厳選して絞り込んだ。かずのりの持ちモノ。

2023年1月の年明けをきっかけに、手持ちのデジタルガジェットを中心に、部屋を専有していたモノを手放した。

溢れかえったモノを見直し「本当に必要か?不要ではないか?」を自分に問い、大幅に減らすことができた。

ということでここでは、当ブログの管理人「かずのり」の「モノが溢れ・減らした経緯」を記し、「再びモノを溢れさせないように」ということを記したい。

また「厳選して、残ったモノ・買ったモノ」を記録して、より工夫を凝らしながら、「自分なりの理想の生活環境」を作るため、更新していきたいと思う。

【3ヶ月で人生改善】片付け1ヶ月目。モノを減らしてモノとカネの依存度を下げる! 【3ヶ月で人生改善】片付け2ヶ月目。モノを減らしてモノとカネの依存度を下げる!

目次

なぜモノが溢れた?なぜ減らそうと思った?

安易な消費と見栄浪費

これまでは「なんとなく、便利だから」とか「これは○○用、あれは△△用」といった理由で安易にモノを購入。

そして、いつの間にか使用頻度の低いモノや、なくても困らないようなモノが溢れていた。

また、凝り性な性格なので高価なカメラ機材なども揃えてしまい、散財を重ねてしまっていた。

SNSからの影響も大きく受け、「あれも欲しい、これも欲しい。あの機能が足りないからこれを買おう…!」とか、SNSで「買った!」と言いたいがために、見栄で買ってしまったりもした。

買っても買っても満足は訪れず、SNSを見れば足りないものばかりが目につき、気分は沈む一方で、ろくに睡眠も摂れない日が多くなっていた…。

「このままだとおかしくなる…!」と感じ、2021年にSNSを封印。

「ブログを宣伝するため」と始めたSNS。

だが私は、完全にSNSに呑まれてしまって中毒となり、使いこなすどころではなくなっていた。

アカウント復活も考えてみたが、やはり「自分は自分に甘く、SNSの使用をコントロールすることはできない」と思い、復活は見送り。

SNSを手放して見栄浪費は消えていった

そして2022年7月、踏ん切りも付き、アカウントを完全に抹消。

フォロワーを必死に集めたアカウントを捨てるのは惜しい気持ちもあったが、ようやく断ち切ることができ、心のモヤモヤが少し晴れていったように思えた。

SNSの話題となるニュースやネタを常時追うこともなくなり、「常に情報を追い、常に追われている」という感覚は徐々に薄れていった。

また、徐々に「ネタのための消費」や「見栄のための浪費」が収まっていき、「毎月高額な支払いに追われる」ということもなくなった。

なにかに追われるという不安がなくなり心に余白が生まれたことで、余裕と安らぎが少し芽生えたように思う。

年の区切りで新たな挑戦!

2023年1月には思い切って「おりたたみスマホのみでやっていく!」という試みにトライ。

溢れかえったモノをただ手放すだけでは続かないと感じ、「ゲーム感覚」を取り入れた。

ゲームの題材にしたのが、自分が得意とする「スマホ」。

「おりたたみスマホ」なら、「1台でやっていけるのでは?」という手応えがあったため、実際にトライしてみたのだった。

そして、これまで買い集めた多数のガジェットを手放していくことを決意し、実行!

これまで所有していた、

  • メインスマホ
  • ゲーム用スマホ
  • 読書用タブレット
  • 動画用タブレット
  • ブログ用パソコン
  • ちょっと持ち出し用UMPC

といった数々のPC・スマホを、「Galaxy Z Fold2 5G」というおりたたみスマホ一台に集約し、すべてフリマアプリにて出品した。

また、「もっともっといいモノが欲しい」という欲求を抑えきれずに買ってしまった「高性能一眼カメラ」や「高額なレンズ」、「カーボンの三脚」といった見栄が溢れた機材。

これらも自分にとって「本当に必要か?」と問うた結果、フリマアプリで手放すことに。

ほかにも、

  • USBケーブルなど「細かくて値段が付きにくいモノ」
  • 「必要なくなったカメラの防湿庫」
  • 「寝室にあった寒いと湿度を上げられない加湿器」
  • 「いつか使うかなと置いてあったスーツケース」

などなど、細かすぎて手間が大きすぎるモノや、大きくて梱包や発送が大変なものなどを「ハードオフ」に何度も持ち込んで手放した。

気が遠くなりそうだったが、折れずにやり遂げた

出品・梱包・発送作業も、リサイクルショップへの持ち込みも、とても面倒で気が遠くなるような作業。

何度も代行業者などに頼みたくなったし、ゴミ箱にブチ込みたい衝動にも駆られた。

だが、辛くてもある程度は自分で処理して苦労を感じておかないと、また「かんたんにモノを溢れさせてしまいかねない」。

そう思い、必死になって続けた。

出品や発送の作業を何度も何度も繰り返すと、徐々にではあるがモノは減少。

部屋には空間が生まれ始め、心のゆとりや安らぎはひとつ減るたびに高まった。

大量に、そして苦労して手放した副産物として、フリマアプリでの売却益も獲得。

だがもちろん、「購入にかかった費用はこれ以上」ということは心に刻んでおきたい。

家の中からひとつ、またひとつとモノが減る度に、心の重荷が解かれていく。

「よく考えてモノを減らす」と「本当に自分が必要としているもの」だけが残る。

大好きなモノの情報を発信したい

このブログ「モバイルナインジェーピーネット」は、魅力溢れる「モバイルガジェット」を中心に魅力を発信しようと制作したもの。

モバイルガジェットの魅力は「どこでも気軽に移動して使える」という「自由を生み出すワクワク感」を与えてくれるモノ。

そんなワクワクも、数が多すぎると「場所に縛られて自由がきかなくなってしまう」のだ。

所有するモノを絞っていく中で、私の目標は「モノを手放し、厳選したモバイルガジェットで自由に生きる試行錯誤を発信する」ということがだんだんと見えてきたように思う。

使用頻度の高い重要なデジタルガジェット

ここからは私が使っているガジェットなどを記録していきたい。

どれも理由があって残したり選んだものばかりだ。

Galaxy Z Fold2 5G:これさえあれば他はいらない!おりたたみスマホ

最新型の「Galaxy Z Fold4」と、その前の「Galaxy Z Fold3 5G」も試した。

その結果、さらに前の世代である「Galaxy Z Fold2 5G」でも、私が望む機能は満たされていた。

スマホの進化は鈍化していているし、多くを望まなければ少し前のモデルでも十分。

また、「新しいモデルと古いモデル」を比較して、人は差を「刺激として感じる」ことを知れば、「最新モデルを欲する感情」はある程度抑制可能に。

2世代前ともなると発売時の半値以下となり、機能の割に割安だ。

今までは必要かも考えず最新モデルを求めた。

そして、「慣れと飽き」によって、再び同じことの繰り返し。

必要以上の出費は、もう控えたい。

ということで、敢えて型落ちモデルをチョイス。

さて、Samsungのおりたたみスマホは、スマホ・タブレット・PC(ほぼほぼ)として使うことができる。

そのため、一台で私の望みを満たしてくれる。

だが、おりたたみスマホは新品だと約25万円と、これはあまりにも高額すぎる。

また、高額な端末のトラブルを、「毎月高額な保険料金を支払って備える」というのも、やりたくない。

毎月定額を支払う約束とは、「逃れられない支払い」であり、「常に相手のお金を確保することに追われる」ため、「自由がきかなくなる要素」となってしまうから。

というわけで、「破損や故障、紛失・盗難などのリスク」を抑えるため、機能とコストのバランスに優れた2世代目となるFold2海外版を7.5万円で購入して使っている。

ケースは純正のスタンドつきアラミドケース。
動画も見やすいしUMPC的に使うときにも使いやすい
マウス・キーボードを接続してUMPCとして利用

新型と比べてペンが使えないことだけは惜しいが、処理性能やカメラ、ディスプレイの性能は十分といった感じ。

防水とかアンダーフロントカメラなんかは、あればあったらでいいかなという具合。

SNSをやっていた頃は、「最新型以外は人権なし」というような錯覚に陥っていたが、「人と比べる」ということがなくなった今、型落ちでも気にならない。

タブレットやPCがなくても、自分は「おりたたみスマホだけでやっていける」ということもわかった。

「おりたたみスマホ」で手持ちデバイス最小化を実行!究極のミニマルガジェット環境を構築

そのため、「一点豪華主義」で、「ここは最新型!」という選択肢もアリかなとは思う。

一台への集約ができた今は、柔軟なチョイスができそうだ。

Galaxy Z Fold2, Fold4 の実機レビュー

Galaxy Z Fold2 5G レビュー:2023年にも使って欲しいおりたたみスマホ! Galaxy Z Fold4 レビュー!Galaxy Z Fold4 レビュー:カバーディスプレイが大きく進化♪使い勝手アップ!!

Dopesplay DR148:ノートPC型ディスプレイ

GalaxyのPCモードを使うためにこれまで使っていた、

  • マウス
  • キーボード
  • モバイルモニター

といったセットを、さらに「ひとまとめ」にするため、もう一歩踏み込んでみた。

これまでの環境は以下のような具合。

これでも悪くないんだけど、持ち運ぶアイテムがやや多く感じていた。

そこで導入したのが「ノートPC型モニター DR148」。

見た目はノートPC型そのものであるがPCではなくモニター。

USB Type-Cやmini HDMIで映像を入力して使うというもので、Type-C接続ならば内蔵のキーボードやトラックパッドも使用できる。

また、10800mAhのバッテリーも内蔵していて、長時間駆動も可能。

そのため、GalaxyといったPCモードを備えたスマホと接続すれば、「スマホをほぼ完璧なノートPCにできてしまう」。

もちろんNitendo Switchなどと接続して、「ゲーム用モニター」としても利用可能で、汎用性が高い。

管理するものを減らすため、PCレスな筆者の環境には、最適なデバイスだ。

ノートPC型 14インチ ディスプレイ「Dopesplay DR148」をレビュー!スマホのPCモードやSwitchのディスプレイにも使える!

Baseus BS-C915:Type-CもType-AもOK。3ポート65W小型充電器

デジタルガジェットを減らす前は充電する機器が多かったので、多数の充電器やモバイルバッテリー、ケーブルを所有していた。

しかし、所有するアイテム数を削減するとバッテリー管理もめっちゃくちゃラクになった。

そしてもちろん、充電器やケーブルなどもたくさんなくても大丈夫ってことで、ドンドン減らしていき、最後に残ったのがこの小型充電器。

この小型充電器は65Wとという最大出力で、PDやPPSといった規格にも対応(Galaxyも急速充電できる)。

GaN(窒化ガリウム)という素材を使うことで「高出力と小型化」を実現していて、「持ち運びに便利なサイズでありながら出力も頼りになる!」という素晴らしい製品。

また、USB-Cポートが2つ、USB-Aポートが1つの合計3つのポートがあり、1つの充電器で最大3つのデバイスを同時充電することも可能だ。

まとめると、「どこにでも気軽に持っていけていつでも急速充電ができ、1つの充電器で複数デバイスの同時充電も可能」、PDやPPS規格対応で「iPhoneやiPad・MacBook、Galaxyシリーズなどにも使える」となる。

現在は私の使っている製品の新型が購入できる。

SOUNDPEATS Mini Pro HS:ノイキャンに対応しながら安価なワイヤレスイヤホン

SOUNDPEATSより提供いただいたワイヤレスイヤホン。

日課の散歩ではYouTubeの本要約動画の音声を聴いたり、音楽を聴いたりするのでイヤホンは必須。

だがワイヤードでは邪魔になるし、Galaxyにはイヤホンジャックがないので変換コードが必要になってしまう。

ということで「ワイヤレスイヤホン」が便利なのだが、これにもグレードがいろいろあって、安物だと「ノイズキャンセリング」機能が付いていない。

カフェなど雑音がある場所で作業したりと、周りの音をシャットアウトできるノイズキャンセリングは集中するための必須機能なので欠かせない。

しかし「Mini Pro HS」は「安いのにノイズキャンセリングつき」とあって気に入っている。

音質についてもイヤーチップをダイソーのウレタンのものに変えるとかなり良くなった。

安くても十分な性能を得られたため、これまで使っていたAppleの「AirPods Pro」を手放し、Mini Pro HSに切り替え。

ありがたく使わせてもらっている。

SOUNDPEATS Mini Pro HS の実機レビュー

SOUNDPEATS「Mini Pro HS」をレビュー!高コスパなワイヤレスイヤホン【LDAC・ハイレゾ対応】

ゲーム関連のガジェット

Nintendo Switch 有機ELモデル

画面が大きく色鮮やかなSwitchはとてもお気に入りのアイテム。

他のゲーム機のように高性能ではないが、楽しめるゲームがたくさん。

「マリオオデッセイ」や「マリオカート」、「ゼルダの伝説」など、飽きない名作が豊富。

そして、単体プレイでも、モニターと繋いでもOKなど、プレイスタイルが縛られないのがSwitchのお気に入りポイントだ。

GameSir T4 Kaleid

コントローラーメーカーの「GameSir」よりいただいた製品。

クリアなボディで内部基盤が見えていて、内蔵されたLEDがカッコよく光るのがお気に入りだ。

見た目だけでなく、スティックやトリガー、ABXYなど、各種ボタンの操作性やフィーリングはSwitch純正と比べてかなり良い。

快適にプレイするには欠かせないアイテムとなっている。

GameSir T4 Kaleid レビュー :クリアボディ × ホールエフェクト × マイクロスイッチ × 背面ボタン × ジャイロセンサー搭載!

その他お気に入りのデジタルガジェット

BLUETTI EB3A:小型なのに600Wの高出力なポタ電。災害時も使える

BLUETTIより提供していただいた小型のポータブル電源。

小型なのでバッテリー容量は大きくないが、最大600W/瞬間最大1200Wという高出力インバーターを搭載していて、使える家電が多いのが特徴だ。

これまで使っていたポタ電は250Wの出力で動作する家電が少なく、いざというときに活躍できなかったが、EB3Aでは小型の炊飯器や電気ケトル、ドライヤーなども動作させることができた。

そのためEB3Aは日常の電力バックアップや災害の備えなどで活躍している。

我が家では私が趣味でDIY設置した「ソーラー発電システム」を使っていてなるべく自家発電の電力のみで生活している。

だが、雨や曇りの日が続くと発電がストップしてしまい、メインのバッテリーが枯渇してしまい、電力を購入することになる。

そこで、良く晴れて発電がたくさんできる日にEB3Aを充電しておけば、雨や曇りで電力切れとなったときに多少は家電を利用できるので助かっている。

EB3Aには最大100Wの電力供給ができるUSBポートがあり、充電器がなくてもスマホを急速充電でき、天面に設置されたワイヤレス充電器ならケーブルがなくても充電できる。

電力切れや停電が起こっても、生活必需品であるスマホの充電は「EB3Aだけあればどうにかなる」というのは非常に心強い。

さらに高輝度LEDライトも備えていて真っ暗でも明るく照らすことができ、最低限の「万一の備え」にもなる。

備蓄や災害対策はやりすぎると、溢れたモノで身動きが取れなくなる。

この製品は備えに対して「過剰すぎない」と、感じている。

私にとってEB3Aは「日常でも利用できながら最低限、災害にも備えられる」というところがお気に入りの製品だ。

BLUETTI EB3A の実機レビュー

小型ポータブル電源 BLUETTI「EB3A」レビュー!ドライヤーやIHヒーターも動作♪

Pixel3 :Googleフォトを無料で使い続けられる安価なスマホ

多数のデバイスをおりたたみスマホ一台に集約することができたが、Pixelは手放すことが難しかった。

というのも、Pixel 5までのPixelシリーズは「Googleフォトが無料で使える」から。

Googleフォトは従来、どのスマホであっても容量無制限で無料で使うことができたが、できなくなってしまった。

だが、なかなか代わりになるサービスはなく、「Amazonフォトが良さげなんだけど動画は無制限でアップロードできないしな〜」と困っていた。

だが、一般のスマホだと通常は無料で使えるのは15GBまでと容量が限られているが、Pixelから写真や動画をアップロードするとGoogleドライブの容量が減らず、従来のように無料で使える。

写真や動画はやや圧縮されるが十分に高画質だ(初代Pixelについては無圧縮でも可)。

Pixelを経由して写真や動画をアップロードすればGoogleドライブの容量は減らないため、新しく買ったスマホや一眼カメラなどからPixelにデータを転送し、そこからアップロードするという使い方をしている。

Pixelへのデータ同期は「Resilio Sync」というアプリが便利で、写真や動画が多くなってきたら「カメラバックアップ」の機能でPixelにデータを同期。

そしてPixelのGoogleフォトアプリでバックアップしたフォルダを選び、アップロードしたあと、本体ストレージから削除するということをしている。

やや手間は掛かるが、便利なGoogleフォトを容量を減らさずに利用できるため、Pixelは現在でも手放せずにいる。

ちなみにPixel3なのは、性能の割に価格が安かったからなのと、既に終了したが期間限定で無圧縮アップロードが利用できたから。

Googleフォトアップロード用なら3aでもアリではないだろうか。

Google PixelでGoogleフォトを使う記事

Google PixelでGoogleフォト 無料&無制限バックアップ!他社スマホとの同期方法などを紹介♪

GameSir X2:おりたたみスマホと相性抜群なゲームコントローラー

GameSir X2 × Galaxy Z Fold2

いろいろ考えてばかりだと息が詰まるし、娯楽もほどよく楽しみたい。

ということで、ときどき息抜きのゲームを楽しむために使っているのがこのコントローラー。

おりたたみスマホと相性が良く、大画面で快適なプレイが可能で、非常にお気に入りの製品だ(ちなみにX2 Proや、X3はUSB端子の位置が変わって使いにくかった)。

プレイするゲームはいわゆる「スマホゲー」ではなく、「買い切りで終わり(クリア)のある」ロールプレイング作品などが中心。

「サ終(サービス終了)まで終わりがなく、イベントで順位を競い合わされるスマホゲー」には、以前かなり課金してしまい「時間とお金と人生を溶かす類いのゲームにはもう手を出すまい」と誓っている。

またGalaxyシリーズとGameSir X2との組み合わせでは充電しながら使うことはできないが、「電池が切れたら終われる」ということが、逆に私にとってメリットとなっている。

充電できると電池残量を気にせず際限なくプレイできてしまうが、強制的にやめることができるので、「ゲームやりすぎ防止」になるのだ。

厳選したSIM・クレカ・サブスク

最後に契約しているSIMなどについて記しておこうと思う。

povo 2.0:低速なら月額0円で使えるSIM

これまでは「高速で使い放題」の「docomoギガホ」や「楽天モバイル」、「mineoのマイそく」などを利用していたが「povo 2.0」に乗り換えた。

povo 2.0は「基本料金0円」で、「トッピング」により「使いたい通信容量を購入して使う」という、他とちょっとかわったSIM。

都度データを購入できるため、「月によって使いたい通信容量が違う」という人に使いやすいSIMとなっている。

また、「ギガ活」では「auPAY」とpovo 2.0アカウントを紐付けてauPAYで買い物すると、条件に応じて「ギガ」がもらえる。

うまくいけば「日常の買い物で通信を賄う」なんてことも可能だ。

そして「トッピング」や「ギガ活」をしない状態では「最大128Kbps(大体64Kbpsくらいしか出ない)」という低速状態での利用もできる。

低速状態でも通話には影響なしだ。

通信はかなり厳しく、WEBページを開くにも一苦労という状態であるが、「待てるなら一応使える」というものが多く、LINEのメッセージや通話もギリギリ使える(画像は読み込みエラーになる(笑))。

ものによっては「通信エラー」となってしまう場合もあるが、時間さえかければ大抵は使えるという感じで、私はあえてこの「低速状態」で常用している。

というのも、「いつでも快適な通信環境」があると「スマホ中毒」になるから。

SNSやニュース、動画サービスにスマホゲーなどなど、スマホには魅力溢れるサービスが多数あり、いくらでも時間を浪費することができる。

そして魅力と快楽を知ったら「自分の意思だけで抗うことはとても難しい」。

私はいつしか「スマホを使っている」はずが「スマホに使われている」ような状態になってしまっていた。

どうやって「この状態から抜け出すべきか?」と考え、

  • アプリの通知を極限まで切る
  • アプリをなるべくインストールしない
  • アプリをなるべくブラウザで置き換えする
  • 「Jelly 2」といった「超小型スマホ」を使う

などなど工夫を凝らた。

そして、「高速な通信を常用しないことで、快適なサービスと距離を置く」ことにした。

この決断に適していたのが「povo 2.0」であった。

povo 2.0で最大128kbpsで利用すれば「LINE」などのコミニュケーションアプリや「QRコード決済」といったサービスはなんとか利用できながら、「高速な通信が必要なサービスの快適度」は「大幅に下げられる」。

また、もちろん自宅に固定回線も引かず、必要なときは公共サービスを利用するようにした。

これによって当然不便な面もあるが、「時間を浪費するサービス」と距離を取ることに成功。

おかげで、スマホの利用はオフラインでも楽しめる「電子書籍での読書」や低速状態でも書くのには問題ない「ブログ執筆」、散歩するときに本の要約動画を「音声だけ聴く(YouTube144p設定)」といった利用が多くなった。

当然、通信費も大幅に節約することができている(数ヵ月に1回一日使い放題330円を利用)。

>>povo 2.0公式サイト

楽天カード:一枚に集約!買い物で貯まったポイントは投資

使わないカードはすべて退会!ポイントカードも破棄

支払いに使うクレジットカードも、「このカードは○○でお得、ポイントがつく」といった理由で複数枚所有していた。

だが複数のクレジットカードを管理するというのは困難で、「どのカードでいくら払ったか」ということを把握しにくいことや、年会費がかかってしまうものもある。

そこで意を決し、クレジットカードを1枚に減らすことに。

これまで持っていたカードは、

  • 楽天カード(VISA)
  • 楽天ゴールドカード(JCB)
  • リクルートカード(VISA)
  • セゾンアメックス
  • dカード(Master)
  • Revolut(VISA)

という具合にいっぱいあって、管理が煩雑。

そんなわけで、この中で本当に必要なカードを厳選し、「楽天カード(VISA)」のみを残すこととなった。

理由は以下のような感じ。

楽天ゴールドカードの退会理由

楽天ゴールドカードはJCBで、かつてnanacoチャージに利用していたが、ポイント付与がなくなった。

また、JCBだと使えないお店がちらほらあってやや使いにくさを感じた。

そのため、「2枚目のカード」としてノーマルの楽天カード(VISA)を作成すると、ゴールドカードは出番がほぼゼロに。

限度額が200万円だったり、空港ラウンジが使えること、海外旅行保険が優れていることなどはメリットであるが、自分にとってはどれも必要ナシ。

年会費も2200円かかってしまうこともあり、退会!

リクルートカードの退会理由

リクルートカードは楽天JCBのポイントがなくなってからnanacoのチャージに使っていたが、こちらもポイント付与がなくなってしまった。

「税金の支払いでポイントを貯める」ためのカードであったため、無価値になってしまったことと、煩雑な状況でポイント管理が難しく、結局貯めたポイントを失効してしまったことから退会決定!

セゾンアメックスの退会理由

セゾンアメックスはSamsung Payに登録できるか実験用のためだけに作成したもの。

だが結局できずで、実験後はそのまま死蔵。

一年のうち一度でも使えば年会費1100円は免除されるが、それすらぜずで年会費を払ってしまっていた。

ということで退会決定。

dカードの退会理由

dカードは「d払い」でのポイント付与が良かったが、減ってしまい不要に。

ドコモ回線を契約していれば恩恵はあるが、契約する予定もなく。

ポイント還元率は1%だが、楽天ポイントの方が使いやすい。

ということでサヨウナラ。。

Revolutの退会理由

RevolutはGoogle Payに登録できるので作ったが、他のカードも登録できるようになったので不要に。

ただ、こういったチャージ式のカードは「使いすぎ防止」のためには大きなメリットがあると思う。

メインカードは「銀行デビットカード」にして、家族カードとして「チャージ式カード」を利用し、デビットカードなどが使えないスマホ代などは「クレジットで引き落とし」というふうにすると使いすぎを防止できそうだ。

「後払い方式」のクレジットカードだと、現金やデビットカードといった「即時払い」に比べて、「使いすぎる傾向がある」という研究結果があるとか。

というわけで、いろいろあって「もうポイントに振り回されるのがメンドクセー!」となり、楽天カード(VISA)一枚になった。

カードを一枚にすると、頭のなかもスッキリ。

たかがペラペラのカード数枚なのだが、手放すと頭のモヤモヤが晴れ、手放す効果の高さを実感した。

複数のカードを手放したあとの買い物は「楽天カード(VISA)」に集約して、なるべく「楽天ポイント」を貯め、貯まった楽天ポイントは余計な買い物をせず、投資(投資信託)に回している。

そうするとポイントがお金を呼ぶし、楽天ポイントで買い物するとポイント付与率が下がってしまうというのも投資にする理由だ。

>>楽天カード

Amazon Prime:月500円で映画やアニメが多数視聴可能・Kindleで雑誌も読める

息子と楽しんでいる国民的アニメ「ポ○ットモンスター」

自宅ではpovo 2.0でトッピングしたとき以外は低速な回線しか使えない。

だがさすがに仙人ではないので、動画サービスも楽しみたい。

ということで便利なのが「Amazon Prime」のサービスのひとつ「Prime Video」。

Prime Videoではあらかじめ動画をダウンロードしておくことで、Wi-Fiなどの高速回線がない環境でも動画を楽しめる。

私がブログを書くときに通う図書館にはWi-Fiを提供してくれているため、そこでダウンロードさせてもらい、自宅で楽しむということをしている。

Prime Videoでダウンロードできる本数は限られていて、見終わった作品を削除しないと新しい動画をダウンロードすることができないため、「永久に見続けてしまう」ということも防げる。

Prime Videoのほかに「Amazon Kindle」も優秀で、Prime会員なら多数の雑誌が無料で読める。

ガジェット情報紙であれば「GetNavi」や「DIME」、「MonoMax」、「週刊アスキー」に「Mac Fan」なんかが無料で読めて、ダウンロードしておけばWi-FiがなくてもOK。

さらに「Amazon music」も、無料で聴ける楽曲数が大幅に強化されて魅力的になった。

そして、Amazonでの買い物では、ほとんどの品物が送料無料になり配送も早くなる。

そんなプライム会員は月額500円(年払いは4900円)というプライスで、Amazonのサービスを使うのならかなり安価であると言えるサービス。

できれば「お金を払い続けることを約束する」という「サブスクリプションサービス」は利用したくないが、アマプラだけはホントに解約が難しい…。

>>Amazon Prime 30日無料体験

生活家電

Panasonic0 NA-F70PB14:お湯取りできるコンパクトな洗濯機

11年お世話になった日立の洗濯機から買い換え。

以前の洗濯機と同じ7kg洗いのものにしたが、かなりコンパクトになった。

買い換え時に乾燥機能つきドラム式洗濯機にするか迷ったが、サイズが大きくなりがちであること、乾燥時の電力が気になること、我が家の経済状況だと導入コストが「洗濯を干す手間を減らす」より上回っているのではないかという3点により見送った。

機能でこだわったのは「お湯取り機能」。

水道代を削減したいのでこの機能は必須だと考え、「お湯取り機能付き」で「なるべく小さいもの」、なおかつ「なるべく安価であるもの」、「シンプルなデザインのもの」という条件に当てはまったのがこの機種であった。

欲を言えばもっとコンパクトなモデルにしたかったが、7kg以下になるとお湯取り機能がついている機種が少ないことや、保育園に通う子供の服を洗うのには厳しい大きさではないかという理由から7gkとなった。

機能・価格・サイズ・デザインのどれも満足している。

現在は新製品が発売されている。

株式会社オーヤマ PRC-B092D-W:低消費電力な小型冷蔵庫

洗濯機同様、10年以上お世話になった製品から買い換え。

冷蔵庫は「食品のブラックボックス」となりがちで、購入した食品を忘れて腐らせてしまうこともしばしば。

また、24時間稼働する冷蔵庫は電気代が嵩む原因となってしまう。

この二つの問題を解決するために購入したのが「小型冷蔵庫」となる。

小型化により食品がストックできる量に制限が生まれるため、買いすぎを防止できるようになった。

また、定格消費電力46W、年間消費電力202kWhと、大型のものよりかなり低いものとなっている(そのかわりに霜取りは自分でやる必要がある)。

おかげで食品ロスと電力消費量が減り、サイフの負担が減った。

購入コストも低いことや、スペースも削減できること、軽くて一人でも設置したり、かんたんに移動できること、処分するときのリサイクル量が安いことなど、冷蔵庫を小型化できるといいことがいっぱい。

dyson V8:まだまだ現役。吸引力の強いコードレス掃除機

すでに新型のV15やV12なんかが発売されているが、我が家ではV8が現役で頑張ってくれている。

高い吸引力で床の清掃がしっかりできることはもちろん、付属のノズルで掃除しにくい隙間や隅も掃除しやすく、「ミニモーターヘッド」は布団も掃除できて、毎日大活躍のV8くん。

5年以上使っていて、さすがに1度バッテリーの寿命がきたが、純正のバッテリーは高額。

だが、Amazonで安い互換バッテリーを買って交換するとバッチリ復活♪

ちなみに木製のスタンドは自作したもの。

ちょっと場所を取ってしまうのは難点だが、充電しやすく定位置がしっかり決まるので気に入っている。

自動掃除機の「ルンバ」と、隅などを掃除する小型のハンディクリーナー、もしくは小型のホウキの組み合わせにしてもいいかなとも考えたり…。

でも一周回って「これ一台で部屋の隅や家具の裏、階段、棚など家のあらゆるところや自動車なども掃除できるし、今はやっぱこれでいい」となった。

V8くんには、まだまだ頑張ってもらおうと思う!

Panasonic NP-TCM4:まだ手放せなかった食洗機はひとまず「ダウンサイズ」

便利だけど、大きくて場所を取る食洗機。

これまで使っていた食洗機は「大は小を兼ねる」などと考えていたため、3人家族なのに大きな食洗機を利用していた。

だが、あまりの圧迫感で嫌になったことや、食器を減らしたことで少し手洗いの手間が減ったことから、「一回食洗機をやめてみよう」とチャレンジし、大型食洗機はリサイクルショップにて引き取ってもらうことに。

圧迫感が凄まじかった食洗機がなくなったシンク周りの解放感は絶大なもので歓喜。

やはり、想像通りにスッキリして素晴らしいものだったが…。

完全に「食洗機ナシ」での生活は我が家にはまだ早かったようで、洗い物の手間と苦痛が大きく、あえなく失敗。。

我が家には「まだ食洗機が必要だ!」となり、もう一度食洗機を購入することに。。

ただ、これまでのような大型サイズは「二度とゴメン」なので、大幅に使う食器を厳選して減らし、「小型の食洗機」をチョイス。

そしてたどり着いたのがPanasonicのプチ食洗「NP-TCM4」だ。

3人分かつ、減らした食器を洗うのには十分なサイズで、圧迫感がこれまでより少ない。

これまではシンク側にはみ出すので「敷き鉄板」で土台を作ってまで設置していたが、それも必要なく設置できた。

そして、「購入費が安い」、「設置・処分時の労力が少ない」、「消費電力が低め(定格消費電力600W)」というメリットもあった。

さすがにすべての食器と鍋などを一気に洗うのは厳しく手洗いゼロにはならないが、手間は大幅に減り、圧迫感も少なめ満足している。

ちなみに乾燥機能は、電力セーブのため利用せず洗いのみで使い、洗い終わったら自然乾燥させたり、拭き上げたりして使っている。

新品だと高いが、中古だとかなり安く購入できるため、我が家は中古で購入した。

Amazonの価格例

recolte RCR-1:炊飯器もコンパクト製品にサイズダウン

5.5合炊きの大きな炊飯器が故障したことをきっかけに、コンパクトな2.5合炊きの炊飯器にサイズダウン。

しばらくは「炊飯器なしでもやっていけるか?」ということもテストしてみた。

最初に試した電子レンジで炊ける「炊飯マグ」という製品は、我が家で試した限りでは米が美味しくなかったことや、電子レンジを手放すことになったことからやめてしまった。

土鍋などを使い、「ガスコンロで炊く」ということも考えたが、妻の「予約機能が欲しいし、手間も減らしたい」という要望から「必要最低限の炊飯器にしよう」ということになった。

そして選んだのがレコルトの「RCR-1」という小型炊飯器。

軽くて場所を取らず設置場所に困らないことや、コンパクトサイズなので手入れがかなり楽になったことが大きなメリット。

大きさだけじゃなく、価格もコンパクトであることもメリットだった。

消費電力についても「300W」と小さいためあまり電気を食わず、ポータブル電源での使用もOK。

味については、最初はこれまでの炊飯器と少し炊き上がりが違うような感じはしたが、現在はなんの違和感もなく、美味しく食べている。

ポタ電で動作するということや小型軽量で持ち運びに優れるということから、「キャンプや車中泊にも向いている」ことや、「万が一の災害対策」にもなってくれそうだ。

山善 YKG-C800:便利すぎる全自動コーヒーメーカーをやめてケトルとミルに。

私も妻もコーヒーが好きでよく飲む。

美味しいコーヒーを楽しみたいので、粉ではなく豆の状態で買ってきて、飲むときにミルにかけて淹れていた。

だが、全自動コーヒーメーカーの存在を知って「これなら手間なく美味しいコーヒーが飲める!」と考え、「デロンギ」の「マグニフィカ」という製品を購入。

しばらくは全自動の利便性を楽しんでいたが…。

ボタンひとつで淹れられる、その便利さゆえに安易に淹れてしまい、ついつい飲みすぎてすぎてしまうように。。

一日に4~5杯は飲んでいたと思う。

また、巨大な全自動コーヒーメーカーの存在感も気になることから「手放そう!」と決意。

そこで友人に「いらない?」と声をかけたところ、「欲しい」と回答。

ということで、デロンギのコーヒーメーカーは引き取ってもらうこととなった。

そして今は「手びきのミルで豆をひき」、「お湯をケトルで沸かし」、「ドリッパーで濾す」という手順を踏んでコーヒーを淹れるようになった。

また、使う水は水源地に足を運んでタンクで汲んできた、美味しい湧水。

こんな感じで、コーヒー一杯にかなり手間が掛かっている。

だが、手間をかけてコーヒーを淹れることで、その一杯が大切な一杯に。

手間を掛けたコーヒーは、ボタンひとつでできたコーヒーより美味しく貴重なものに感じられるから不思議だ。

面倒なんだけど、この一連の作業も「コーヒーを美味しく楽しむ」には大事なことなんだと、改めて感じた。

「何でも効率を求めればいいという訳じゃないし、お金を使うことだけが贅沢ではない」というのはこういうことなんだろうなと、考えさせられる。

モノが減り、モノを管理する時間が減り、できた時間を効率を追求しない方法で贅沢に使えるようになった…のかもしれない。