Mac mini 2018にBootCampにてWin10をインストールしたが、内蔵SSDの容量が足りなくなった。Mac mini 2018は内蔵SSDを交換することはできず、容量を大きいものに増やす事ができないので外付けSSDを利用する。
また、BootCampは外付けSSDをサポートしておらず「Win To Go」を使うこととなる。
もくじ
外付けSSD
手持ちにM.2 NVMeのSSDがあったのでSSDエンクロージャーを用意したが、ポータブルタイプも良さそうだ。
ポータブルタイプ
AmazonなどにあるポータブルタイプのSSDで良さそうなもの。
RAVPower
細身のスティックタイプで最も魅力的な形状。
SanDisk
堅牢性を求めるならSanDisk。容量2TBまであり。
Samsung
SSDと言えばSamsung。こちらも小型。
外付けSSDケース(エンクロージャー)
NVMeのSSDと組み合わせることによって高速な動作が期待できる。
SSDケース
使用したケース。安価ながら良好な品質で、説明画像にはなかったC to Cケーブルも付属していた。
SSD
組み合わせたSSDはインテルのもの。512GB~2TBまで。
Win To Goのインストール
参考ページ
手順は以下のページ。
別途WindowsPCを用意するか、BootCampを使う。
BootCampと外付けのWin10は共存可能だった。
Win10の使用にはライセンスが必要。
Win10 Home
動作確認
BootCamp用のドライバをインストールし、正常動作を確認。

参考サイトによるとツールのWintoUSBの無料版ではWin10 Homeのインストールにしか対応していないとのことだったので、Win10 Homeをインストール後、Proにアップグレード。
SSDのベンチマーク

▲SSDケースの説明通り、リード / ライト共に1000MB/sほどの速度を確認できた。
ブートドライブの切り替え
Windowsの起動には、USBキーボードなどで起動時に「Optionキー」を押しっぱなしにして起動ドライブの選択画面からWinToUSBドライブを選択する。macOSのシステム環境設定にある「起動ドライブ」からは外部SSDを起動ドライブに指定する事ができない。
いったんWin To USBにてWindows10を起動後「Boot Camp コントロールパネル」から「WinToUSB Windows」を指定すれば次回から外付けSSDのWindowsが起動される。

まとめ
- 通常は外付けSSDでBootCamp不可
- ツールを使用すれば外付けでWin可
- ツールは無料版だとWin10 Home迄
- Proは後からアップグレードできる
- ケース × NVMeならR / W 1000MB/s
- macOSではUSBブートドライブ選択不可
- WinのBootCampコントロールパネルなら選択可