下の「+」をタップする。

画像では既に作成済みであるが、このようにを「コンテナ」を作成する

2.「DOWNLOAD FROM SERVER」をタップ。

4.「CONTINUE」をタップ。

大容量のファイルをダウンロードする必要があるので、「Wi-Fiでのみダウンロードできます」のアナウンスがでる。

5.ダウンロード

Linux on Dex のダウンロードページに飛ぶので、中程にある「DOWNLOAD」をタップ。

ファイルサイズは3.6GBもあるので、ダウンロードが完了するまでしばらく待つ。

インストール

ダウンロードしたファイルをインストールする。

1.解凍

ファイルは圧縮された状態になっており、解凍が必要なので「GO TO UNZIP」をタップしてファイルの解凍に進む。

解凍作業もしばらく時間がかかる。

2.名称と容量の決定

解凍が完了したら「BROWSE」をタップする。

解凍されたimgファイルをタップ。

適当な名前をつけて容量を決める。これはどちらもあとから変更可能だ。

OKをタップ。

これでインストールは完了だ。

起動する

インストールが完了したら起動してみよう。

Galaxy Note9をDexモードにしたら作成した「コンテナ」をタップする。

「RUN」をタップすれば起動がはじまる。

読み込み中。

起動完了。

起動はとてもはやく10秒ほどで使用可能となる。

日本語入力

標準の状態では日本語での文字入力ができないので日本語入手ソフトを導入する。

ubuntuでは「Mozc」という入力ソフトを使うのが定番のようなのだが、うまくインストールできなかったので「Anthy(アンシー)」にて対応した。

ソフトウェアのインストール

ソフトウェアのインストールは「Synaptic Package Manager」よりおこなう。

1.Synaptic Package Managerの起動

紙袋のようなアイコンをクリックする

fcitxを検索

入力ソフトの他に「フレームワーク」を一緒に導入する必要があるため「fcitx(ファイティクス)」をインストール。

Searchでfcitxを検索する

fcitx-Anthyにチェック

検索して出てきたリスト中の「fcitx-Anthy」にチェックを入れる。

そうすると、その他に必要なパッケージ一覧が表示されるので右下の「Mark」をクリックする。

Applyをクリックする。

確認画面が表示されるので「Apply」をクリックする。

fcitxを起動

System Tools内にあるfcitxをクリックして起動する。

私の環境では自動起動がうまくいかず、起動時に毎回この操作をしなければならないため、左サイドバーにfcitxをドラッグしてショートカットを作成した。

fcitxの設定

fcitxが起動したら画面右上に現れたキーボードのアイコンをクリックして「Configure」から設定メニューを起動する。

設定メニュー左下の「+」をクリック。

Only Show Current Languageのチェックを外すと日本語入力の「Anthy」が現れるので、選択して「OK」をクリック。

入力する

テキストエディタなどに入力して日本語が入力できるか確認する。

標準の設定ではコントロールキー+スペースキーで日本語と英語の切替が可能だ。

おわりに

起動や終了がはやく、動作においても問題なく使用できた。

「Visual Studio Code」など開発系のソフトウェアも使うことができ、スキルのある人には面白いだろう。

ブラウジングなども使用してみたが「Chromium」と「Fire Fox」共に快適に使用できた。

ububtuの全てのソフトウェアが使用できるわけではないが、この段階でもLinux on Dexはなかなか遊べそうな機能だ。

現状はベータ版なので、正式版になってどのくらい進化するか楽しみだ。


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