株式会社CIOより、Nintendo SwitchやPS4、PCなどでワイヤレスイヤホンやヘッドホンが使えてBluetoothトランスミッター「BT-TM800」を提供いただいた。
BT-TM800は、3千円以下という価格ながら、SwitchやPCなど、Bluetoothイヤホンやヘッドホン非対応機器でUSBポートを使って対応させてしまうというスグレモノ。
特に携帯ゲーム機であるSwitchは、気軽にどこでもゲームできるのが魅力だが、気軽に音声を楽しめるワイヤレスイヤホンやヘッドホンには対応していない。手軽さが落ちる有線イヤホン / ヘッドホンしか使えないのが残念なところだ。
しかし「Bluetoothトランスミッター」というアイテムを使うことでこの問題を解決可能。手軽さを一気に向上させることができる。
さらに「ノイズキャンセリング」機能を搭載したイヤホンを使えば周囲の騒音をシャットアウトしてさまざまなシーンでゲームに没頭することも可能だ。
実際にNintendo SwitchにBT-TM800を装着し、高性能ワイヤレスイヤホン「SONY WF-1000XM3」と「Apple AirPods Pro」を接続して使用してみたので紹介したい。

執筆者のかずのり(mobile9_jpnet)です!
Switchでノイズキャンセリングつきイヤホンを使うとゲームが捗りすぎて危険です!
もくじ
BluetoothトランスミッターBT-TM800の仕様と外観

仕様
Bluetooth | Ver 5.0 |
入力ポート | USB C / USB-A (変換ケーブル使用) |
伝送距離 | 見通し 約8m |
周波数範囲 | 2.402GHz ~ 2.480Hz |
対応コーデック | SBC, aptX, aptX LL, aptX HD |
対応プロファイル | A2DP, AVRCP, AFH, HFP, HSP |
技適 | 技適認証品 |
サイズ | 約49×14×6mm(コネクタ部含まず) |
本体重量 | 約4g |
対応機種 | Nintendo Switch / Switch Lite PlayStation4 Android PC(Windows8以降) / mac(macOS mojave以降) ※全ての対応機種との動作を保証するものではありません。 |
AACには非対応

aptX, aptX LL, aptX HD以外の接続は全てSBCで接続される。AACには非対応となる。
パッケージ・同梱品
パッケージはとても小さく手のひらサイズ。内箱をスライドして取り出すと本体が登場する。
さらに箱の中には説明書とType-Aへの変換ケーブルが入っていた。
▼パッケージ内容物を全て取り出したところ。

PCなど、Type-Aポートへの接続は変換ケーブルを用いて接続する。
BT-TM800の外観
製品本体には「A」ボタンと「Bボタン」があり、それぞれにデバイスをペアリングし、切り替えできる。
ボタンは3秒間押すとボタン下のLEDが点滅しペアリングモードとなり、接続中は点灯する。
また、どのコーデックで接続されているかLEDで確認できるようになっている。
▼本体背面には技適マークと認証番号が書かれたシールが貼られていた。

Nintendo Switchに接続してワイヤレスイヤホンを使ってみた!
SONY WF-1000XM3を接続!
SONYの高性能ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM3」をNintendo Switchに接続し、高音質やノイズキャンセリングを使って快適にゲームができるか試してみた。
接続方法
▼WF-1000XM3では装着状態で両側のタッチセンサーに約7秒間触れることでペアリングモードとなる。

▼電源を入れたSwitchの下部にあるUSBポートに差し込む。

「A」または「B」の登録したい方のボタンを3秒押すとLEDが点滅してペアリングモードになる。
▼そのまましばらく待つとペアリングモードにしたイヤホンと自動的接続される。

次回からはペアリングは不要で自動的に接続してくれる。
▼ゲームをプレイしてみたところ、しっかりと音声が出力された。


WF-1000XM3のノイズキャンセリングもしっかりと働き、ゲームに没頭できます!!これはとっても快適です!
Apple AirPods Proは接続できる?
▼AirPods Proをケースに入れ、背面にあるボタンを長押しするとケースのLEDが白点滅しペアリングモードに。
▼今度はBT-TM800と「B」ボタンでペアリングしてみた。

するとAirPods Proは問題なくペアリングでき、使用することができた。
▼さらに「A」に接続したイヤホンと同時に音声が出力可能!

これなら家族や友人と一緒にワイヤレスイヤホンやヘッドホンで楽しむことができる。

家族や友人と楽しむゲームはより一層楽しめますね!
内蔵スタンドが使えない!

Nintendo Switchで使ってみて残念だったのは、本体内蔵のスタンドが使えず本体を立てられないこと。
Switch本体下部にあるUSBポートに出っ張りができてしまう状態になり、スタンドが設置面に届かなくなってしまう。
▼しかし別途スタンドを用意すればOK!100均のスマホスタンドで立てられた。

SwitchにBT-TM800を装着して本体を立てたい場合は、スタンドなどを用いてプレイしよう。
おわりに:Switchでのゲームが格段に捗る
ゲームプレイ中はできるだけ集中して楽しみたいもの。
周りの雑音があるとゲームに集中しにくいが、ノイズキャンセリング機能がついたイヤホンを使えば周囲の雑音をシャットアウトできる。
また、携帯ゲーム機である手軽さをケーブルがないイヤホンが使えることで、より携帯性や快適性が向上する。
さらにCIOの「BT-TM800」であれば2台同時使用ができるので2人で一緒に楽しむことも可能だ。

Switchをより一層活用したい人は「BT-TM800」と「ノイズキャンセリング付きワイヤレスイヤホン」をご検討ください!
かずのり(mobile9_jpnet)でした!