ジャンク品液晶割れ「MacBook Air MC505J/A」の液晶パネルを交換する

2018年9月16日Apple, 修理/ジャンク

気になるガジェット集めました。

この記事では液晶割れジャンクで入手した11インチMacBook Air MC505J/Aの液晶パネルを交換し、使用できるようになるまでのレポートをご紹介する。

11インチのMacBook Airであれば他の年式でも交換方法は変わらない。

※この記事を参考にして発生していかなるトラブルにも対応は致しかねる。

スペック確認

入手したMacBook Air 11.6インチのスペック

CPU1.4→1.6GHz Intel Core 2 Duo
メモリ2→4GB
SSDなし
USB2.0 x 2

CPUとメモリはアップグレードされており、特にメモリは嬉しい。

SSDはなしで、これはけっこう痛い。MacBook AirのSSDは専用品で高額だ。

USBも3.0なら良かったが、フルサイズのUSBが変換なしで使えるのはありがたい。

このモデルは2010年に発売されたもので記事執筆時で8年前の機種だが、MacOSなら古いモデルでも割と普通に使える。

液晶パネル交換

MacBook Airの液晶パネル交換は何度かやっているのだが、何度やっても難しい。

MacBook Airは液晶周囲のベゼルとバックライトの偏光板が最大の難関。

以前の交換作業記事

久しぶりの作業となったので以前の交換作業を確認し、必要な道具も揃え作業を開始した。

MC968J/A液晶交換

A1369液晶交換

これらを思い出しながら作業を進めていく。

液晶パネル取外し

液晶パネル周囲ののベゼルは強固な両面テープにて貼り付けられており、粘着力を弱めながら変形させないように慎重に作業する必要がある。

①まずはヒートガンでベゼルの両面テープを暖め粘着力を弱める。

ヒートガンで作業する場合は暖め過ぎないよう注意。カメラ周りも要注意だ。

②カッターナイフで両面テープを切り込む。手を切らないように注意。

元の液晶は割れているので傷などお構いなしで作業を進めるが、ベゼルは再利用するので曲げないように気をつける。温めと切込みを繰り返す根気のいる作業だ。

③ベゼル取外し

以前はプラスチックのヘラを用いてベゼルを剥がし少し変形させてしまったが、カッターとヒートガンで根気よく作業を行うと綺麗に取り外すことができた。

④ネジの取外し

ネジはテープで隠れているので忘れずに取り外していく。

⑤照明と映像のフラットケーブルを取り外す

LED照明のフラットケーブルはテープでとめられているので剥がす。

⑥液晶パネルを取外す

この偏光板はかなり強敵で指紋や汚れが付着するとかなり目立つ跡が現れる。

最新の注意を払って取り扱う。

液晶パネルを取付する

以前の記事で用意したような薄くて細い両面テープを液晶の縁に貼り付け、フラットケーブルを取り付けたらまず動作確認。

表示に問題がないことが確認できた

問題がなければベゼルにも両面テープを貼って貼り付けすれば完成だ。

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復元作業

このMacBook AirにはSSDがなかったのでSSDも別途購入し、インターネットリカバリー(コマンド+Rを押しながら起動)を行った。

Time Machineで他のMacからデータを引き継ぎ復元した。

SMCリセットとPRAMクリア

念のためSMCリセットとPRAMをクリアする。

SMCには以下の情報が書き込まれている。

SMCの役割

SMC は、Intel 搭載の Mac で以下を含むローレベルの機能を制御します。

  • 電源ボタンを押したときの反応
  • Mac ノートブックのディスプレイの蓋を開いたり閉じたりしたときの反応
  • バッテリー管理
  • 熱管理
  • SMS (緊急モーションセンサー)
  • 環境光センサー機能
  • キーボードのバックライト機能
  • ステータスランプ (SIL) 管理
  • バッテリー残量のインジケータランプ
  • 特定の iMac のディスプレイに対して (内蔵ではなく) 外部のビデオソースを選択

Appleより引用

 

SMCのリセットは以下の手順で操作する。

 

  1. Apple メニュー >「システム終了」の順に選択します。
  2. Mac がシステム終了したら、内蔵キーボードの左側の「shift + control + option」キーを押しながら、電源ボタンを押します。これらのキーと電源ボタンを 10 秒間押し続けてください。Touch ID を搭載した MacBook Pro をお使いの場合は、Touch ID ボタンが電源ボタンも兼ねています。
  3. すべてのキーを放します。
  4. 電源ボタンをもう一度押して、Mac の電源を入れます。

Appleより引用

 

本機にて実施したところ、充電を示すオレンジ色のインジケーターは一旦グリーンになり再びオレンジ色となった。SMCの電源関連の記録がリセットされたと考えていいのだろう。

これでSMCのリセット作業は完了だ。

続いてPRAMクリア

PRAM(NVRAM)には以下のような情報が書き込まれている。

NVRAM に記憶される設定情報には、音量、画面解像度、選択されている起動ディスク、時間帯、最近起きたカーネルパニックの情報などが該当します。

NVRAM のリセット方法
option
 +
command
 +
P
 +
R

Mac をシステム終了してから、電源を入れ、すぐに「option」「command」「P」「R」の 4 つのキーを同時に押し、20 秒ほど押し続けてからキーを放します。その間、Mac は再起動しているように見えます。

Appleより引用

 

PRAMのクリアができたら起動して動作確認。

無事に動作が確認できたので作業完了だ。

合計でいくら掛かったのか

MacBook Air MC505J/A ジャンク 約7,000円
液晶パネル 7,500円(執筆時のAmazon価格に換算)
MacBook Air 2010用SSD 256GB 11,000円
ACアダプタ 2,000円
合計 27,500円

もう少しうまくすれば安くなるだろうが、なかなかの高額になってしまった。

回収するためにこれからMacBook Air君には頑張ってもらおうと思う。

 


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