今までデスクいっぱいにMacBook Pro 15インチとノートPCスタンド、モバイルモニター、MXMASTER 2S、HHKB BTなどを並べて作業していた。
ブログ更新作業などは快適にできていたのだが、デスクの上がいっぱいなのをどうにかしたいと思い始めイメチェンを思い立った。
変更前の作業環境
変更前はこのような状態で作業していた。便利にしようとあれこれ置いているが、この状態だとデスクにスペースがなく物の写真を撮りたいときや書籍を開きたい時などに余裕が全くない。
試行錯誤
小型のMacにしたらどうなる?
まずは一番スペースを取っているMacBook Pro 15″とノートPCスタンドを取り払ったらどんな感じになるのか試してみた。現在の環境からサブに使用している小型なMacBook 12″に置き換え。
これだけでもスペースは多少空き、邪魔になったらすぐにどけることもできるようになったが。しかし普段から12インチがメインではあまり使い勝手がよくないのと雰囲気がいまいち。
モバイルモニターをメインモニターにすると?
次にデュアルモニターをやめ、モバイルモニターをメインモニターとして使用し、クラムシェル状態のMacBookを横に置いてみた。
ディスプレイサイズは大きいので作業しやすそうだ。だが、MacBookを置いた時もそうなのだが目線が下がってしまい疲れるし、スペースをもっと使えるようにしたい。
モニターが下すぎるし邪魔
どうにかしてモバイルモニターを壁掛けにしてやればスペースを広くできて、なおかつ目線も上げられるので疲労も軽減できる。MacBookも立てて置けば平置きするより邪魔にならない。そう考えて設置イメージをしたのが以下の写真。
どうにかこのように設置する方法はないだろうかと思い色々調べてみた。
モニターアーム&ノートPCスタンド
最初に考えたのはモニターアームなどを使いモニターを好きないちに持ってくることと、ノートPCスタンドでMacBookを縦置きすること。このモバイルモニターはVESAマウントで取り付けできるので一般的なモニターアームが使用できる。
モニターアーム
調べてみてまず良さそうだったのはグリーンハウスのモニターアーム。価格が1,800円(執筆時)ほどと安く、そんなにモニター位置の調整をしなければこれで良さそうだ。
壁掛け型
壁にビスを打たなければならないが、見た目が最もシンプルになりそうなのは壁への取り付け型。価格は1,000円(執筆時)ほどとこちらも安かった。
ノートPCスタンド
ノートPCスタンドはMacBookに合いそうな風合いで幅の調整ができ多様なノートPCに対応できるものがあった。スマートフォンを立て掛けることもできるので便利そうだ。価格は1,600円くらいだった。
さらに、MacBookとiPadなど2台のデバイスを立てるスタンドもあった。こちらのサイズの調整は可能。こちらは2,000円ほど。
百均グッズを工夫してどうにかなるか?
さて、一般的には先に紹介したようなモニターアームを使用するがお金がかかるし、ものは増えるしモニターの取り外しがしにくいのでモバイルモニターのメリットが薄れてしまう。
なるべく最小限の出費と物の増加、モニターは脱着できるという条件で百均に使えそうなものを探しに行ったところ「セリア」で良さそうなものを見つけた。
ミニステーJ 2P
小型のJ型ステーで色も黒なのでモニターと合いそうなものが見つかった。これを壁に上下合計4つ取り付けモニターを設置しようと考えた。
プッシュピン アンティーク
壁にステーを取り付けるとなるとネジを打つことになるが、最小限のダメージに抑えるため、画鋲で固定することにした。モバイルモニターの重量ならこれで十分耐えられるだろうとの考えだ。画鋲を刺すのも躊躇われる場合は、はがせるタイプの両面テープでもいいかもしれない。
カラーはステーに合わせて黒があれば良かったが、金、銀とこの色しかなかったので一番目立ちにくそうなものを選んだ。
INFORMATION STAND M
直感でこれならMacBookを立てられそうだと感じ購入。小型で薄いMacBook 2015~2017のA1534型ならこれでOK。
設置
ステー設置
モニターの位置を合わせて印をつけステーを取り付けする。もし真似するなら自己責任で。
指で下向きに荷重を掛けてみたが、しっかりとしていることを確認。
まずは2つを取り付け。
モニターを仮置きして上部のステー位置を決める。
取り付けして確認してみた。ここであることに気づく。
これだと時計表示などが隠れて見えなくなってしまうのだ。
仕方ないのでステーがモニターに掛かるギリギリまで上に移動させる。
とりあえず全部設置してみた。
設置イメージ確認。ううーん何だろうこの感じ。目線はOKだが、あとで考えよう。
スタンド設置
MacBookはこのスタンドに差し込んでみる。
問題なく差し込めた。ただ、上下逆にして分厚い方から入れようとするとダメだった。
モニターとMacBookを接続する。このモバイルモニターはUSB Type-Cだけでも動作するが、MacBookにはUSBが1つしかないため、充電しながら外部モニターを使うにはハブを使用するしかない。
ひとまず配線はMacBookの裏に入れて設置完了。かなり広々としていい感じ。モニターも脱着可能だ。しかしモニター上部のステーが気になるのでどうにかしたい。
マグネットを取り付け
遠目から見るといい感じに見えるが。。
モニター裏の上部にはスチール製のネジが取り付けられている箇所がある。このネジをマグネットで吸い寄せられないだろうか。
ステーを取り外すと小さい穴がいくつか空いた状態になってしまったがみなかったことにしよう。ネジの位置にピンを打ち、マグネットを付けてみた。これも「セリア」で手に入る。
バッチリ取り付けできた。うまくネジに吸着し、固定されている。大きな振動には耐えられないと思うが見た目も良くなり、脱着も簡単になった。
前後比較
最初の状態。
一旦完成の図。モニター上部の出っ張りが気になる。
マグネットに変更後。出っ張りがなくなってスッキリした。
おわりに
MacBook Proのディスプレイと比較するとモバイルモニターのディスプレイ解像度はフルHDなので画質は下がってしまうが、快適度はかなり向上した。
設置は割とうまくいき、応急的に考えたマグネットもしっかりとくっつき満足。かかった費用の総額は400円ほどで出費も抑えられた。
百均グッズはついつい「100円だから」と無駄なものまで買ってしまいがちだが、考えて使うととても安く便利なものが手に入る。うまく活用したい。
電子部品にマグネットを付けるという挑戦的な行為に驚きました。
コメントありがとうございます。
いろんなことを試して遊んでます。
同じようにモバイルモニタの壁掛けを考えていて辿り着きました。
マグネットのモニタへの影響はありませんか?
404さんコメントありがとうございます。
すべてのモニターで問題がないとは言えませんが、私の使用しているモニターでは使用時に特に不具合の発生などは見られませんでした。