MacBook Air M1に付属する充電器は30Wのもの(MacBook Air M2は30W / 35W)。
バッテリーは長持ちするが、充電スピードはやや時間がかかってしまう。
そこで高出力充電器を試し「iPad Proのように高出力な充電器を接続すれば急速充電ができないか」と思い、テストしてみた。
結果「MacBook Air M1」は45Wでの急速充電に対応していることがわかった。
》ヤマダウェブコムでMacBook Air M1 / M2をみる
「MacBook Air M2」は「8コアGPU」モデルに「30W充電器」が付属、「10コアGPU」モデルには「35Wデュアルポート充電器」が付属となる。また「67W電源アダプタ」による急速充電に対応となる。
MacBook Air M1(M2も)付属する充電器はMAX30W

付属充電器は「30W」のシングルポート
MacBook Air M1モデルに付属する充電器は最大30Wの出力ができるもの。
ポートも「単ポート」なので、複数機器の充電には非対応となる。
そのためフルパワーで急速充電したいなら高出力充電器を別途用意した方がいいだろう。
また「一つの充電器で複数の機器を充電したい」という場合は「多ポート充電器」を検討してみよう。
ここでは「MacBook Air M1」モデルにて「65W」充電器や「100W」の充電器をテストしている。
その結果、付属の「30W充電器」より高出力の「45W」で充電可能であった。
M2モデルは67W充電器による急速充電に対応

新型の「MacBook Air M2 10コアGPUモデル」には「35Wデュアルポート」の充電器が付属となり複数機器の充電にも対応となった。
しかし「35W」での「複数機器充電」は充電が遅くなりそうだ。
またM2モデルは「67W電源アダプタ」による急速充電に対応。
おそらく「M2」モデルでもここに紹介するような充電器で「急速充電」や「複数機器の急速充電」ができるのではないかと思う。
3種類の高出力充電器でMacBook Air M1の充電をテスト!
複数のポートで多数充電ができ、なおかつ「65W~100Wの高出力」ができる3種の充電器で「MacBook Air M1」の充電をテストしてみた。
CIO LilNob2C1A MAX65W

まずは「小型で最大65W出力」ができ「USB-C ✕ 2, USB-A ✕ 1」の使いやすい構成となる「LilNob 2C1A」をテスト。
この充電器は幅広く使われる「PD (Power Delivery)規格」のほか、Galaxyスマホ / タブレットを急速充電できる「PPS (Programmable Power Supply)」にも対応している。
そのためMacBookはもちろん、さまざまな機種の急速充電が可能。
かつ複数機器の充電にも余裕がある「万能充電器」だ。
それではMacBook M1モデルで「LilNob 2C1A」を使った充電を試してみよう。
▼MacBook Air単体での充電では「45W充電」ができることを確認!

「LilNob 2C1A」により付属する充電器の30Wより高出力で充電できることがわかった。
▼続いてスマホを同時に充電してみた。MacBook Airとスマホの同時充電なら、問題ない出力を得られている。


最大65Wの充電器では単体での充電より若干出力が下がるが、十分な能力と言えるだろう。
そして上記の結果、
「MacBook Air M1」には45W以上の充電器を用意する方がいい
ということがわかる。
またM2の場合はさらに強力な出力が必要となるだろう。
CHOTHECH PD6008

続いて更に高出力な最大100W出力の2ポート充電器をテストしてみた。
こちらはPD規格のみに対応した製品となっている。
▼こちらの充電器でも45Wを確認。

やはりApple製品なのでPD規格のみで急速充電が可能だ。
▼iPad Proとの同時充電でも問題なく、同時に急速充電可能!


高出力のため、iPad Proでも同時に急速充電できるのが素晴らしい。
PPSに対応していないのでGalaxyは急速充電できないが、Apple製品の充電ならこの充電器でも十分だ。
M2のMacBook Airだと、この100Wくらいの出力があれば余裕が出てくるのではないだろうか。
CIO LilNob3C1A MAX100W

最後は最大100W、USB-C × 3, USB-A × 1という強力な充電器でテスト。
この充電器はPDのほか、PPSにも対応しており、Galaxyも急速充電可能となっている。
▼単体ではもちろんMacBook Airを45W充電させることができる。

▼そして、この充電器ではMacBook Airと同時にGalaxyスマホやタブレットも同時に急速充電できた。


まとめ:MacBook Airを急速充電させるなら45W以上のものを
- MacBook Air M1の充電器は「30W」
- MacBook Air M1は「45W」で充電可能
- MacBook Air M2の充電器は「30W」か「35W」
- MacBook Air M2は「67W充電器」に対応している
MacBook Air M1モデルで高出力充電器を試した結果「45W」で急速充電できることがわかった。
30Wの付属充電器より急速充電させたければPDに対応した45W以上のものを用意すればOK。
M2モデルは「67W」か「それ以上の出力」を持つな充電器を用意すれば急速充電できるはずだ。
タイムリーでVery Goodな情報ありがとうございます!
ははさん、コメントありがとうございます!
てっきり60w以上対応出来ると思っていましたが意外な結果でした。
ありがとうございます
コメントありがとうございます!
お役に立ってよかったです!
>バッテリーは長持ちするが、充電スピードはやや時間がかかってしまう。
とありますが、これは急速充電をしないのでバッテリーの寿命が長持ちすると言う意味でしょうか?
であれば、実用上30W充電器で全く問題ないのでむしろ45W充電器を選択肢から外そうと思っているのですが、宜しければご回答いただけると幸いです。
見当違いな事を言っていたら申し訳ございません。
Macbook Air用充電器(30W)の出力電圧は14.5Vと聞いております。
20V近い電圧で充電すると早く充電できるのは分かりますが、受け側がサチっているように見えます。PC側の耐久性を心配しますが、いかがでしょう?