【Mac】EaseUSのデータ復旧ソフトが有能!

多くの人にうっかりデータを削除してしまった経験があると思うが、基本的にゴミ箱を空にしてしまうとデータを取り戻すのは難しい。

また、ディスクをフォーマットしてしまった場合も同様で、データを取り出すのは困難だ。

Macの場合は高機能なTime Machineというバックアップツールが付属するが、バックアップをきちんと取っていない場合はデータを取り戻すことはできない。うっかりデータを削除してしまった場合、大体は「あの時バックアップを取っていれば・・・」と後悔するのがオチ。

無料でデータを復元できる「EaseUS Data Recovery Wizard For Mac」

そんな時の救世主が「EaseUS Data Recovery Wizard For Mac」だ。このソフトは無料で以下のデータを救出できる。

  • 最大2GBのデータを復元可能
  • 削除、フォーマットした、アクセスできないデータを復元
  • Time Machineバックアップから復元
  • 削除、非表示、紛失したやRAWパーティションからファイルを復元
  • システムが起動できない時にブータブルメディアからシステムを起動する

大きなデータを復元したい場合はPro版やTechnicianを購入すればOK。こちらは無償サポートも付属するので相談しながら復旧作業に当たれる。

ダウンロードとインストール

EaseUS Data Recovery Wizard For Macは以下のリンクからダウンロード可能。

今回は無料版を試すので「Free」の「ダウンロード」をクリックした。

インストールは簡単で、ダウンロードしたdmgファイルをダブルクリックして開いたウインドウ内にあるアプリアイコンを「Applications」のフォルダにドラッグするだけだ。

ちょっとだけ設定変更

メニューから「製品情報」をクリック。

S.M.A.R.Tタブの「ハードディスクの問題についてディスクを監視」のチェックを外して常駐を止めた。HDDを搭載したMacなら意味があるのかも。

品質向上プログラムに協力もお好みで。

データを復元してみた

データの削除

試しにデスクトップに置いた画像をゴミ箱に入れ、さらにゴミ箱を空にした状態で復元可能か試してみよう。「DSC01158」という名前のついた画像ファイル。これがターゲットだ。

ゴミ箱に入れて「空にする」をクリック。

ゴミ箱を空にするとこの画像を元に戻すことはできない。

これで空になった。もちろんTimeMachineでもバックアップなど取っていないので普通は元に戻すことはできない。

EaseUS Data Recovery Wizard For Macの起動とスキャン

データを保管していたパーティションを選択してスキャンしてみよう。今回は「Macintosh」を選択して右上の「スキャン」をクリック。

ここで「機能拡張がブロックされました」のダイアログがあらわれた。「OK」をクリックして設定に進む。

EaseUS Data Recovery Wizard For Macが手順を優しく案内してくれるので、指示にしたがって「許可」を実行し、最後に「許可しました、データ復旧を始める」をクリック。

私の環境だけかもしれないが、1回目では下の画像のようにならず、何度か「許可しました、データ復旧を始める」をクリックすることで下の状態になった。「許可」をクリックする。

スキャン開始

許可が完了するとすぐさまスキャンが開始された。

スキャン開始時は2:46:13と表示されていたので構えてしまったが、実際は15分くらいで完了。もちろんHDDとSSDなど違いやスキャンする容量、CPUの処理能力などのハードウェア環境に大きく左右されると思うが、とても早くスキャンが完了した。

ちなみに今回試したのはMacBook 12インチの256GB SSD。

復元するファイルを選択

検出された画像は膨大な数。あまりにも多いので検索を掛けてみよう。

検索窓に先ほど削除した画像のファイル名を入れてみるが・・・出てこない。

どうやらファイル名は画像の場合、撮影した機器の名称など別のものに置き換わるようだ。画像を探す時は撮影した機器と大体の日付が分かれば早そう。

これはファイルシステムによるのかもしれない。今回実行したのはAPFSのドライブ。

名称やサイズ、日付順での並び替えやサムネイル表示などを活用すれば目的のファイルを探しやすい。

復元先はローカルとクラウドが指定できる。復旧ソフトではデータの上書きによるファイルの完全喪失を避けるため、復元先はクラウドかUSBメモリなどが推奨される。

今回はテストファイルなのでローカルに復元。ファイル名は変わってしまったが、きちんと画像が復元された。

今回は内蔵ドライブで試したが、もちろんUSBメモリ、外付けHDD(SSD)、SDカードなどのデータ復元も可能だ。

PCが起動しなくなった場合でも復元できる?

EaseUS Data Recovery Wizard For Macではブータブルメディアの作成が可能で、起動しなくなったMacのデータを救出できる機能があるようだ。

EaseUS Data Recovery Wizard For Macを起動した状態で、ファイル→ブータブルUSBデバイスを作成と進む。

下の画面になったらUSBメモリを選択し、次へをクリック。今回は8GBのUSBを指定してみた。

しかし「システムバージョンはこの機能をサポートしていません。」と表示され、ブータブルメディアの作成はストップしてしまった。

サポートページなどをみてみたが・・・原因が分からず。

おわりに

最後のブータブルメディアの作成はうまくいかなかったが、基本機能であるデータ復元においてはスキャンが非常に早く、しっかりとファイル復元もできたのでソフトの性能は申し分ない。操作も簡単で、これならあまりPCに詳しくない人でも扱うことができるだろう。

ビジネスシーンでも確実に役に立つソフトウェアなので、PCを扱う職場にいるならこのソフトの使い方をマスターしておくべき。これを使ってデータを復旧すればヒーローになれることは間違いない。

今回は2GB以下のファイルを復元したので無料版で問題なかったが、2GB以上のファイルを救出したい場合やサポートが必要な場合は8,900円(税別)〜の有料版も検討するといいだろう。

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