【データSIMで通話】090番号を捨て節約!

電話番号を使う機会もだんだんと減っている。ビジネスでは難しいが、親しい人たちならLINEなどで通話できる。

090や080などから始まる電話番号を捨てることができれば、SIMカードの契約はデータ通信のみでよくなり、安くすることができるうえ、解約時の違約金やMNP手数料からも開放され自由度が高まる。

しかし、完全に電話をかけられないのはさすがに困る。そこでデータSIMで通話できる方法を試してみた。

データSIMのみで通話する方法は?

050番号のIP電話ならデータSIMで通話できる

データ通信のみの契約だと090番号はなくなり普通は電話が掛けられなくなる。しかし050の番号を使う「IP電話」ならデータSIMでも通話が可能だ。

月額料無料のSMARTalkで050

IP電話サービスである「SMARTalk」を契約すれば050番号をデータ通信のみで使用できる。090など一般の電話にももちろん掛けたり、受けたりが可能だ。

基本料金は無料で、通話料は8円/30秒となっているのが特長で、月額の維持費がかからず、通話料も良心的。

050でかけられない番号

  • 0120
  • 0570
  • 110
  • 119

など。上記の番号にはかけることができないので注意が必要だ。0120や0570は03や06などの番号を調べて電話したり、110や119番は最寄りの警察署や消防署に直接電話するなどの対策が必要となる。

データ用SIMで通話テスト

このサービス自体はかなり前からあり、私自身3Gの時代に試したことがあった。

3Gの時は雑音や遅延がひどくあまり使えないといった印象だったが、4Gとなった今はどんな感じなのだろうか。

SMARTalk謹製のアプリは着信がうまくいかないなど、評判が悪いので「Zoiper IAX SIP VOIP Softphone」にて設定し、通話を試した。

Zoiperの設定

Zoiperの設定は以下の記事が参考になる。

遅延

早速通話を試した。

まずは遅延についてだが、多少の遅延はあるものの、わりと普通に会話が可能。ただ、一般の電話より少し遅いかなといった感じだ。

以前はもっとはっきりと遅延があったように思うが改善されているようだ。

音質

音質は3G時代から大きく改善されており、聞き取りやすい。VoLTEやLINEの通話よりは劣るが、まぁ使えるかなという印象。

着信

着信は「大体」成功するといった印象。Zoiperを常駐させる設定にするとほとんど大丈夫だが、たまに着信できない時がある。

着信に失敗した時はSMARTalkからメールが来て、着信があった時刻と電話番号を教えてくれる。留守番電話をセットすることも可能だ。

Wi-Fiに接続すると遅延する

Wi-Fiに接続した状態でZoiperを使い通話すると遅延や音質が低下した。4Gなら綺麗な音声で通話することができた。

つまり、Zoiperを常用するならスマートフォンをWi-Fi接続するのはやめた方がいいということになる。だが、ChatWiFi のような超大容量SIMなら問題ない。

100GB以上もの容量を使えるSIMがあればWi-Fiに接続する必要はほぼないだろう。

データ用SIM通話と超大容量SIMで究極の節約

データSIMに超大容量のSIMを契約し、ネット契約を解除した場合の料金を試算してみた。

音声通話SIMでの料金

格安SIMであるBIGLOBEで私が実際に契約していた料金プランとインターネット回線の料金。

通話付き3GBプラン1,600円
エンタメフリーオプション480円
インターネット光回線(戸建て)約5000円
合計8,080円

格安SIMなので上記でも十分に安価となっている。docomo, au , SoftBankのようなキャリアだと、もっと高額になる。

データSIMで通話できるようにすると?

050番号を導入し、データSIMのみで通話も使えるように。さらに超大容量SIMを使い自宅のインターネット回線はテザリングで補う。

SMARTalk0円(通話料のみ)
Chat Wi-Fi(データSIM 100GB)2980円
インターネット解約
合計2,980円

料金は月額で5千円ほど安くなった。1年で約6万円の節約となる。

さらに100GBのデータ通信が使えるようになり、どこでも快適にインターネットができる。モバイルWi-Fiを契約しているならそれも必要なくなるのでさらに節約効果が期待できる。

もっと簡単に安くする方法は?

上記は少々極端な例で、あまりおすすめすることはできない。

データSIMで通話ができれば大きく節約することも可能だが、不安定な時があったりフリーダイヤルにかけられない不便さがある。スマートフォンの設定に不慣れだとアプリの設定も難しく、うまく動かない時の対処も困難だ。

そこで、なるべく簡単に安くできる方法を考えてみた。

最低料金プラン&無制限モバイルWi-Fi

この方法ならdocomoやau、SoftBankなどのキャリアでも、格安SIMでも行動に移しやすい。無制限のモバイルWi-Fiを使うことで料金プランを最低限のものにさげることができる。

さらに環境さえ整えば、自宅の回線を無制限モバイルWi-Fiに置き換えることができる。これならトータルで大きく節約することが可能だ。

料金例

b-mobile 1GB990円
どんなときもWi-Fi3,480円
合計4,470円

DSDV&超大容量SIM

こちらはデュアルSIM対応端末への変更が必要なので少々敷居が高くなってしまうが比較的簡単。

DSDVに対応した端末なら通話用SIMと通信用SIMを1台のスマートフォンにセットして使うことができる。電話は通話用SIMを使い、通信は超大容量SIMを使うといった使い分けの設定が可能だ。

こちらも月100GBとテザリングで全てまかなうという条件がクリアできれば、自宅の回線を置き換えることができるだろう。

料金例

b-mobile 1GB990円
Chat Wi-Fi (データSIM 100GB)2,980円
合計3,970円

おすすめDSDV対応端末

おすすめは海外版のiPhoneやGalaxy, Xperiaなど。

おわりに

音質と遅延に多少の問題があるといえ、SMARTalkは普通に使えるレベルであり導入すればかなり通信費を抑えることができそうだ。

だが、問題もある。

  • 安定性が少々悪い
  • ビジネスには厳しい
  • 0120, 0570などが使えない

これらを解決するには安価な通話SIMと、無制限モバイルWi-Fiや超大容量SIMの組み合わせが良さそうだ。

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